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2020-06-01 19:33:00
WIRED6月1日配信「普通の風邪」による免疫が新型コロナウイルスを撃退する?新たな研究結果が意味すること。★この記事の冒頭をここに採録させていただこう。★いわく、新型コロナウイルスに感染したことがない人たちでも、このウイルスに反応する免疫細胞をすでにもつている可能性があるーーー。そんな研究結果が、このほど明らかになった。過去に風邪の原因となるコロナウイルスに感染していたことで、新型コロナウイルスに対しても「交差反応」する免疫がつくられたと考えられる例が、2つの研究グループから発表されたのである。★だから、新型コロナウイルス感染症の治療には、当面は「既存薬の転用」が現実的な選択肢になる、とその記事は自分でコメントを入れている。★これは例の「コロナウイールスK型」問題を、非常に一般化したかのような発想である。ただ、ここにいう「免疫細胞」がどの程度新型コロナウイルスにたいする免疫になるのかという「数量的」な点では、おそろしくあいまいである。しかしこの発想に対しても私たちは一考の必要があるのは確かだろう。まあいろいろあるだろうさ。
2020-06-01 16:45:00
月曜日・晴れ・札幌。★道新2頁。「米抗議デモ 衝突激化 外出禁止も」。黒人が白人警官に不当に殺害された事件に対する抗議デモが全米的になっていることを報じる記事。BLACK LIVES MATTER は、黒人の生命(を奪うことは)は大問題だ、とでも訳そうか。この記事についているデモの写真の中に出てくる抗議プラカードの一枚に書いてあった言葉。1頁「米抗議デモ50か所黒人暴行死」。★この人道的抗議に対して、米国政府はもっぱら強硬な取り締まりをするという対応しかしていないように見える。為政者側からの「とりなし」の行動はないのだろうか。★デモが黒人だけで行われているようには見えない。あらゆる市民が参加しているように見える。★道新夕刊1頁「米首都にも夜間外出禁止令」では、連帯抗議デモが英国、カナダ、ドイツでも起こっているとする。すでに「国内の些細な小事件」ではないのだ。★私が昨日今日読み始めたHoward Zinn, People's History Of The United States,1492-Presentは、いわば「虐げられた者の米国史」だが、2.Drawing the Color Line, 3.Persons of Mean and Vile conditionに目を通して、4.Tyranny Is Tyrannyに入っている。まだ独立戦争は始まっていない。★米国植民史の底辺に埋め込まれたのが、米国開拓に齎された膨大な人口のアフリカ系アメリカ人(いわゆる黒人)である。この部分をどのように押さえつけておくのかが、米国史に引かれたDrawing the Color Lineであって、これがどうでもいい線(ライン)ではない。★今回の抗議デモは、その現れた姿は、抗議側はあえてこの「ライン」を目立たせない形の「いろいろな人種による連帯デモ」である。「連帯デモ激化」の形で、黒人だけが問題でない・あらゆる虐げられた者の生命が重要なのだという「主張・社会的解決」を求めているように私には思える。★もともと建国史の虐げられた人々の権利を覆う形で合衆国憲法という「約束」が成立した。いま米国はいわば「新たな建国」を必要としているのか。★#Black Lives Matter。和訳、「黒人の命も大切だ。軽視するな」、「黒人の命を守れ」という意味であると。『#Black Lives Matter』企業も黒人差別に抗議、力強いメッセージが響く。Netflix 「私たちには声を上げる義務がある」HUFFPOST 5月31日配信、による。★デモ隊に笑顔で「一緒に歩こう」 米保安官に共感広がる CNN.co.jp6月1日配信。取締り側の保安官が、デモに声をかけたという記事。こういう行動が、米国を救うのだ。
2020-05-31 18:34:00
何しろコロナ禍による外出自粛時代で、時間だけはたっぷりある。450頁のジュラシックパークを10日ほどで読み通してしまった。次はと手許を見まわしたら、次の本がある。何十年か前にボストンで、買おうとして忘れていた本、最近ブックオフで私としては高価な710円を支払った。むろん版は昔のものよりずっと進んでいる。Howard Zinn, People's History of The United States, 1492--PRESENT, Harper Perennial, 1995. ★時あたかも全世界的コロナ禍。私の直感では、アメリカ合衆国は、史上初めて国家社会の崩壊の危険を迎えている。政治指導者が普段に増して賢明な大度量を発揮しなければ、コロナ禍が米国の一番弱い部分を期せずして脅かしているので、どうなるかわからぬ。いわく人種問題、弱者の保護。★この米国史は、米国社会を弱者の目から回顧する機会を与えるのではあるまいか。★ここで米国の為政者が一番やってはいけないことは、「不法な過激デモの先には、銃撃が待ち構えているぞ」などとツイターに書いたりしないことだ。コロナ禍解決と弱者を通常の市民のレベルに高める改革を、この機会に重ねて行う勇気を持つことだ。★道新5月31日、2頁。「黒人暴行死 抗議デモ全米に」。黒人が白人警官に不当に殺されたとして、起こっている全米的抗議行動。テレビでもやつている。トランプ氏よ、無事に事態を納めるがよい。あるいはオバマ氏以上にオバマ的政策がトランプ氏にいま必要かもよ。
2020-05-31 09:02:00
日曜日・晴れ、27‐11度・札幌。★とうとう5月最終日。時間の過ぎるのは早く感じる。テレビで東京の人出が回復しているのを見ると、もともと人口過密地帯になにをいおうが無駄という気がする。といって過密人口をいまさら撤回する手段はないし。万が一大災害が起こったら、潔くどこかの過疎地に首都を移すしかない。東濃か那須というのが昔の候補地だった。★過密都市は、経済復活をぐんと制限し、隣接する過疎地のほうは経済をぐんと緩めるがよい。そうすると過密都市の活気のある企業は営業をどんどんと隣接地に移すだろう。過密都市というものを制約するには、こうするしかないのではないか。★災害時の避難先と言う話題がテレビを賑わせている。「高齢者と病人は自宅にいること」とするほかなさそうではないか。行政はせめてその「自宅」を把握し、そこへ医薬品、食料、燃料などを間違いなく供給するように準備するがいい。お為ごかしはやめて、出来ることを確実に実行するがよい。
2020-05-30 09:01:00
土曜日・晴れ、気温は予報では27度‐12度。札幌。これは暑い日になりそうだ。★アベノマスクを昨日実際に着用してみた。布を折りたたんで、左右にゴムをつけた、小ぶりで簡素なもの。私は気に入った。私はこれぐらい小ぶりで構わないし、着用しても呼吸に不自由はなく、メガネが息で曇ることもない。有難う。愛用させてもらいますよ。★テレビで見たが、日本在住の米国人には、4月上旬トランプ氏から贈り物のマスクと小切手1200ドルだかが郵送されてきたという。米国版自粛見舞金とトランプマスクを米国人納税者に送ってきたということらしい。「納税者」だけ選んで送ってきたからこれほど早かったのだろうし、事柄を自粛見舞金と同時に処理している。こういうやり方もまたひとつの見識であろうが、日本の政治家はこのとおりというわけにもゆかない。まーいろいろあろうさ。★昨日従来よく利用していた大衆食堂へ行った。従来の6割ほどの入りで、短縮営業。従来とは違って子供の姿はまったく見られなかった。二三敢えて供用していないメニューあり・供用しない理由はよくわからない。ほんとに久しぶりに利用した。