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2018-03-24 09:24:00
2018年3月24日・土曜日・曇り・札幌。日本ハムは懸案の新球場について、真駒内ではなくて、北広島に決めたという。今朝の北海道新聞1面に。★もともと日本ハムファイターズは、札幌日本ハムではなくて、北海道日本ハムだ。この原点で考えれば、北広島という決定は、理解できる。★これにより、小樽から札幌までのJR沿線の人々、札幌から苫小牧方面のJR沿線の人々、さらに車で北広島にアクセスする人々、また、江別、岩見沢、旭川方面の人々のJRによる観戦アクセスが容易になる。江別、岩見沢、旭川方面は、現況では、千歳、苫小牧方面から、JRではいったん札幌へ出、札幌から旭川行き特急に乗るという具合になるが、途中の苗穂または白石で下車して旭川方面に乗り換えることもできる。どうだろうかね。苗穂または白石で、旭川方面にスイッチバックする便宜をお考えになったらどうでしょうか。それを平和駅で考えてもいいですよ。
2018-03-23 22:02:00
2018年3月23日・金曜日・札幌ドーム。日本ハム対ヤクルト戦。オープン試合。7対7.日本ハムの今年のラインナップはこうなるのだろうか。1番、西川・センター、2番、松本・ライト、3番、近藤・DH、4番、中田・フアスト、5番、レアード・サード、6番、アルシァ・レフト、7番、横尾・セカンド、8番、鶴岡・キャッチャー、9番、中島・ショート。優勝を目指す抱負やいかに。この中でなじみがないのが、アルシァだな。今日ヒットを打った。この試合、横尾だの西川だの、ぽかぽかホームランを打ったが、9回表にヤクルトに大量得点されて、同点にされてしまった。9回表のハムの投手石川、ふがいなし。まー先は長いか。
2018-03-23 20:00:00
水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』集英社新書、2014年。目次。初めに--資本主義が死ぬとき。第1章「資本主義の延命策でかえって苦しむアメリカ」。第2章「新興国の近代化がもたらすパラドックス」。第3章「日本の未来をつくる脱成長モデル」。第4章「西欧の終焉」。第5章「資本主義はいかにして終わるのか」。おわりに--豊かさを取り戻すために。参考文献。
★2014年という安部第1次内閣のころ書かれたものだが、この問題提起の巨視ぶりからいうと、本の内容は少しも古くなっていない。私がどれぐらい理解を示せるかは自信がないが、一生懸命コメントしてみましょう。
2018-03-23 19:28:00
なんかえらい題になってしまったが、実は「資本主義に未来がなくなっている」という仮説。水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』集英社新書、2014年。私は水野さんという人はよく知らないが、たいへん真面目な本と思い、今後ご紹介するつもり。金利がこんなに安くなっているのは、資本主義のありようが行き詰まっている証拠で、従来であれば資本主義にとって事態解決のための余裕世界(周辺と、呼んでいる)が存在したが、もうそれがない。アメリカなぞが近年「金融空間」という別世界(周辺)を作って(これがニューエコノミーなんだろうね)大いににぎわったが、もうその手も先が見えない。まーあっさり書くとこういうことを述べているが、私には大いに検討に値する仮説と思える。いずれもう少し腰を入れて紹介します。★水野氏の指摘する「金融空間という周辺」が、私には今昔物語の「鬼の住む別世界」と重なるんです。うつつの世界の通貨と鬼の世界のビットコインが、交わる点が今の世か。どうも私の近辺で、ビットコイン投資にでも失敗したのか、最近どうしようもなく沈み込んでいる人が2人いるんです。心ここになしという有様です。
2018-03-23 19:01:00
2018年3月23日・金曜日・薄曇り・札幌。ようやく新聞の天気予報に向こう先1週間雪なしという気候になりました。題の「すすきの」は、札幌の歓楽街のことではありません。(当アイランドコーポが地下鉄南北線中の島駅で乗り、その次が幌平橋、その次が中島公園、その次が薄野ですから、意外に近いところにあるんですけどね。)前に書いた福永武彦「風のかたみ」(全小説第9巻所収)の、書き出しの一節の題名です。信濃出身の若者、大伴の次郎信親が京の都に上る途中、京へ行く道と伊賀へ行く道の分かれ目付近で、野原(すすきのと呼んでいる)を歩く場面とそこで古い堂に宿る様子を描く。今昔物語的筆致でね。この時代はうつつの世界と百鬼夜行の別世界が容易に出会う構造になっているらしく、そのへんがまた、面白い。現代の札幌薄野も、夢とうつつの出会う世界であろう。★文章の中に、現代文とも古語ともつかぬ単語が頻々と現れるのも、読んでいるうちに気にならなくなった。別に辞書を引かなくともなんとなくわかるし。現代にはあまり使わない漢字熟語を使っているのは、趣を感じる。