インフォメーション
2017-04-22 23:41:00
英英辞典で英語の本を読む、という書き込みを続けてきた。でも、修正したい。★Sydney Sheldonを読むことを勧めました。しかしSydney Sheldon も、やはり本によるのです。"Tell Me Your Dreams"については、前に書いたようで良い。しかしほかも同じとは限りません。私はいま"If Tomorrow Comes"を手にしているが、これはwordpowerよりは、直接にLongman Advanced American Dictionaryを使った方がよい。以前の「英語教室」の皆さん、やはり『ライラの冒険』のほうを読んでください。英文の息が長いのは、丁寧に読んでゆけばいいのですから。三冊あります。Philip Pullman "The Golden Compass","The Subtle Knife","The Amber Spyglass"です。★英英辞典を使う以上、英英辞典の引き方の指導が、どうしても必要です。身近にいてお話しする機会があれば、週に1回でも機会があれば、いいのですが。★今回英英辞典と読む英書の組み合わせで、とんだご心配をかけました。"If Tomorrow Comes"が読むうえで必ずしも難しくはないのです。どうしてかというと、一見見慣れない語も、テクストのうえでは決して孤立してはいなくて、たいていが他の語群と連なった句をなしていますから、理解はかえって楽なくらいです。ただ、その語がwordpower では見つからないのでは、そういう語が多すぎるのでは、トラブルだろうというだけです。★この記事をお読みの方、なにか志をもって英文を読む修練を手に入れようと思われるのなら、当アイランドコーポにお住み下さい。機会を設けますから。むろん教育は無償。
2017-04-22 16:30:00
前に書いた記事に関連して、「使う英英辞典」に関するご質問。
1. Oxford Wordpower Dictionaryとあるが、Oxford Student's Dictionaryではいけないか、という質問。
答。前者の方が語意の説明が詳しくてわかりやすく、例文もたくさん添えられている。(しかし含む語彙数は少ない。)後者もよい辞典だが、含む語彙数が前者よりずっと大きいので、勢い語意の説明が前者より短くてわかりにくく、添えられる例文も少ない。両者とも7百数十ページというページ数はさほど変わらない。私は前者を勧める。事実このあとオックスフォードは、後者の企画を打ち切り、前者の方を発展させている。
2. 旺文社がはるか以前に出していた『ロングマン米語英英辞典』ではいけないのか、という質問。
答。Longman Dictionary of American English. 例の用紙が重い、丈夫な英英辞典。当時は制限語彙2000語で説明される英英辞典として画期的だった。しかしなにぶんいまとなっては古い。Oxford Wordpower Dictionaryと Longman Advanced American Dictiionary の詳しい説明、多数の適切な例文、に比べれば、はっきりと見劣りがする。この2書、探せば108円で買えるかもしれません。
2017-04-22 11:02:00
昔の「英語教室」会員の皆さん。もう何年もたったのですから、ここで「世界一簡単な英語の本」からこのwordpower でSydney Sheldonを読む、に飛躍しませんか。なに、やる気を起こしてやってごらんなさい。至極簡単だから。★SYdney Shelon にはおよそ難しい構文などというものはめったにないんです。★そうすると、単語さえわかれば読めます。★この本の著者は非常に工夫して単語を使っていると思いますよ。絶対に必要な単語を選んで使っている。★そうすると、その単語を、このwordpowerで引く過程は、実に無駄のない過程になります。なに引いた単語を格別に覚える必要はない。本を読み、英英を読んでいるのだから、たえず英語を読んでいることになる。それで十分です。★なに実は辞典を引かなくとも筋はちゃんと読めています。筋が面白ければ、前へ進めます。★ただこのSydney Sheldonは「大人の本」で、なんでも容赦なくどんどん書いているところが面白くもあり、人によっては辟易するかもしれない。★Sydney Sheldonに辟易する善男善女は、「ライラの冒険」の方をお読みください。こちらは人畜無害ですので。でも「ライラの冒険」の方が、英文としてはSydney Sheldonより難しいかもしれない。何しろ「ライラの冒険」のほうが文章の息が長いのです。私の手元にはその最終巻、Philip Pullman, Amber Spyglassがありますが。
2017-04-22 10:43:00
ある英英辞典とは、Oxford Wordpower Dictionary。ある本とは、Sidney Sheldon, Tell Me Your Dreams,2005 です。この英英辞典は、語意の説明がとても丁寧、それに添えてある例文もまことにわかりやすい。シドニー シエルダンのシリーズはたいていが非常に読みやすく書かれていて、辞書を引かなくともあらすじを追うだけなら容易に追えるのです。★私の英語力も使わないと日々どんどん落ちてゆきます。最近活を入れようと、たまたま入手(どちらも108円)したこの二つを組み合わせて、ただ、わからない単語を全部引いてみようという方針で読み始め、一週間以内に読み終えた。★しかし今回700語ぐらいはこの英英で引いていますね。この700語は貴重な語彙になるでしょう。実はその中の10%ほどはこのwordpower ではわからなかった。そこでもう一つ素晴らしい助っ人(これも108円)を活用したのです。Longman Advanced American Dictionaryです。これは大型の分厚い辞典ですが、説明が非常に読みやすく、添えられている例文もまことにわかりやすい。wordpowerは1993年の本ですが、新しい版がたくさん出ています。Longmanは2000年の版ですが、これも新しい版が出ています。でももしみつかったら、古い本で十分ですよ。それに何しろ古い版ならただ同然ですので。つづく
2017-04-22 10:23:00
私8-9年以前に地域の希望者のために「無料英語教室」を開いていました。5年ぐらい続いたはずです。★いま新聞などで、同種の企画があると、たいてい1時間4000円程度の有料企画になっています。「無料企画」は死滅したのでしょうね。(当時用意していたテクストや参考書はまだ手元にあります。もし「再興」したい志の人々がいたら支援しますので、ご連絡ください。むろん無償支援です。)★当時皆さんと相談しながら取り上げた教材のひとつに『世界一簡単な英語の本』がありました。みなさんが熱心に愛読しておられた。(当時それと並行して、『大草原の小さな家』英文・を読んでいた。)★ところでこのたび向山貴彦・たかしまてつを著『ビッグ・フアット・キャットの世界一簡単な英語の百科事典』幻冬舎、2017年という本が出ました。時間がおありの節に書店でご覧になったらどうでしょう。もっとも、内容的には従来のシリーズが説く所とおなじ、とコメントしている人もいます。英文を読むことに素直に入れるよう企画したアイデアでしたね。★ところで、この文を書いたのには、私の方にいま急遽提案したいことがあるからです。当時の会員の皆さん。すでに「無料英語教室」があったころから何年もたっています。私はこのさい、英英辞典で英文を読む、次のような企画を提案します。じつは英語力が衰えてきた私は、最近これを実行したのですよ。つづく