インフォメーション

2016-10-30 01:52:00
日ハム、広島第5戦で、ひとつ事件があった。この是非は、はっきりきりをつけておいた方がいいと思う。★9回裏、日ハム岡の打席で、岡に死球が当てられた。岡が憤慨して1-2歩投手のほうに踏み出しかけたら、広島の石原捕手は岡をなだめ、岡は1塁へ向かおうとした。★そこへ広島の新井が怒ってベンチから飛び出して本塁へ向かおうとし、広島ベンチも続きだした。同様に、日ハムの中田が怒ってベンチから飛び出してき、日ハムのベンチも続きだした。★こりゃいったいどういうことだ。この件について膨大な書き込みがネット上に出来上がり、いまだに記入が続いている。双方のフアンが入り混じって投稿しているから、「問題が何なのか」は非常に明らかだ。★新井側の理屈は、「デッドボールまでは試合の内。岡が投手の方に歩こうとしたのは試合の外」だから、「岡はけしからん。」★中田側の理屈は、「てひどい デッドボールを打者に与えた際は、投手は帽子をとって遺憾の意を示すのが日本人としての礼儀であろう」から、「けろっとしている投手は、けしからん。」★投手が遺憾の意を示す必要があるかどうかは、ルールブックにはないだろう。米国の大リーグでは詫びなぞしないのかもしれない。(そもそも米国人は日常普段でも簡単に詫びをしない)岡が投手の方に怒って歩こうとするのは厳密にはルール違反かもしれない。これは新井の理屈の根拠。しかし日本人の人情は中田にくみするだろう。大リーグのルールだかなんだか知らないが、ここは日本であろうが。★これは普段非常に起こりやすいケースなので、日本での野球人の理屈を、ひとつに絞っておく必要がないだろうか。
2016-10-30 01:32:00
2016年10月30日・日曜日 昨日の日ハム・広島の最終戦を回顧したい。この広島での最後の2戦に、両チームの監督も選手も、異常な熱意を燃やしたに相違ない。戦いに先立ってはっきりしていたことは、広島が第6戦に野村投手を送り、第7戦を黒田投手で結ぶらしいということであった。それに対して日ハムは、大谷投手がどのような使われ方をするのかが、はっきりしていなかった。★第6戦の日ハムは増井先発と告げられ、大谷はベンチ入りであった。大谷を立てずに予備としたことは、結果的には成功だったのではないか。大谷の使い方は日ハムにとって「良き余裕」となった。その上実際には全く使わないで済んだのである。増井-鍵谷-石井-バース-谷元という継投で日ハムは乗り切った。(バースはヒットすら打った)★大谷先発を予想してバッテング練習していた広島の選手たちは、結果的にはすっかり裏をかかれた。また日ハムは選手たちに1日休養させたが、この休養はよい余裕を生み出した。★大谷抜きに日ハムの打線がつながるものかどうか大いに懸念されるところだが、第6線はとてもうまくいった。西川が第5戦の余韻を引いて長打を2本放ち、中島は毎回塁に出、田中選手も非常に活躍した。これによって試合前半の4点がもたらされていた(これは隠れた勝因だと思う)。そして8回の6点の得点という爆発につないだのである。結果論から言ってこれだけ見事に打線が機能したことはかってなかった。しかも大谷抜きでそれが可能だったというところが、収穫であろう。★素晴らしい試合だったね。
2016-10-29 23:01:00
10月29日・土曜日。広島マツダスタジアム。日本ハムは10対4で、日本シリーズ第6戦を制した。広島もがんばったが、勝ち目がなかった。投手は増井。最高殊勲選手はこの第6戦で満塁ホームランを打ったレアード選手に与えられた。優秀選手は、バース、西川、中田の3選手だった。日本シリーズの対戦成績は、日ハムの4勝2敗。日ハムは2敗したあと、4連勝して勝った。★本日の試合。私は冒頭1回西川選手の3塁打で、早くも日ハムの勝を確信したが、もっと詳しく「心理的」に辿ってゆくと、2回、大野捕手のパスボールで1点取られ、レアード3塁手の凡失で1点取られたときに、「日ハムトリックスターの始動」を感じた。4回、田中2塁手のヒットで1点、西川左翼手の3塁打で2点、これでもう「トリックスターの出動」は間違いない。そのうちに、広島にとっては魔の8回がやってきた。四球やバースのヒットやですでに2点取っていたが、とどめがレアードの満塁ホームラン。この辺で勝負は決まった。★大谷はせっかくベンチ待機していたのに、ついに打席の機会もなく、ピッチンクの機会もなかった。★ああ日本シリーズが終わってしまうと、来年まで試合が見られない。もう北海道には冬の気配が迫っている。「あはれことしのあきはいぬめり」だね。もう1戦、対広島戦を見たかった。今度はきっと大谷二刀流で、広島の黒田投手と対決したことだろう。しかし栗山監督ではないが、もう1戦して負けでもしようものなら元も子もないから、ここでゲームセットだね。日本ハムの皆さん。1年間面白く、為になる野球を見せてくださってありがとう。また間接的になるが、日ハムと戦った諸チームの皆さんにも感謝する。
2016-10-27 23:37:00
