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2016-11-06 22:39:00
「ロシア語会話、片言入門」と題して、前回挙げたロシア語参考書の2番目、中野久夫/オレグ・ヴィソーチン『ロシア語が面白いほど身につく本』中経出版、2014年、定価1500円を、準拠する指導書とし、ぼちぼち「入門」してみよう。面白そうだから付き合おうと思う方は、どうぞご勝手に、読んでください。★この中野著は、じつに簡潔に要点に突っ込んでゆきます。「はじめに」でこういっていますよ。「本書の1章から3章までを繰り返して読めば、1か月で(たどたどしくはあっても)簡単なロシア語が話せるようになるでしょう。」★第1章「まずロシア文字をマスターしてしまおう」、第2章「発音の基礎を学ぼう」、第3章「ロシア語ってどんな言葉?」。★私は若いときに英語をはじめいくつかの西欧語にチャレンジし、そのときにロシア語にもチャレンジしました。しかしロシア語に費やした時間はたったの1か月だった。その大学で「鬼」という名の先生ひとりがロシア語の指導者で、入ったクラスは大入り満員だった。ところが鬼先生少しも慌てず、「なーに、1か月もすると激減し、半年もすれば例年2-3人になってしまうから」とおっしゃった。慙愧に堪えないことに、私もその「1か月で脱落組」でした。しかしその1か月の間に、ロシア字アルファベットの読み方を覚えたのは、後で非常に役に立った。文字面を声を出して読んでみると、西欧語と似ている語彙もたくさんあるから、ロシア語単語のだいたいの意味が分かったものです。★今回日ロ友好交渉が始まるのに、及ばずながら「国民的実(じつ)」の一つなりとも寄与しようと思い、このようなことを始めました。