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2016-11-07 14:10:00
ロシア語会話、片言入門2. 指導書にしている中野さんの『ロシア語が面白いほど身につく本』、第1章「まずロシア文字をマスターしてしまおう」に入ります。その内容は、「アルファビートは33文字」「文字の形で分類して覚えよう」「ロシア文字を書いてみよう」「ロシア語を読んでみよう」の4つに分かれています。★今回は最初の「アルファビートは33文字」です。★英語のアルファベットに当たるものを、ロシア語では「アルファビート」といい、33文字あります。ロシア文字は「キリル文字」に属しますが、ロシア文字のアルファビートは33文字あります。(この33文字は、次回に別掲しましょう。)★ロシア文字33文字はそのほとんどが英語のアルファベットとは似ても似つかない形をしており、たまたまアルファベットの場合と同じ文字があっても、その読み方はアルファベットとはまったく違います。だからロシア文字33字をまったく新たな知識として覚える必要があります。(おそらくこのことが、ロシア語を学ぶ上で最大の難関ではないでしょうか)★ただ、いったん覚えると、これが恐ろしく重宝なものだということもわかります。どう重宝か。★大文字と小文字はほとんど同じように使います(少数の例外あり)。★その字面の発音は、固定しています(これは大変便利ですよ。単語の発音に迷う必要はないからです。また、日本語単語をその発音通りロシア語単語として書けます。例えば日本人の名前はそのままロシア語として綴れます。)★それだけに、このロシア語アルファビート33文字を覚えるのが大変だが、不可欠の学習過程となります。★筆記体もあるんですが、「入門」ではパスしましょう。
2016-11-06 22:39:00
「ロシア語会話、片言入門」と題して、前回挙げたロシア語参考書の2番目、中野久夫/オレグ・ヴィソーチン『ロシア語が面白いほど身につく本』中経出版、2014年、定価1500円を、準拠する指導書とし、ぼちぼち「入門」してみよう。面白そうだから付き合おうと思う方は、どうぞご勝手に、読んでください。★この中野著は、じつに簡潔に要点に突っ込んでゆきます。「はじめに」でこういっていますよ。「本書の1章から3章までを繰り返して読めば、1か月で(たどたどしくはあっても)簡単なロシア語が話せるようになるでしょう。」★第1章「まずロシア文字をマスターしてしまおう」、第2章「発音の基礎を学ぼう」、第3章「ロシア語ってどんな言葉?」。★私は若いときに英語をはじめいくつかの西欧語にチャレンジし、そのときにロシア語にもチャレンジしました。しかしロシア語に費やした時間はたったの1か月だった。その大学で「鬼」という名の先生ひとりがロシア語の指導者で、入ったクラスは大入り満員だった。ところが鬼先生少しも慌てず、「なーに、1か月もすると激減し、半年もすれば例年2-3人になってしまうから」とおっしゃった。慙愧に堪えないことに、私もその「1か月で脱落組」でした。しかしその1か月の間に、ロシア字アルファベットの読み方を覚えたのは、後で非常に役に立った。文字面を声を出して読んでみると、西欧語と似ている語彙もたくさんあるから、ロシア語単語のだいたいの意味が分かったものです。★今回日ロ友好交渉が始まるのに、及ばずながら「国民的実(じつ)」の一つなりとも寄与しようと思い、このようなことを始めました。
2016-11-05 20:33:00