10月27日・木曜日、札幌ドームに天変地異が起こった。日本シリーズ第5戦。日ハム対広島、2勝2敗で今日の決戦。この後舞台は広島に変わる予定。日本ハムは5対1で勝利して、優勝に王手をかけた。投手は加藤。★1対1で9回の裏へ行き、ツーアウト満塁で打席に立った日ハム2番の西川左翼手は、なんと満塁ホームランを右翼席に打ち込んで、サヨナラゲームとなった。★こんなことは空前絶後とでも驚天動地とでもどう形容しても足りない。日本の歴史の中で同様のことは今後二度と起こるまい。もちろん西川選手のホームランと同時に球場挙げて騒然となったが、気が付きましたか、日ハムの大観衆は、勝った時に揚げようと手にして待ち構えていた風船を挙げるのを、忘れてしまった。それほど意外だった。★打った西川選手は、感想を聞かれたときに、「自分でも何が起こっているのかわからなかった」(むろん打つと同時に右手を挙げていたから、ホームランだとは知っていたのです)。そして叫んだ。「4万人の大観衆の皆さん。これから一緒に広島へ行くぞ。」(これじゃ、パイプバイパーだね。将にトリックスターに由来する西洋風の民話だ。とうとうみんな広島へ連れてゆかれることになった。)それだけではありません、西川は「俺のために日本一になれ」と墨書きした武田勝のシャツを着てお立ち台に現れたから、今日の試合は自ずから「武田勝引退試合」の格式を持つことになってしまった。引退試合は黒田投手だけのためではないのです。★私は日本ハムの勝利を今日早いうちから予感していました。2回に満塁で中田がホームに向かい、ホームから追われて戻って来たとき、3塁ベースにはすでにレアードが入っていました。それなら中田は3塁より前で憤死していればいいのに、3塁ベースへ戻ってしまったので、審判はレアードの方にアウトを宣告したというプレー。そして、3回に2塁手田中が1塁から走ってきたエルドラドをアウトにしたが、エルドラドが巨体を2塁ベースに転がしてきたので、まるで牛若丸のように(ないしは舞の海のように)ひらりと空中を舞ったが、おかげで1塁には送球できなかったプレー。私はこれらのプレーに、「トリックスター始動の予感」を深めました。そして極め付きがこの9回裏の西川の満塁ホームランですね。(この場合なにもホームランを打つ必要はなかった・ヒットで十分だった)それが満塁ホームランになってしまったところに、「道化役」西川の面目があった。★トリックスターの大本尊が(ものにたとえるなら)栗山監督の稲荷大明神だとすると、いままで「大道化役」の狐は大谷だったが、ここに西川がそれに並んで「大道化役」の狐として現れた。(狐は稲荷大明神のお使いなのです)今年の日本シリーズのシリーズ男は、西川選手ですね。よし、日ハムは日本シリーズを取らせてもらうぞ゛。
2016-10-27 12:05:00
以前この「日ロ国交回復後の青写真(3)」10月11日で、日ロ国交回復後にほどなく見込めそうなこととして、「サハリンの天然ガスが、パイプ敷設によって、石狩湾へ入ってくる。そのガスは札幌に供給されるが、北海道中央を縦断して苫小牧にももたらされる。すでに道央を縦に縦断するガス・パイプはしている。」と書いた。★日ロ関係は、安倍首相が交渉内容を秘匿しているので、公式には「確たる」ことが報道されていない。★それにしても、まったく秘密というわけにはゆかないから、いろいろのことが言われることにもなる。★しかしもし「事成れば」当然に日ロ国交開始によりヒトとモノの流れが生じるのが知れ切ったこと。その知れ切ったことを語っておくのはなんら不思議なことではない。★私が以前「10月11日」に書いたのは、サハリンから北海道に入ってくるであろう天然ガスの流れであった。日本がロシアにモノを売るのに、ロシアからの代価が必要だが、ロシアは資源を日本に輸出してそれを主要な代価とするほかなかろう。サハリンのガスは貴重な代価である。★そして私は北海道へのガス供給だけを描いたが、当然に日本の本州がこれにかかわってくる。この数週間の間にこの件に関して本州側に動きがあり、インターネットに出ている。ひとつは、裏日本知事会とかを開催して、裏日本の活性化のために、裏日本を東から西にぶっ通す高速道路を完備し(そういえばほとんど整備されていない地方がいくつかあるものね)、その高速道に付属して「ガスパイプ」を設置し、サハリンからの天然ガスを裏日本に流すというのだ。(そうすると北海道はニセコだの、瀬棚だの、江刺だのを経由して、弘前のほうへパイプを持ってゆくのだろうかね。)もう一つは、苫小牧から、噴火湾の海中をくぐって道南から函館周辺で対岸の青森へパイプをつなぎ、このパイプを東北地方の太平洋側を東京まで引っ張る、という考えだそうだ。首都圏へのエネルギー供給を狙うわけだ。(東京から新潟へパイプを走らせてもいいようなものだが、北海道とはぜんぜん違う地形なので、本州は南北縦断が難しいのだ。)★本州のこの2系統のガスパイプ案のうち、どちらが簡単にできそうかと言えば、東京行きがそうだというのはわかりきっている。裏日本は、やるとしてもかなり時間がかかるだろう。★パイプが入ったところは、エネルギー事情が他より格段に安定するから、原子力発電所なぞ早く廃止してよかろう。そういう展望が立ちやすくなろう。★いずれにせよこれからの要路者は、早く天下の形勢を見ながら自分の責任範囲の民をいち早く守ってくれないようでは、要路者の資格なぞあるまい。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...