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2018-02-24 00:47:00
2018年2月23日・金曜日・曇り。なぜ「曇り」と表記?ここ数日の札幌の天候は、「曇り、たまに晴れ、ときどき雪」というようなもので、七面倒くさいから一言で「曇り」と呼ぶのが至当である。お天気観測官の皆さんがたもすっかり情熱を失って、連日「曇り、たまに晴れ、ときどき雪」とほぼ同様なご託宣を並べて御座る。まー、気温がマイナス7度から0度くらいのもので、強風の日は稀。★今日午後4時ごろ、「ときどき小雪」というのがやってきた。屋内にいるとき、どこやらで「ばたばた」「ばたばた」という音が聞こえる。「なにごとならんか」外に出て車に乗ってから、音の正体が分かった。雨だ。雪に交じった雨。暗い中で路上をすかしてみると、路上の水たまりに細かい雨水の波紋。間違いなく雨だ!★北国の春の知らせは、とっじょ西だったか南だったかの風が吹くことだというが、この「春一番」が、風ではなく雨の場合もあるとは聞いていた。それに実地に出会った。ほんとに春を実感するよ。
2018-02-12 14:03:00
目下ピョンチャン・オリンピックの真っ最中。ところで、ここで目立つ話題が、オリンピックに南北朝鮮統一チームを繰り出したのを切り口として(それにしても、統一国歌がわりに、アリランをうたうなんて、素晴らしいね)、南北朝鮮対話モードも急速に高まってきた。★わたしはここに一苦言を呈したい。「南北朝鮮、簡単に統一されては、困るよ」。何をいうのかというと、南北朝鮮、共に稀代の軍事国家で、国力不相応の強大な軍事力を持っている。かりにこの軍事力の指標に「兵力」を挙げたとすれば、南が100万人、北が100万人として、南北がすんなり統一するとここに200万人の兵力という化け物のような国家が誕生する。★それに対してわが日本の兵力は、25万人ぐらいのものではなかろうか。★南北朝鮮統一の大前提は、大軍縮だろうが。韓国100万人を8分の1の12万5000人に、北も(朝鮮民主主義人民共和国というのかね)やはり8分の1に大軍縮して、ようやく我が国から見て「まともな」統一兵力となろう。このような大軍縮を統一の前提にしていただきたい。★さもなきゃ南北統一絶対反対。それにしても、同じ言葉を話し、同じハングルを書いて、同じアリランをうたっている、同じ民族だ。これが二つに分断され続けていること自体が、おかしな話だ。
2018-02-08 12:22:00
2018年2月8日・木曜日・札幌、曇り。近年ビットコインの話題がマスコミの好じになっている。さきごろNEMの日本での取引所で「580億円相当額が消えた」という話題で、特ににぎわった。★今日ウエブをみていたら、二つの記事がデイリー新潮から配信されていた。「ビットコインはインチキか」という記事と、「取引所はどれだけ儲かるのか」という記事である。★「ビットコインはインチキか」という記事は、岩村允という有識者の著書の引用をおこないつつ、ビットコインの「価値(市場価値にも対比しうる価値)」は、「ネット上の数式を解く発掘コストから生じている」のではっきりした基準がある。これはインチキということにはならない、とする。問題がありうるとすると、ビットコインが「ある量xで流通量が飽和する」という構造になっているところにあるかもしれないとする。(この「ある量で流通量が飽和する」ようになっていた「通貨」の問題は、貨幣史上存在したので、私見ではこれはとくにビットコインに限った問題ではないよ。)★「ビットコインはインチキか」という記事では、NEMの取引自体には取引費用はかからない、しかし取引所が顧客に「時価」でNEMを売るとき、あるいは、取引所が顧客から「時価」でNEMを買うときには、どちらの場合でも「取引手数料」が取引所に入る。この取引手数料が3パーセントから10パーセントほどかかっているが、この料率は変動制になっていると。そうすると政府に30パーセントとかの取引税をとられていても、なおかつ取引所には膨大な取引手数料が入金しうる。昨年の場合取引所の手数料収入が月当たり100億円にもたっしていたのではないか、というように指摘する。(これじゃ取引所の運営者が何百億円も儲けて、蓄えていても、無理からぬところだ。)★だけどね、従前の外国為替売買手数料だって、伝統的には行きに1パーセント、帰りに1パーセント、合わせて2パーセント、などとなるのは常識だった。この手数料は「市況」に従っていたはず。★おかみも、取引所の「収益」自体に課税していれば、こういうようにはならない。しかしそうするとあらゆる金融機関が送金手数料などで荒稼ぎしようとしているのも、取り締まっていただかなくっちや。★お互いに、経済と歴史を、もっと広い視野で考えよう。近視眼だよ皆さん。
2018-02-08 11:40:00
2018年2月8日・木曜日・札幌。積雪、降雪なし。朝から青空と雲と半々。朝方はやや寒かったが、日中になると、0度プラス・マイナス1度程度といういつもの常温。無風。車道は排雪車がすっかり削り取った後が、暖気によって溶けて、ところどころ水たまりさえできている。この天候は、冬ではあるが、「小春日和」という感じである。札幌雪祭りも2月6日から始まって今日で3日目だが、見物に何の不安もないだろうよ。★当方今日は午前中江別野幌若葉町に除雪に行ったが、数日間行っていないのでどうだろうとおもっていたが、数センチ程度しか新たな積雪はなかったので、ほとんど仕事にならなかった。若葉町は2月25日町内会排雪日と通知されている。(多くの場合、住民は、家の奥に溜まっていた積雪をこのとき路上に出す。路上が雪の塊で溢れ、戦場のようになる。当方のようにふだんせっせと除雪しているところは、この町内会排雪は不要である。それでただ分担金だけせしめられている。)これから2月後半にかけて、札幌地方は各町内会毎に町内会排雪日をやる。★立春を過ぎたら、こうやって札幌という雪国は、春に向かうのだ。その間、時々、ドカ雪がやってくる。
2018-02-06 13:30:00
先日発生した「札幌市共同住宅火災問題」は、当アイランドコーポ関係者なら、直ちに疑問に思う点があるだろう。★いったい生活保護費が規定する部屋代(上限)36000円で、築50年の木造アパートの、6畳程度でトイレも水道もない部屋に居住させるのが、「当然」なのかという点である。★単純に比較はできないかもしれないが、当アイランドコーポは、鉄筋コンクリート作りで、8.5畳の洋個室、もちろんトイレも水道もついている、を月1万5000円で提供している。(実際は共益費と水道代でさらに月5000円いただく) もちろん当館は、食事提供などはしない。★自立して生活できる人であれば、65歳以上の人でも、入居の話し合いは可能である。詳しい条件はこの左側などに書いてあるから、お読みいただけよう。★この問題は根が深いから、構えを変えて、もっと大きな問題として考えねばならない。それにしても「疑問」の要点はきわめて簡単である。★ひとつだけ、「当館特有」の問題を挙げておきたい。当館は「タバコ厳禁、居室はもちろん、館内厳禁」という政策をとっている。寝たばこやくわえたばこをしていて平然としているような人は、とうてい当館に住むことはできない。札幌市も「タバコぽいすて禁止条例」というユニークな政策をとっている。この政策をさらに強化しているのである。実はこの「政策」は、いろんな人が当館に希望してこられる際に「隠れた、重大なネック」になっている。そのことはよく承知している。