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2024-11-29 06:08:00
今朝のニュースで「放送100年」と言っていた。ラジオ放送がちょうど昭和の始まりと同じころ始まって今100年。いまラジオはカーラジオとしては常時動いているが、その他では特殊の時しか使わぬ。/テレビが普通になったのは昭和30年代だろう。/そして平成になってネットが技術的に可能になり、21世紀に入るころにはポピュラーな情報手段となった。/それもまもなくパソコンから携帯(すまほ等)へ大衆的情報手段が移行。/その100年間。ラジオを聞きながら、ないしはテレビを見ながら食事をするのが当たり前の世相になっていたので、その子孫が携帯(すまほ等)を使いながら食事しても、歴史的には別におかしいことではない。/ただ、病状が重くなった病人は、特段に世間の情報を必要としないから、ラジオもテレビも携帯も使わない、というだけのことだろう。/病状が重い病人は、病院当局がすぐ常時点滴に切り替えてしまう。/点滴のチューブにつながれてなお携帯を手放さないのは、これは本当の病気なのだろう。あなたはひょっとしてこれではないのか。まあそれも当然かもしれないが。
2024-11-27 08:33:00
「食事中の音声」というので、某介護型老人ホームの食堂の30分を観察したときのことをおもいだした。/ホームの食事時間は30分もあればすっかり済む(準備で待っている時間はせいぜい15分)(終了時そこに残っている住人はほとんどいない・某老人ホームに至っては、終了時そこにいることすら規則で禁止している。)/食事中録音した音楽がなんとなく流れていた。食事している住人は(半数ぐらいは車椅子だが)、女性は小声で隣人となにか世間話をしたりしているが、男性は(男性数が女性よりずっと少ないが)男性だけ同席していて、ほとんど一言も話さない。(これは実は声帯が弱って声がでなくなっているという場合が非常に多い)食堂全体としては、施設の料理人・給仕人や同席している介護職員のあいさつやとりなしの言葉が聞こえるほかは、全体として静寂。老人ホームの一日で、居住者に社交の機会があるとすれば、たいていがこの食堂の時間ぐらいのものだろうが、これではその社交にすらならない。しかしやはりこれも社交の一種だろう。/すまほを使いながら食事するのも、現役の生産年齢の人々の権利だろう。おおいに楽しまれるがよい。/持って回ったような文章になってしまったが、ここで言いたかったことは、この施設の食堂にもしあなたという男性がいれば、その人物は全くの静寂の中で一人で食事しているのとほとんど変わらないだろうという事実だ。実感として孤独そのものさ。
2024-11-27 08:11:00
今朝のNHKニュースで、「スマホめし」というのがあった。一人で食事の際に、非常に多くの成人が、食事中にすまほ(もしくは携帯)を使いながら行うという話題。理由はとぃっても、確たるものはないが、ただ「人声ないしは音楽を聴きながら食べると、食事が10パーセントがた美味しく食える」のだそうだ。まったくあきれた話。「亡国の兆」だ(古い言い方だね)。/私はけいたいなぞ、あるけどめったに使わぬ。けいたいに入ってくる大量のメールは、99%、企業が商売の宣伝でよこすものだ。私は月に数度しかメールを使わない。けいたいにも大量の電話がくるが、宣伝が多すぎる。着信になっている電話は、知っている番号以外は返信しない。情報はテレビだけで満足。朝の天気予報とニュースを聞き、1日に2回ぐらい定期的なドラマを見る。テレビの利用はその程度。それでもその間たっぷり宣伝を聞かされている。上記の程度でも1日4時間ぐらいはテレビを見ていることになりはすまいか。ラジオは、毎日午後、音楽を聴きたいときにかけておけば、なにかに当たる。新聞は割と時間をかけて、1日1時間ぐらい見ている。(もっとも、詰め将棋をやっていたり、暇つぶしにもなっているが。)あとは多少の読書。
2024-11-21 06:46:00
今朝のNHKニュースで、米国の次期大統領トランプ氏は、日本をはじめとする諸外国に最高20%の関税をかけると言っている。中国には最高60%であると。こんなひどい対外政策はありうるところではない。これで相手国が報復関税を米国にかければ、これぞ1世紀ほど前の1930年代の、世界中の国々が対立して自国の世界市場を囲い込んだ「アウタルキー時代」、軍事的には米英等と日本・イタリア・ドイツ等いわゆる枢軸国が対立した「ファシズム時代」だろう。ついこの前閉幕したG20は、世界の自由貿易体制の継続を政策として宣告した。これが現在の世界の総意だろう。/確かにトランプ氏は国内の中産労働者たちにこういうことを公約して選挙戦に勝った。しかし米国が急に180度自国の国策を転換することに現実になれるものかどうか。米国民よ少しは考えよ。
2024-11-16 06:47:00
今日6時のNHKニュースは、今スペインのバルセロナ市で、観光客の宿泊のために、市内に1万件ほどの民泊ができており、市内に住むアパート住民はどんどん郊外に移住せざるを得ないと報じている。アパート平均賃料は月1200、これに対して、アパートが民宿化すれば1週末で1000ほどであると。アパート賃料はここ10年で68%上がったが、民宿化には到底対抗できないと。このままでは住民の賃貸アパート全滅となるので、バルセロナ市は2028年を以ってアパートの民宿全廃を宣言するらしい。民宿を全部住民専用に戻すというわけだ。/NHKは之を報ずる際にたぶん京都府のぐらいしか念頭に置いていない。/わが札幌市はどうだと思うかね。せめていま、肝心の住民諸氏は、少しは自分の現在・将来を考えてほしいよ。みなさんは手っ取り早く、ハイカラなアパートに住もうと、ネット上の賃貸仲介業者の店舗が発する情報と仲介に直行するだろうが、そこではハイカラだが高価なアパートに優先的に顧客を誘導する仕組みが出来上がっている。/一昔前にはみずから居住希望地の付近を自転車で徘徊して、安くて手ごろなアパートを探す客がかなりいた。今はそういう人は絶えていない。札幌市内では、いずれ数年内に、安い・手ごろなアパートは、身売りして消滅するだろう。
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