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2017-01-20 17:34:00
札幌での移住生活を体験したり、考えたりするためには、とても便利で親しみやすいブログがあります。 ぜひご一見され、ご利用ください。 1 「札幌で一部屋をマンスリー契約し一晩過ごす」2016年5月13日付 2 「うっかりやっちゃうブログ 移住」2017年1月17日 3 「札幌移住日記」(ローコスト版、と註がしてある)2017年1月 同じ人物が書いているブログと、推察します。 情報は詳しく、新しい。写真が入っていて、読みやすい。 この人は2016年5月以来もう1年近く札幌で「ローコスト」の「ルンルン生活」を送っているらしく、情報がほぼ年間にわたっているのも、見ていて楽しいですね。 当「アイランドコーポ」、また、その管理業者「ルームドクターズ」、ともども、大変このブログに好感を持ちました。
2017-01-19 23:06:00
「ライラの冒険」シリーズ英書で出会う単語レベルは、決して低くはないのです。8千語程度の語彙が必要でしょう。日本の高校生が難しい大学受験に期待されている英語語彙は5千語か、せいぜい6千語でありましょう。「ライラの冒険」では間違いなくそれよりも2千語程度余計の語彙が必要です。★じゃあその2千-3千語はなんなのかというと、これだって必要語彙なのでしょうよ。ただ、同じことをもっと基本的な単語で言い換えられないかなーと思う語彙がよく出てくるが、論理的意味はそう違わなくとも、情感が違ったり、ある特殊の意味が強められたりしていて、英米の日常会話などではやはり使うんだろう、ましてやフィクションともなれば、ぴったりのニュアンスの言葉をだしてこないと収まらないから、少年少女用物語だってやはり使うんだろうと。★ネティブ的日常会話をそれほどまごつかないでやろうとすると必要になってくる語彙がこの2-3千語だろうと、読んでいて納得します。いままでの日本の英語学習はこのレベルに弱かったのではあるまいか。★そしてこの上に語彙数1万から1万2千ぐらいが、タイムやニューズウイークを読む語彙ですね。日本の知識人はこのレベルまでは登ってゆきたいものです。よぼど語彙力の弱い米国の大学生でもこのぐらいはあるわけです。★他方ネテイブではなくて、たんにコミュニケーションのために英語を使う外国人は、もっと少ない語彙でもなんとか用事を足すわけです。英語学習上そのような「外国人」のレベルだけを考えるというのもおかしなものです。★英英辞典を引きながら読んでいると、その2-3千語を無理なく身に着けられるでしょう。英英辞典を伴う学習の、これが第1の狙いです。このへんのレベルの英単語を会話や作文に使えると、表現力の可能性が一段と高くなるのではなかろうか。
2017-01-19 21:57:00
The Golden Compassを Longman Advanced American Dictionary 傍らにして読み始めた日々は、本当に楽しかった。少年少女用物語ですから、大人の小説に現れるもってまわった表現やペダントリーやねちねちとした欲望描写や愛欲表現はまったく出てこない。子供が(英米の子供なんだろうけど)思案する範囲内で詳細に世界や社会を説き、ストーリーを展開させようとする。描写に決して無理な飛躍はないのです。英文は単純率直、ひたすらストーリーを説明しストーリーを展開しようとする。作者は英語の教育者で子供向けの英語の使い方に実に周到です。★当方も辞書を引く機会が現れると喜んで辞書を引く。辞書を引くこと自体がそのまま英文を読む一部になっているようなものですから。辞書を引くというより、辞書を読んでいるようなものです。ストーリーの面白さで、どんどん先へ進むわけです。★私は正直、思った。ああ失敗した。英語学習過程で、思想的、哲学的、学理的、技術的等々の高度の英文を(なんとなくそういう方向に追い込まれるんですけどね)「数多く!」読みこなそうなど、ずいぶんつまらない方針を取ったものだ。★この「ライラの冒険」のような奴を、英英辞典だけを座右にして、愛読したほうがどんなに「まとも」だったかと。なにも古典的名作ばかり読む必要はないのです。無名でも筋の良い文章に出会えばよい。★英語の専門家だの英語学者だのという人々は、私のこの考えをどう思いますか。★ただ、私はその後英英辞典をOxford Student 's Dictionaryに切り替えた。この英英辞典の方が今の私には軽くて使いやすいのです。この辞典だってよく考えて編集されていますよ。
