インフォメーション
道新5月17日朝刊1頁「企業物価 初の10パーセント上昇 4月円安、エネ価格高騰で」。「企業物価指数」とは、企業間で売買されるモノの価格水準を示す、由。*昔風に言うと「卸売物価」か。いずれにせよこの「企業間物価」の上昇で、「4月の全国消費者物価指数」は前年同月比2パーセント上昇になるのではないかとしている。*日本銀行の「黒田バズーカ」が消費者物価2パーセントの上昇を以前から「節目」と考えていたようだったから、日本の金利動向と物価動向に何らかの画期が現れるのではないかという懸念は、いずれにせよこのところ絶えることはない。もちろんことは単純ではないだろうが。このところ消費者の物価は明瞭に上がっている。他方あいかわらず続くコロナ禍で、消費の出足は鈍い。庶民の収入はぜんぜんあがっていない。
道新5月17日朝刊1頁「丘珠滑走路300メートル延長 札幌市方針 10年後めど1800メートルへ」。滑走路を現在の1500メートルから1800メートルに拡大することで、夏季限定だった小型ジェット機の運航が冬季も可能となる由。この措置により、道内外地方都市との路線を現在の3路線から10路線に拡大する目論見。年間旅客数が3倍になろうという。*札幌地下鉄東豊線もそれだけ乗車率が高まろう。住民への影響を考えて、滑走路2000メートル案ではなく、1800メートル案にしたというのだが。
ロシアのウクライナ侵入は、おそるべき「戦争」様相を呈していたが、このほど、北欧のフィンランドに続いて、同じく北欧のスウェーデンがNATO加盟申請をしたことで、欧州の政治地図に重要な変化が生じることになった。道新5月17日朝刊、1頁「スウェーデンもNATOに」。従来政治的に中立の立場であった北欧圏が今後NATOの一部としてロシアに対峙することになるからである。ロシアのウクライナ侵入以来、ロシアに国境を接する東欧諸国に「NATO依存」の勢いが急速に進んでいたので、その趨勢に北欧も加わったわけだ。陸上だけでなく、海上のことも考えると、ロシアが北海に出る上で北欧諸国との関連は極めて重要で、ロシアがそれだけ死命を制されることになろう。
コロナ禍は、この令和4年の春が、「感染第6波が終息しつつある」のか、それとも「感染第7波が始まろうとしている」のか、判然としません。/ただわかることは、このゴールデンウイーク中、外出禁止、地域間異動禁止の措置は取られなかったこと。都会や観光地の人出は当然に激増したこと。ゴールデンウイーク後は、札幌市でも北海道でも、「新規感染者数」は「高原状態」のようだったこと。感染は、若年層で高率になっていること。/それで、社会的にどうなるかというと、外気の下では、「2メートル以上の距離がとれる場合」はマスクなしでいいんじゃないかという「有識者」があらわれていること。新聞では、政府はコロナ接種の薬は確保しているらしいこと。3回接種歴のある人々に対して、4回目の接種を具体的に促進する手段を現実にとっていること。/さあ、こういうことの全体を、どう評価するのだろうか。「各自の自己責任で評価し、行動しなさい」というにとどまるのではないでしょうか。
今年(2022年)の1月を最後として、長い間、この「お知らせ」の書き込みを中止していました。札幌の(北海道の)近年稀な豪雪に打ちひしがれ、コロナ禍による逼塞のもと、毎日なにも発信する気力のないままに過ごしていました。/さて、うちの遅咲きのツツジすら今咲こうとしています。アイランドコーポの庭の桜はいま全開で、例年通り7月にはサクランボの収穫があるでしょう。夏大根も少し植えました。例年5月中旬から10月中旬までが、札幌の「夏季節」です・つまり暖房不要の時期です。今年の夏季の日本の気温はどうなるのか、まだわかりませんが、「冬の酷い年は、その埋め合わせに夏は酷暑となる」傾きがありましょうから、酷暑の御地から、空気が乾燥していて過ごしやすい札幌に夏季滞在する希望の人々も少なくあるまいと思われます。「5月中旬から10月中旬」という期間を中心に、札幌滞在者を募集する企画を再開したいと存じます。/ただ、まだまだコロナ禍は油断できませんから、滞在者は「コロナ予防注射」を「少なくとも2回以上」接種したことを証明できる人、に限定させていただきたいと思います。/ひとつ、当アイランドコーポにとっていいお知らせがあります。当館徒歩2分ぐらいという至近距離に、中の島生協の大きな建物が新築されました。この中の島生協の機能がたいへん便利なのですよ。/今日はこのくらいで。