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2020-05-31 18:34:00
何しろコロナ禍による外出自粛時代で、時間だけはたっぷりある。450頁のジュラシックパークを10日ほどで読み通してしまった。次はと手許を見まわしたら、次の本がある。何十年か前にボストンで、買おうとして忘れていた本、最近ブックオフで私としては高価な710円を支払った。むろん版は昔のものよりずっと進んでいる。Howard Zinn, People's History of The United States, 1492--PRESENT, Harper Perennial, 1995. ★時あたかも全世界的コロナ禍。私の直感では、アメリカ合衆国は、史上初めて国家社会の崩壊の危険を迎えている。政治指導者が普段に増して賢明な大度量を発揮しなければ、コロナ禍が米国の一番弱い部分を期せずして脅かしているので、どうなるかわからぬ。いわく人種問題、弱者の保護。★この米国史は、米国社会を弱者の目から回顧する機会を与えるのではあるまいか。★ここで米国の為政者が一番やってはいけないことは、「不法な過激デモの先には、銃撃が待ち構えているぞ」などとツイターに書いたりしないことだ。コロナ禍解決と弱者を通常の市民のレベルに高める改革を、この機会に重ねて行う勇気を持つことだ。★道新5月31日、2頁。「黒人暴行死 抗議デモ全米に」。黒人が白人警官に不当に殺されたとして、起こっている全米的抗議行動。テレビでもやつている。トランプ氏よ、無事に事態を納めるがよい。あるいはオバマ氏以上にオバマ的政策がトランプ氏にいま必要かもよ。