インフォメーション
2020-05-11 09:27:00
月曜日・曇・札幌。★連休明け。気温は天気予報で最低でも10度を維持していると、最高20度。ようやく室内の暖房を考えないでよい季節になった。★何しろ梅とつつじと桜が同時に咲いている土地だ。その桜は、日本全体としてはラストステージ。しかし季節は進んでいるので、来月末にはサクランボの収穫が迫る。★7月第1週に当ルームドクターズ管理下アパートの住人の人々へは、「希望」のむねを当方へメールしてくだされば、各どんぶり一つ程度のサクランボを無償でさし上げます。★日本国内では、大勢は、社会経済の段階的自粛解除の模索に向かっているようだ。そういう「解除」がどの程度、どういう基準でありうるかを、盛んに話題にしているように思える。★「13の特定警戒都道府県」以外の日本は解除に向かっていいと、日本を二分に線引きして考えた(政府がね)。「田舎」は5月中ぐらいに相当に解除されようと。★コロナウイルスを見分けるPCR検査受検の「基準」を従来より緩めることを盛んに話題にしているのも、この「自粛緩和の流れ」の一端であろう。従来の日本は、医療体制の崩壊を非常に恐れて、この検査を国民に努めて受けさせまいとしていたという感触がある(いまになって、そんなことはない、現実に即して柔軟に対応する趣旨だったと強弁している)。★こういう「トライ」は、前のめりになりすぎない限り、大いにありうることであろう。★世界全体も考えると、やはりどうしたって1年や2年、かかるだろう。その危機の間に戦争など起こさないで、世界中が力を合わせて収束を目指せば、あるいは1年で終わるかもしれぬ。最善の場合、来年夏に札幌でマラソンのオリンピックが見られるかもね。いまは人類全体の善意を強く信じたい。
2020-05-07 09:15:00
木曜日・曇・札幌。★連休昨日で終了。この季節になれば、札幌は昼夜暖房なしで生活できる。★ネット上「ニュージーランドのコロナ対策」が賞賛されているが、これって、対策の物理的骨子はいまの日本のありようとそう変わらない。しかし精神的と言うか、ソフト的というか、そのありようがかの国は確かに素晴らしいな。日本の場合、「方針を決めて発表した」ところで、指導者は「我が事成れり」とばかりあとのことはあまり顧みない。アベノマスクしかり、国民に10万円配布然り、マスクはまだ届いていないし、10万円もまだ届いていない。このニュージーランドのきめ細かさ、日本の政治家は大いに学ぶべきだ。これこそ日本に今足りないものだ。★ネットに「オバマ前大統領もエール、日本初の幹細胞を使ったコロナ新薬計画が始動」AERA.dot5月7日配信という記事が流れている。コロナが肺病を起こす仕組みを妨害することで、患者の重篤化を防ぐ薬で、話として聞く範囲では納得できる。今の制度の下で、1年後ぐらいに実用化できる見通しと言う。成績がよければ、実用を加速化させればいい。事態の救世主となろう。
2020-05-06 17:04:00
水曜日・曇・札幌。★道新2頁「大阪府独自の自粛解除基準」。国をさておいて大阪府知事が独自の自粛解除基準を発表したことに、話題騒然。ネット上では、「吉村府知事、大阪モデルの出口戦略発表、全国初の独自基準、本来は国で示してほしかった」と。5月6日スポニチ配信。★私はこういうことがあってもいいと思う。国が何でも無条件で任されているようにふるまうことへの、一服の解毒剤。それにしても、札幌のおかれた現状を「内々」大阪府と比べてみると、とても安心できる状況ではない。
2020-05-05 09:00:00
火曜日・曇・札幌。★今日の道新、いっぱいの記事にあふれているが、特筆大記してある7頁社説「緊急事態宣言、解除に前のめり危うい」の一語に尽きよう。解除に十分の条件がない時に解除を言い立てるのは危うい。我慢だ。前のめり解除は、地域の医療崩壊、高齢者の大量死亡に繋がってゆく。以前何某というお人が、施設で高齢者・身障者を大量に死傷して、用のない者を滅ぼすのは社会正義だろうとうそぶいた。この何某の行為は天人を恐れぬ凶悪行為で、それを支えた何某の思想は狂人のものだとしておいて、同じ方向につながる思想と行動を、「緊急避難・正当防衛」と理屈をつければ、社会的にまかり通るというのか。人倫が問われるのだ。みなさんどう思われるか。
2020-05-04 09:32:00
月曜日・曇・札幌。★緊急事態宣言さらに1ケ月延長という状況の下で、市民は「とにかくステイホーム」。これは一種の賭けの面もあるが、今は首長の指示に従うしかない。★ネットの上でも「世論」は一様には決まりがたい。私たちとしては、今の日本の政策が「なぜ、どれほど、妥当か」という点だが、これもにわかに答えを出しにくい。★特定都市部とその他田舎と日本を2分して、緊急事態は都市部に限り、その他田舎は「だいぶ緩くしよう」ということを政府が提起しそうだが、これはどういうものだろう。その他田舎での医療崩壊は起こらないと思うのなら、それもよかろうが、ほんとに起こらないのかな。むろん当分都市と田舎の往来は遮断する。社会的経済的段階的再開策の一種。★この「段階的再開策」の期間、すでに田舎から都会に出ていたが、もとの田舎に帰り住みたいという者は、厳重検査の上妥当な補助金も支給して田舎に帰らせたらどうだ。正直、いまの都会の大学など、やめて一旦郷里に帰って、「条件をだいぶゆるくした」郷里の高等教育機関での勉学を考えるほうが、合理的かもしれない。