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2018-03-22 20:13:00
2018年3月22日・木曜日・札幌。★「還付金がありますよ」という話が、続けざまに、舞い込んだ。★「最初の還付金」電話をとったら、**区役所の斎藤です、と名乗り、あなたに昨年9月分の保険金還付金が3万7000円あるという。家内に電話を渡したら、家内がなにかやり取りした。電話は切れてしまった。まことに不思議な話で、これはおれおれ詐欺じゃなかろうかと話し合った。相手は当方預金口座番号を言わせようとしていたようだが、どうもうまくゆかないと見たらしい。考えてみれば区役所の部局名も名乗らず、還付するというのが何保険かも言っていない。★妙なこともあるようだと話し合っていたら、続いて別件の「還付金」電話が入ってきた。北海道電力のなにやらと名乗り、お宅のロードヒーテングの電気料が、当方がメーターを読み違えたので高くなっている、電気料をお返ししたいので、預金口座の番号を言えという。似たような趣の話なので当方も警戒した。★電気料請求書に書いてある北海道電力の番号に電話した。すったもんだがあったが、メーターの読み違えは本当らしい。北電サービスセンターから郵便で当方にお金を返す仕方を知らせてくるということになり、一件落着した。★それにしても、「金を返すから口座番号を教えろ」と電話で言ってくるのでは、おれおれ詐欺めくぞ。
2018-03-22 00:26:00
2018年3月22日・木曜日・札幌。★さて、この乱世。わが魂、いずれにありや。今までは、多くの場合、前への発展を思った。しかしこの頃は、身を引いて、うしろのほうを懐かしがる様になっている。★先ごろ古書店で、福永武彦という人の全集(著者は全小説と自称している)第1巻と第9巻を手にし、妙に気を引かれて買ってきた。(例によって別に高価な買い物ではない。)第1巻 風土。第9巻 風のかたみ。何か、こういうのを、純文学風とでもいうのか。実は私は、この作者という人をよくは知らない。★先に第9巻のほうを手にしているが、「今昔物語は面白い」といい、『今昔物語』の中からいくつか抜き出した材料を現代語訳したものや、果ては、「風のかたみ」、「鬼」という創作風2編を収める。この2編を今昔物語風に書いているという何とも奇妙な筆致で、これをここしばらく少しずつ(慌てる旅でもないので)読んでいる。最近話題の森友文書の一件なぞ、思うにおおいに今昔物語の一篇に似るな。
2018-03-21 10:42:00
2018年3月21日・水曜日・晴れ、札幌。★住人交代完了。★Aさんの賃貸契約はそのまま存続することにした。★敷金、退去時清掃消毒料は、契約が終わるときに清算する。★家賃は4月からがBさん、3月末までがAさんとする。★Bさんには、入居申込書(その中に現在の身分などが記載される)、賃貸借契約書に記入いただき、但し印鑑は押さない。身元保証人はBさんの場合、連絡人の意味をもつ。★実はAさんは、バイクを敷地内に当方が無償で預かっていて、それをたいへん便宜にしていたと言われる。ついてはBさんも、バイクを置きたい由。それも了解した。★Aさんの賃貸契約継続という方法を選んだ理由が特に2つある。第1に、Bさんの契約とすると、例えばBさんの年齢が20歳未満の場合に、連帯保証人である(普通は)両親の保証印が重要な意味をもつ。しかし連帯保証人の保障は、急には間に合わない。第2に、通例は仲介会社は「重要事項説明書」というものを提示して不動産仲介の資格のある社員が物件説明をし、それが契約の前提になる。この過程をパスしてしまっている。★もっとも、最近たとえばアパマンショップリーシングは、重要事項説明という過程を、タブレットを顧客に提示して行う方式ではどうかとオーナーたちの賛同を求めている。なんでも最近の政府の規制改革で、これが可能だそうだ。そうすると、たとえば顧客と不動産会社の有資格の担当社員が、両者ともまったく現地の物件に赴くことなく、たとえば不動産会社の店頭で重要事項の説明を完了したことになるかもしれない。この場合、重要事項説明書の扱いがずいぶん変わるね。
2018-03-18 21:56:00
2018年3月18日・日曜日・札幌。当方北大近辺の管理下のアパートで、「住民を交代したい」という申し出を受け付けた。住民Aが4年住んで退去した後にAの知己であるBが入居したいという申し出である。★この申し出の動機はよく理解できる。1.北大理系学部徒歩3-5分の鉄筋コンクリートという物件はそうざらにはない。確実に確保したい。2.退去者も入居者も引っ越しが大変だ。「交代」によって引っ越しの手間を軽減したい。大きくて高価な家具はそのまま使えれば両者に得だ。3.入居者も退去者も普通は仲介会社に膨大な支払いをすることになる。これを「交代」によって一挙に軽減したい。まあこの3つが動機だろう。★私は2案提示する。1案。入居者Bさんに、オーナーあての入居申込書と契約書を書いてもらい、署名押印して、これを受理する。敷金などはAさんの出していた分を返し、改めてBさんから受け取る。交代日を4月1日とする。2案。Aさんの契約が存続することにし、契約の基本的義務はAさんが負う。しかし家賃は実際には4月からBさんが払う。Bさんが将来退去するときには、敷金はAさんに返し、もし部屋に損害が生じていたら、その分はBさんが支払う。まあどう考えても多少の無理は生じるが。★とにかく、「交代」は、AさんにもBさんにも、オーナーにも、多くのメリットがある。多少の無理があっても実現したい。★ところが、だ。Aさんの退出に先立って、Bさんの荷物が到着してしまった。それが4階廊下の片隅をふさいでしまった。Aさんの退去は3月20日。まー、だいぶ部屋に運び込んだようではあったが。★予期しないことが、起こるものだな。早めの取り組みが必要だった。
2018-03-16 23:51:00
2018年3月16日・金曜日・札幌。★賃貸住宅の引っ越しが、最近、負担になってきました。居住者が退去する場合、ベッドや、洗濯機や、冷蔵庫や、テレビや、パソコンや、プリンターや、持ち運ぼうとすると、引っ越し業者を探すことになりますが、これが容易には手配できなくなりました。特に引っ越し期日が限定されていると、いよいよ大変です。★先日引っ越し中のある部屋に呼ばれて行ったら、ベッドや冷蔵庫やガス台について、買い取り業者を呼んでいたところですが、お客さんが思うような商談にならなかったと見えて、「このまま置いてゆきたいが、どうか」という話でした。多少使えそうなものでも、買い取り業者から見れば、「引取りのリスクが大きい」から、「買値」がなかなか出せないのでしょう。両者の気分は、よく理解できます。お客さんの顔を立てて、そのまま引き取らせてもらいました。その後の部屋に置いて、無償で次のお客さんに使ってもらおうというのです。★お客さんが家具家電をぞろぞろ抱えて入退去するのは、大変になってきました。★かといってオーナーなり管理者なりがどんどん預かっていいものか。オーナーがそれ相応のリスクを抱えます。それで次の入居者が喜んで無償で使ってくれれば、うれしいのですが。単純にそうでない場合もあって。