インフォメーション

2018-03-21 10:42:00
2018年3月21日・水曜日・晴れ、札幌。★住人交代完了。★Aさんの賃貸契約はそのまま存続することにした。★敷金、退去時清掃消毒料は、契約が終わるときに清算する。★家賃は4月からがBさん、3月末までがAさんとする。★Bさんには、入居申込書(その中に現在の身分などが記載される)、賃貸借契約書に記入いただき、但し印鑑は押さない。身元保証人はBさんの場合、連絡人の意味をもつ。★実はAさんは、バイクを敷地内に当方が無償で預かっていて、それをたいへん便宜にしていたと言われる。ついてはBさんも、バイクを置きたい由。それも了解した。★Aさんの賃貸契約継続という方法を選んだ理由が特に2つある。第1に、Bさんの契約とすると、例えばBさんの年齢が20歳未満の場合に、連帯保証人である(普通は)両親の保証印が重要な意味をもつ。しかし連帯保証人の保障は、急には間に合わない。第2に、通例は仲介会社は「重要事項説明書」というものを提示して不動産仲介の資格のある社員が物件説明をし、それが契約の前提になる。この過程をパスしてしまっている。★もっとも、最近たとえばアパマンショップリーシングは、重要事項説明という過程を、タブレットを顧客に提示して行う方式ではどうかとオーナーたちの賛同を求めている。なんでも最近の政府の規制改革で、これが可能だそうだ。そうすると、たとえば顧客と不動産会社の有資格の担当社員が、両者ともまったく現地の物件に赴くことなく、たとえば不動産会社の店頭で重要事項の説明を完了したことになるかもしれない。この場合、重要事項説明書の扱いがずいぶん変わるね。
2018-03-18 21:56:00
2018年3月18日・日曜日・札幌。当方北大近辺の管理下のアパートで、「住民を交代したい」という申し出を受け付けた。住民Aが4年住んで退去した後にAの知己であるBが入居したいという申し出である。★この申し出の動機はよく理解できる。1.北大理系学部徒歩3-5分の鉄筋コンクリートという物件はそうざらにはない。確実に確保したい。2.退去者も入居者も引っ越しが大変だ。「交代」によって引っ越しの手間を軽減したい。大きくて高価な家具はそのまま使えれば両者に得だ。3.入居者も退去者も普通は仲介会社に膨大な支払いをすることになる。これを「交代」によって一挙に軽減したい。まあこの3つが動機だろう。★私は2案提示する。1案。入居者Bさんに、オーナーあての入居申込書と契約書を書いてもらい、署名押印して、これを受理する。敷金などはAさんの出していた分を返し、改めてBさんから受け取る。交代日を4月1日とする。2案。Aさんの契約が存続することにし、契約の基本的義務はAさんが負う。しかし家賃は実際には4月からBさんが払う。Bさんが将来退去するときには、敷金はAさんに返し、もし部屋に損害が生じていたら、その分はBさんが支払う。まあどう考えても多少の無理は生じるが。★とにかく、「交代」は、AさんにもBさんにも、オーナーにも、多くのメリットがある。多少の無理があっても実現したい。★ところが、だ。Aさんの退出に先立って、Bさんの荷物が到着してしまった。それが4階廊下の片隅をふさいでしまった。Aさんの退去は3月20日。まー、だいぶ部屋に運び込んだようではあったが。★予期しないことが、起こるものだな。早めの取り組みが必要だった。
2018-03-16 23:51:00