まず隗よりはじめよという。今日ブックオフを回って、ロシア語会話の本を2冊買ってきた。★藻利佳彦『はじめてのロシア語』ナツメ社、2010年初版、2014年6刷。発行時価格1900円。私はたったの760円で買った。CD付。(会話を学ぶのだからぜひCDがほしい)。191頁という薄い本である。第1部、基礎編、第2部、会話編、第3部、資料編。第2部の会話編、40場面が主体で、現実的に会話を習おうとする本だ。テクストにはみなカタカナが振ってある。幸いロシア語というのは、他の言語よりは発音が「甘い」言語のようだから、臆面もなくカタカナによる発音で習えばよろしかろう。★中野久夫/オレグ・ヴィソーチン『ロシア語が面白いほど身につく本』中経出版、2011年第1刷、2014年第4刷。発行時価格1500円、私はたったの960円で買った。(おもってもみたまえ、買った本が所期の効果を上げたときには、その私にとっての値打ちは、買った価格の10倍、100倍、1000倍等々になろう。)CD付。223頁の薄い本。この本も構えは最初の藻利さんの本と同じだが、ただ最初の藻利さんの本と比べれば「わずかな会話例」をくりかえして学ぶことによって、ロシア語会話初期の苦労を軽減させようとしている。だからこっちの方を先に学ぶのがよい。★こういう形で目下の安倍首相の日ロ友好交渉に援護射撃を行いたい。★なおたとえば相手がロシアの若い人々なら、英語でコミュニケーションできる機会が多いと思う。★昔ロシアではエスペラントが奨励された時代がなかったろうか。4半世紀昔北海道がロシア共和国と自治体外交をしていたころ、「エスペラントを使う人を出せないか」というオファーをロシア共和国に行ったが、結局出せなかった。北海道側はエスペラントを守っている民間団体がある。
2016-11-03 13:27:00
2016年11月3日『読売新聞』に「日 サハリン 送電線で結び 電力輸入。構想検討へ」という記事がインターネットに流された。サハリンで作る電力は日本の3分の1のコストだそうである。★さきに天然ガス輸送配管をサハリン-稚内さらには札幌-苫小牧を経由して東京へもたらす提案がなされている旨報じられたていた。★天然ガス配管よりはサハリン電力の配電のほうが早いと思う。二種類の仕事をうまく組み合わせればよい。またこの送電網の件によって、天然配管の地域的偏りや不備を補える。★それにこれほどの電力コスト嵳があるのなら、日本側の発電容量を見直してよい。日本全体で原子力発電の将来を真剣に再考してよいではないか。(言わずと知れた、極力原子力発電をやめる方向である。)★原稿の掲載順が逆になった。
2016-11-03 12:54:00
サハリンから天然ガスと、安価な電力がもたらされるのなら、少なくとも北海道では、もう原子力発電は不要であろう。長い将来も考えに入れるなら、原子力発電は非常に高価なエネルギーにつく。これをやめられたら、うれしい。そして北海道だけでなく、同様の条件が東北や関東にもたらされるのなら、(すぐではないかもしれないが)たいへん結構な話である。★寒冷地に電気の送電線を張り巡らせる技術では、北海道電力は日本のどの電力会社にも勝っている。北海道電力の配電網を極東ロシアとシベリア・ロシアに張り巡らせる技術の供与方法についても、日本政府はロシア共和国と協議をするがよかろう。「極東ロシアとシベリア・ロシアを、北海道電力の管轄区域とする」。結構な話ではないか。北海道電力は本社をハバロフスクに置き、札幌本店を札幌支店とするとよい。社員の半分はロシアで募集するんだね。札幌は当分配電技術教習所となる。こういう夢が実現する時期には、ハバロフスクは、ロシアの西都モスクワに対する東都という位置づけになっていることだろう。(じつはこれがプーチン氏長年の構想である。ただしハバロフスクではなくて、なんらかの新しいロシアの東都が出現しているかもしれない。)★いま事柄を北海道電力に限ったが、このような具合にいろいろな領域に、日本が協力する極東ロシアおよびシベリア・ロシア経済発展が進んで行くのなら、いずれの日にかこれに対応して日本もまた中京・東京に対する東京(あるいは北京と称しているかもしれない)を札幌におくことになるのでは。いや、そのころは新京と称しているかもしれない。西京はむろん京都。プーチンの夢に対応する「夢」ですよ。