2017-01-19 21:23:00
私の着想はこのイギリスのファンタジー「ライラの冒険」が私の言う「英語を習う過程での一冊の本」にならないかというのです。英語を学ぶ人に初めて「英文の物語を読む面白さを提示する本」、「英語という言葉の使い方を縦横無尽に展開して見せている本」。★私のこの本との出会いは次の通りです。私はあるブックオフで次の2冊のペーパーバックに出会い、なんということもなく、購入した。(ともに108円)Philip Pullman, The Golden Compass.とPhilip Pullman, Amber Spyglass.私はアマゾンを引いてこれがそれなりに有名な少年少女用小説であると悟り、(これはシリーズの1冊目と3冊目なのです。3冊で完結。)アマゾンから2冊目を買いました。値段は忘れたが確か300円程度支払ったはずです。Phillip Pullman, The Subtle Knife.(後でフィリップ・プルマン「黄金の羅針盤」上下・新潮社という1冊目の訳本も買いました。) アマゾンを引けば詳しい書誌はそこでわかるから、みな省略します。ウイキペディアにも書いてありますし。1「黄金の羅針盤」2「神秘の短剣」3「琥珀の望遠鏡」の3冊、総称して「ライラの冒険」。★私はなんの先入観もなく、The Golden Compassを手にして読み始めたのでした。しかしなんとなく英和辞典を引く気がしなくて、これもそのころブックオフで108円支払って入手したLongman Advanced American Dictionary(ロングマン、現代アメリカ英語辞典、桐原書店、2000)を時々引くことにしたのです。この英英辞典は説明がとても詳しくて納得がゆき、The Golden Compassもまた実に丁寧に記述された読みやすい本です。もし私が英語初学者でこういう入門の仕方が出来たらどんなに素晴らしかったろうと思いました。(これによって、疑似初学者になったと思いなさるがよい。)
2017-01-19 13:13:00
「肩こり」の話ばかりでは肩がこるでしょうから、別の話題も混ぜます。「ライラの冒険」というのは、10数年前に世に現れた少年少女向けのファンタジー読み物で、ゲームにもなったようです。作者はイギリスのフィリップ・ブルマンという人。日本では同じころ大人気になったハリー・ポッター・シリーズの陰になってしまって、日本で誰でも知っているという作品ではありません。★「思い付き」と書いたのには、理由があります。私はひょっとして、今まで誰もあまり触れたことがない考え方の下で、この「ライラの冒険」を評価しようとしているのです。★こういう「思い付き」ですよ。私は国民学校2年生(現在で言うと小学校2年生)の時に、当時ちょうど「ひらがな」の習い初めでしたが、漢字が少なく・たいていがひらがなで書かれた本に出会い、その内容が私の気分にあっていたので何度も読み返しました。その本は叔父に買ってもらった本だった、と覚えています。ただ、残念ながら書名は記憶していません。他人に貸したのに返してもらえず、失われてしまったからです。★私はその本によって、まとまった物語を読む面白さに初めて引き込まれ、また、言葉の縦横自在な使い方にひきいれられたような気がします。読書が好きになった人間には、昔育ち盛りのころ、このような「一冊の本」との出会いが、ひょっとしたら共通にあったのではないでしょうか。この「一冊の本」は必ずしも世間に名の通った有名な本とは限りません。★さしあたり、これを仮説と考えてください。★ところでこのような「一冊の本」になりうるような「英文の本」は、英語の学習過程に存在しないでしょうか。