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2017-01-19 21:23:00
私の着想はこのイギリスのファンタジー「ライラの冒険」が私の言う「英語を習う過程での一冊の本」にならないかというのです。英語を学ぶ人に初めて「英文の物語を読む面白さを提示する本」、「英語という言葉の使い方を縦横無尽に展開して見せている本」。★私のこの本との出会いは次の通りです。私はあるブックオフで次の2冊のペーパーバックに出会い、なんということもなく、購入した。(ともに108円)Philip Pullman, The Golden Compass.とPhilip Pullman, Amber Spyglass.私はアマゾンを引いてこれがそれなりに有名な少年少女用小説であると悟り、(これはシリーズの1冊目と3冊目なのです。3冊で完結。)アマゾンから2冊目を買いました。値段は忘れたが確か300円程度支払ったはずです。Phillip Pullman, The Subtle Knife.(後でフィリップ・プルマン「黄金の羅針盤」上下・新潮社という1冊目の訳本も買いました。)
アマゾンを引けば詳しい書誌はそこでわかるから、みな省略します。ウイキペディアにも書いてありますし。1「黄金の羅針盤」2「神秘の短剣」3「琥珀の望遠鏡」の3冊、総称して「ライラの冒険」。★私はなんの先入観もなく、The Golden Compassを手にして読み始めたのでした。しかしなんとなく英和辞典を引く気がしなくて、これもそのころブックオフで108円支払って入手したLongman Advanced American Dictionary(ロングマン、現代アメリカ英語辞典、桐原書店、2000)を時々引くことにしたのです。この英英辞典は説明がとても詳しくて納得がゆき、The Golden Compassもまた実に丁寧に記述された読みやすい本です。もし私が英語初学者でこういう入門の仕方が出来たらどんなに素晴らしかったろうと思いました。(これによって、疑似初学者になったと思いなさるがよい。)