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2024-12-10 06:07:00
韓国の政治ニュース。議会制民主政治としては、どれが正道かを考えて、決断するのがよろしかろう。韓国議会制民主主義をまともに維持するために。/ユン大統領が即刻辞職を表明するのが、一番まともな「事後措置」であろう。そりゃ当然、大統領再選挙ということになる。その後の政治の中で、韓国政治は、国民的に最も納得される経過をたどってゆくものと思う。隣国の一市民として、そう申し上げたい。
2024-12-09 05:10:00
昨日韓国議会で大統領弾劾の議会が成立しなかった。議会の半数を占める与党議員が欠席したからである。/今朝5時のNHKニュースによれば、それから1日たったが、韓国の議会政治は、目立った対応を取らなかった。/当日与党議員が欠席した理由は、前回パクウネ大統領の弾劾議会が成立した際、その直後与党の分裂が起こり、与党は政権を投げ出すことになった由。今回も与党が気にしたのは、「これが与党分裂につながる」という警戒感だったろうと。/いよいよあきれ果てた韓国政治。今失われようとしているのは、韓国議会政治そのものではないか。「与党の分裂のほうが、自国の議会政治がなくなる事より怖い」のかね。/他人ごとではない。わが「政権政党」も「他山の石」に身をひきしめるがよい。我が国の議会政治も、韓国を笑えないぞよ。
2024-12-08 06:11:00
今朝の6時のNHKニュースによると、韓国議会ではユン大統領断罪の議事が成立せず、議長はもう一度審議することを考えているのだそうだ。テレビ画面には議員の半分ぐらいが欠席してガラ空きになっている議場が映っており、議会の外には15万人と言われる民衆が抗議のため集まっているのだと。/国民国家の民主的議会制が崩壊し、政治は街頭デモを主な表現とするのだろうか。なにか他人ごととは思えない「21世紀の姿」。/議会は同じ議案を短い時間をおいて再提起できるものだろうか。/今現在、議会を解散して総選挙したらよさそうなものだが、そんなことをしたらふたたび議会が招集される日がないかもしれぬ。/まったくひとごとではない。議会制民主主義からみて明瞭に首を傾げるような政治をひんぴんとやっておきながら、「法人企業」は擬人格だからこれが政治献金するというのは原則的におかしい、「団体」ははっきりと「国民全体」の利益を表すようなものでなければ(そんなものありえないが)、政治献金はあり得ないとおもうが、もしつたえられるようにその党の全員が企業と団体の政治献金に異議をとなえないというのなら、その党は即刻解散した方がよろしい。
2024-11-29 06:08:00
今朝のニュースで「放送100年」と言っていた。ラジオ放送がちょうど昭和の始まりと同じころ始まって今100年。いまラジオはカーラジオとしては常時動いているが、その他では特殊の時しか使わぬ。/テレビが普通になったのは昭和30年代だろう。/そして平成になってネットが技術的に可能になり、21世紀に入るころにはポピュラーな情報手段となった。/それもまもなくパソコンから携帯(すまほ等)へ大衆的情報手段が移行。/その100年間。ラジオを聞きながら、ないしはテレビを見ながら食事をするのが当たり前の世相になっていたので、その子孫が携帯(すまほ等)を使いながら食事しても、歴史的には別におかしいことではない。/ただ、病状が重くなった病人は、特段に世間の情報を必要としないから、ラジオもテレビも携帯も使わない、というだけのことだろう。/病状が重い病人は、病院当局がすぐ常時点滴に切り替えてしまう。/点滴のチューブにつながれてなお携帯を手放さないのは、これは本当の病気なのだろう。あなたはひょっとしてこれではないのか。まあそれも当然かもしれないが。
2024-11-27 08:33:00
「食事中の音声」というので、某介護型老人ホームの食堂の30分を観察したときのことをおもいだした。/ホームの食事時間は30分もあればすっかり済む(準備で待っている時間はせいぜい15分)(終了時そこに残っている住人はほとんどいない・某老人ホームに至っては、終了時そこにいることすら規則で禁止している。)/食事中録音した音楽がなんとなく流れていた。食事している住人は(半数ぐらいは車椅子だが)、女性は小声で隣人となにか世間話をしたりしているが、男性は(男性数が女性よりずっと少ないが)男性だけ同席していて、ほとんど一言も話さない。(これは実は声帯が弱って声がでなくなっているという場合が非常に多い)食堂全体としては、施設の料理人・給仕人や同席している介護職員のあいさつやとりなしの言葉が聞こえるほかは、全体として静寂。老人ホームの一日で、居住者に社交の機会があるとすれば、たいていがこの食堂の時間ぐらいのものだろうが、これではその社交にすらならない。しかしやはりこれも社交の一種だろう。/すまほを使いながら食事するのも、現役の生産年齢の人々の権利だろう。おおいに楽しまれるがよい。/持って回ったような文章になってしまったが、ここで言いたかったことは、この施設の食堂にもしあなたという男性がいれば、その人物は全くの静寂の中で一人で食事しているのとほとんど変わらないだろうという事実だ。実感として孤独そのものさ。