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2025-06-02 20:14:00
日刊スポーツ、6/2配信、デジタル記事。「田中真紀子氏が鳴らす警鐘、備蓄米より大切なこと『もう4、5年したら』『お米が消滅して』」。最近の日本のコメ関係のあまたある配信の中で、この田中氏の発言とされることは、『警鐘』ではなくて、私には『予言』と聞こえた。田中氏は今後の日本政府のコメ生産・販売に関する施策のありようによっては、少なからぬ農民が米作を断念して農家を廃業するのではなかろうか、と言っている。その場合の日本は、外米輸入によって必要なコメを確保するほかなかろう。その場合外米は、いま売り出されている備蓄米程度の価格で購入可能かもしれない。そしてどうしても「高級ブランドの日本米」でなければならぬ人々は、その倍か3倍の値でブランド米を買うことになる。(最近のアンケートではブランド米でなければ食わぬという日本人が50%いるらしい。)日本国民はその絶対必須の燃料についてはもう国産をいう人は極めてまれだ。コメが燃料同様になるのはそれはそれで経済だろう。/しかし、それでいいかね。いまそれを真剣に考えようと田中氏は言っているわけだ。多分いま考えないともう考える機会はないのかもしれないので。/なお日刊スポーツ紙は、紙の新聞としては地方では朝日新聞販売所に申し込むもののようです。デジタル版は何時でもネットでみられます。
2025-06-02 10:14:00
6/2スポーツニッポン紙は、昨日の対ロッテ2連勝で、明日からの対阪神戦に始まる「セパ交流戦」に堂々と入る構え。第一面に新庄監督大写し。いわく、セパ交流戦は11勝7敗を予想したいと。日ハム自軍打撃陣は監督から見てやはり弱体だから、交流戦の機会に選手の打撃力熟成を狙いたいと。2頁には交流戦最初の対戦相手である阪神の現況。3頁には昨日のロッテ戦でさよならホームランを打ったレイエス選手を特集した。(むろんこれらの記事はデジタル版、スポニチ・アネックスにも載っている。)/今日の朝日新聞、北海道新聞、なんとなく中心話題を欠くが、しいて言えばやはりコメの増産体制にどう取り組むかという話題だろう。小泉大臣の備蓄米売り出しで、目先の国民的不満は収まるだろうが、今後長きにわたるコメ安定供給体制を早急に確定してゆかなければならないだろう。
2025-06-01 08:08:00
スポーツニッポン紙今日の紙面。昨日、日ハムが対ロッテ戦9回裏さよなら勝ちの記事、矢沢が勘でカーンと写真入りで報じられる。この「勘」というのは新庄監督が矢沢を代打に起用したことがそもそも「勘」だというに由来するが、臨戦感覚では確かに郡司のサヨナラ打よりも矢沢の打球で2人生還したほうが「やった感」が強かった。コメは売り出し記事が書かれていた。/朝日新聞、北海道新聞、ともにトランプ氏が25%の米国鉄鋼・アルミ輸入関税を突然50%に引き上げたというのだが、根拠等まったく不明で、例によってマンガチック。バカじゃなかろうか。
2025-06-01 06:10:00
私が見ているヤフー上のネット配信記事では、いまどういうわけか、スポーツ新聞が配信するデジタル配信記事が、トップの方にいる。最たるものが中日スポーツ配信記事5/31.今自民党農林部会が小泉にがちっと釘をさせと老人が言うが、けしからぬ話。この老人や自民党農林部会がコメひっ迫の元凶ではないかというニュアンス。この「ルール発言」は図らずも同時に存在する次の3つのデジタル記事に強くサポートされている。1.朝日新聞デジタル5/31配信の、記事。これには中日スポーツ配信記事にみられた世論の反発という色彩はまったくない。すると、小泉は政治のルールを乱したという主張になる。2.スポニチアネックス配信5/31.小泉劇場は不真面目だからやめろという小沢一郎氏の意見を載せている。3.東洋経済オンライン5/31配信は、小泉劇場のポピュリズムを非難する声の理論的正当さを述べる識者さんのご意見。ほかにも特異さがめにつくスポニチアネックス5/31配信。玉木議員が言うように、古い備蓄米を今売り出さざるを得ないという事は、農政の失敗だろう、いま同時に26年産米でコメ供給体制が大きく増加するように、減反廃止を宣言すべきだ。スポニチアネックス6/1配信。5キロ2160円のコメは消費者に好評・悪評様々の声で迎えられている。そして、従来のコメは相変わらず高値で売られている。/以上のデジタル記事は「視聴率が高かった」からいまトップの方に並んでいるわけだね。普通はそう考える。そうすると、小泉大臣が自民党農林部会を通さないで今回の備蓄米売渡を決定したことが、そしてそれが小泉ポピュリズムになっていることが、デジタル上のコメ問題のトップ話題になっているということかね。そしてたいへんに面白いことは、事態をデジタルニュース上でリードしているのは、圧倒的にスポーツ新聞デジタル版だということになる。/そして私は、はたと理解した。前農水相江藤さんには、人間的に悪いことは何もなかったのだ。ただ、この人は、自民党農林族の「古参」であったがゆえに、いわゆる「ルール」、まず自民党農林部会の了解を得る、という挙に出られなかったというだけのことだった、と。
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