2018年3月16日・金曜日・札幌。★賃貸住宅の引っ越しが、最近、負担になってきました。居住者が退去する場合、ベッドや、洗濯機や、冷蔵庫や、テレビや、パソコンや、プリンターや、持ち運ぼうとすると、引っ越し業者を探すことになりますが、これが容易には手配できなくなりました。特に引っ越し期日が限定されていると、いよいよ大変です。★先日引っ越し中のある部屋に呼ばれて行ったら、ベッドや冷蔵庫やガス台について、買い取り業者を呼んでいたところですが、お客さんが思うような商談にならなかったと見えて、「このまま置いてゆきたいが、どうか」という話でした。多少使えそうなものでも、買い取り業者から見れば、「引取りのリスクが大きい」から、「買値」がなかなか出せないのでしょう。両者の気分は、よく理解できます。お客さんの顔を立てて、そのまま引き取らせてもらいました。その後の部屋に置いて、無償で次のお客さんに使ってもらおうというのです。★お客さんが家具家電をぞろぞろ抱えて入退去するのは、大変になってきました。★かといってオーナーなり管理者なりがどんどん預かっていいものか。オーナーがそれ相応のリスクを抱えます。それで次の入居者が喜んで無償で使ってくれれば、うれしいのですが。単純にそうでない場合もあって。
2018-03-16 21:55:00
2018年3月16日・金曜日・札幌。★北海道の今後の産業経済が、どのような方面であろうとも、単純に発展しようとは思えない。アジア諸国の経済の勢いが北海道の勢いを超えている。北海道はいうなればアジアのイタリアかフランスになって、アジアの観光地として生きる方向になるのであろう。たとえ人口は伸びなくとも、観光客が増えてゆくのなら、これが埋め合わせになるだろう。真面目に観光立国の姿勢を考えていいのである。目先の小さなことではなくて、大きな姿勢として考えるがよいのだろう。★ただ、ここに、それとは多少趣の違う二つのバラエティがある。★一つは、移民策である。計画的に10パーセントなり15パーセントなり、長期間に北海道への移民を計画するのなら、ありうべき経済政策はずいぶん違ってくると思うよ。★もうひとつは北海道の国際関係である。北海道とロシアの全面的国交回復を想定するのなら、従来の日本の西高東低の外交関係がもっとバランスがとれる。「北方領土問題」というものは、そしてそれをめぐる日米の政治関係は、もっと別の軌跡が考えられないものか。日本の経済構造にとって「北方領土問題」は鶏肋になっていないか。もし日本とロシアの経済交流がごく順当に進めば、北海道経済の見通しもまるっきり変わってくる。★以上のようなビッグイッシューに何の抱負もないのでは、ただの、お先真っ暗の、21世紀だね。
2018-03-15 23:32:00
2018年3月15日・木曜日・札幌。今日の札幌では、日中曇りで午後は雨模様。気温は暖かい。幹線道路はもちろんだが、細い枝道でも、路面が黒々と露呈している。拙宅の表のベランダの雪は既に早くから溶けているが、裏側の屋根の雪も解けていた。道路でも、雪を積み重ねた場所のみ、溶けていない。(しかし夜に一時小雪が舞った。)今日あたりが冬と春の境目かな。★森友文書、近畿財務局の書き換え問題で、社会は当然に大揺れしている。過日の北海道新聞は300箇所の書き換えを詳細に報じた。内閣総辞職まで行って国民の疑念がようやく晴れるのではないか。(なにかが、まだくすぶり続けている。)★先日当館で、某さんの部屋を見せられたが、8.5畳のそう広くもない洋室だが、以前見たときより家具が増えている。3カ月の居住期間の間に中古で好みのものを買い増されたのだ。部屋の中央にブルーの3畳のカーペットが敷いてあり、その両脇に家具類が整然と分かれて配置している。私は感心した。私は4.5畳のカーペットを使っていたが、なるほど3畳でもこのように効果的に使えるのだ。この3畳の上にごろんとごろ寝もできそうだ。★最近ブログで「札幌・宿泊」と引いたら、Airbnbが扱う300か所ほどの民宿が、写真と地図上の位置つきで札幌市中心部に密集していたのにびっくり。(やれやれ、知らぬがオーナーのみか?)札幌地下鉄南北線で、北が北大付近、南が中島公園という狭い範囲に密集している。(大きな都会の賃貸が、外国人民泊に大きく場所を譲って、通常の賃貸人が場所を得にくくなるというのは、もう「仮定」の問題ではなくて、場所によっては正夢になっているのか。)北海道が、東京と大阪に次いで3番目に外国人観光客の来日数増加の地域となっているんだそうだ。まあ、いろいろ考えてみよう。