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2022-06-01 21:40:00

こんな面白い試合はそうざらにはなかろう。前半戦は上原投手、広島出身ということで、立派に投げぬき、本人久々の勝利を挙げた。ハムの選手たちは、ほぼ全員、自分のやることに全く迷いなくプレー。広島の選手たちは、変なたとえだが、「はじめ処女の如く、終わり脱兎のごとき」プレー。はじめは何か気迷いでもあったかのようなプレーが、7回あたりから恐ろしく積極的になってきたが、空回りしてしまって点数にならない。日本ハムファンとして、最高に楽しく観戦した。昨日の第1戦は負けたがね。

2022-05-29 17:36:00

札幌ドームでの対巨人第三戦、7対2で見事な勝利。日本ハムはこれで対巨人三連戦を2勝1敗で勝ち越した。日本ハムの各選手、懸命の試合がよく感じられた。みんな実力以上に戦っている。対して巨人側は、私の気のせいか、多くの選手が平常心を失って、「あせっている」ように感じられた。

2022-05-28 16:08:00

昨日5月27日の試合(対巨人戦3対2の勝利)も、一昨日5月26日の試合(対楽天戦9対6の勝利)も、テレビで全部みた。今現在の目の前の試合をしっかり勝つ。野球というゲームは、基本的にこれに尽きるのではないか。その課題をいま現在しっかり果たす。(時には負けるかもしれないが)こういう感触を体感できるときに、野球は見る人に面白い。それにしても5月27日の試合は、チーム全員気合が入っていて、見事であった。*さて、今日の対巨人戦。さあどうなるか。

 

2022-05-26 09:17:00

道新5月26日号朝刊、6頁「医学部不正入試に賠償命令 性差別正当化終えん願う」(山口一男氏の文章)東京地裁が19日、順天堂大学医学部の入試で女性が性別を理由に差別されたとして、同大学に賠償を命じた件への批評である。山口氏は、まずこの賠償金の額が桁違いの少なさだと難じるが、この裁判をとおして順天堂側が行った弁明の中に、「看過できない日本の組織の問題がある」と考えている。要は、日本の社会にこれまで広く行き渡っている「女性が男性に劣る」とする「空気」の存在である。「既存の男女不平等の結果を前提にして女性差別を正当化するさまざまな弁明」がこれまで行われてきた(今回の順天堂の弁明もその一例に過ぎない)が、こういうことにけりをつけてゆかなければなるまいというのである。*せめて司法の場でぐらいは、従来のこの社会の女性差別の「空気」を弁明の背景とするような愚挙はきっぱりなくしたいものだな。どうおもいますか皆さん。

2022-05-26 08:51:00

5月26日道新朝刊1頁「在外投票不可は違憲 裁判官の国民審査訴訟」。裁判官の国民審査は、国民の権利であり、海外在住の日本人がこの審査の投票に加われないのは違憲という昨日出た最高裁判決。国会がこの件を改善する努力をしていなかったとも判断している。また原告に賠償支払いも認めている。*この件は、従来長きにわたって、政府側にさまざまの「不作為気分」があったように思われる。この最高裁判決は不退転の司法判断を示した。権力者の醸成する「空気」が国民を支配してはなるまい。*同紙6頁「フィルターバブルという偏り 嫌な情報意識して受容を」(池内了氏の文章)は、インターネット時代に独特のこういう「空気」論、「情報の発信側がかけるフィルターバブル」といういやに難しい概念になってしまっているが、の存在を指摘して、社会に厳重注意を呼び掛けている。いまやこれほど難しい議論を先行させたうえでないと、まちがってもウクライナ側にケチをつける指摘は「まったくこの社会では考えられなくなっている」点に(事例として)警鐘を鳴らしている。例、ロシア側の攻撃にはどのような武器が使われているのだろうか。例、ウクライナ側の「武装反撃」がどのような「戦果」を挙げたのだろうか。(事例として、挙げられているだけだが。)