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2020-05-03 09:13:00
日曜日・薄曇り・札幌。連休に入っているわけだが、形勢如何に。今朝の通行人ほぼゼロ。ボケの花、今満開。梅の花も見ごろ。誰も見なくとも咲いている。昨日スズメに混じってやや大型の見慣れない鳥が一羽、梅の木にとまっていたが、あれは鶯だったのかしらん。★今日の祝日は、憲法記念日というはずだろう。しかし憲法の制定を寿ぐ記念の言葉はさらさら聞こえず、首相が改憲の意欲を表明しているばかりとは、どういうことだろう。憲法制定以来このような憲法記念日はなかったのではあるまいか。
2020-05-02 09:29:00
土曜日・曇・札幌。今日本州方面では夏日になる地域がいくつか出るらしい。一説では暑くなるとコロナが消えるそうだが、それが正夢ならいいけど。★昨日本欄で、「コロナ菌抑え込み」と「経済再開」と、二つの相反する政策目標に対面して、「経済段階再開」ということをいうのは、いわば苦肉の策、「それがいいものかどうか」にわかには言えない。内容の合理性による。★「経済再開」ではなくて、「社会再開」と言うことになると、つまり「社会段階再開」だが、このありようについての国民的合意を得るのはずっと容易だろう。道新1頁「小1、小6、中3優先」「文科省 分散登校で指針」。休校時でも分散登校の可能性を都道府県教育委員会に検討するよう求めたもの。そのさい「小1、小6、中3優先」したらいいというのだ。人の人生に「社会的通過機会」とでもいうものがあり、その機会を子供たちから奪うのは酷いというわけだ。地方自治は、この課題を正面から受けて立つがよい。★あえて集団感染を起こして、集団免疫を得ようじゃないかという乱暴な解決策もある。欧州のいくつかの国がいままで口にしていた。スウェーデンは、実際にこの策を国策として取っていたのではないだろうか。「集団免疫作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍強に」ニューズウイーク誌5月1日配信。スウェーデンのコロナ禍による死亡率が他国と比べて恐るべき高率に上っている。死亡者の半分が高齢者だというのだ。この国が高齢者の死亡に際して延命措置を取っていないことを念頭に置くと、ここに「集団免疫作戦」の恐るべき正体がはっきりしてくる。高齢者の死亡を促進し、他方青壮年はあえて感染させてから回復させ、社会全体の免疫化に導こうというのだ。(回復率が異常に高いと誇っているが、内容的には青壮年の回復率と言うことだろう。)★経済回復を異常に急ぐ発想は、その後ろに「社会的集団免疫作戦」を秘めていると考えていいようだ。
2020-05-01 09:07:00
金曜日・曇・札幌。今日の最高気温18度Cと言っているから、札幌としては申し分ない気温だ。★道新8頁「本庶佑氏かたる偽情報 世界に拡散」。この人が「新型コロナウイルスは中国で人工的につくられた」との見解を発表したという偽情報が海外で拡散したという記事。これは恐ろしい話で、中国がコロナウイルスを人工的に造ったという話の根拠がこうして捏造されたということになる。★同じく「クルーズ船集団感染ルール提起へ」。こういう案件の場合、どこにどの程度責任があるのかというルールが国際的に不明確だったのが、当時ややこしい論戦を生む元になっていたという記事。★このようなネット世界の反省は、ネツト自体ではなかなか行われがたい。新聞の新しい役立ち方かもしれない。★今欧米で行われている(テレビのBS放送では最近多くなった)「コロナ菌抑え込み」と「経済活動再開」という相対立してしまう二つの方針を「同時に行う」傾向(アメリカ合衆国の場合がいちばん目立つのだが)、これはいったいどういうことになるのか、見守っている。確かに経済活動は、停止したままでは、3か月か、半年か、1年か、そう遠くない将来再起の難しい局面に至るかもしれない。その局面の後は、経済社会のシステム変更を必至とするだろう。かといって、今の入り口で、「経済を段階的に再開」していいものだろうか。BS放送は米国の生々しい個々の実情を報じているが、それはもちろん必ずしも事柄がうまくいっているということではない。★今は息を呑んで米国のニュースを眺めているばかりだ。
2020-04-30 21:52:00
木曜日・曇・札幌。★道新夕刊、6頁。「第2波ウイルス欧州起源」。国立感染症研究所がゲノム配列を解析してそう判断したというニュース。「今は欧州で流行している第2波が広がっている」とする。「3月中旬までに海外からの帰国者らが持ち込む形で国内に流入。大都市圏から地方に広がった」と。★当「お知らせ」が4月28日に紹介したウエブ上「新型コロナ、日本で拡大中のウイルス、欧米からの流入か」ТBSニュース4月28日配信、この記事を道新が追認したわけである。★わたしはこの記事はたいへん重要な性質をもっていると考えた。コロナの日本での3月以来の拡散の内実に非常にかかわる知見ではないかと思うからだ。たとえ後追い記事でも、その含みについて相当に詳細な取材があるものと期待する。それが夕刊に掲載で、それも後ろの方の6頁に掲載とはね。日本社会はどうして3月に欧米方面から、それも主として日本人帰国者によってコロナ菌が持ち込まれることへの警戒心を、官民ともほとんど持たなかったのだろうか。なぜだろうね。
2020-04-29 09:14:00
水曜日・曇・札幌。★今日の道新。1. 緊急事態宣言終了の期日とされていた5月6日は、道内のコロナ感染者数の収束を見通せるような状態にない今日、見込み薄であろうとの感触。2. コロナ禍による失業が、非正規の労働者に特にしわ寄せされているらしいと感じる。3. 学年歴を9月始業に制度変革することで、当面の不規則になった学校運営にゆとりをあたえようという思い付きが出てきた。関係者は責任をもって徹底検討するがよかろう。★失業して困っている人がネットに何か書いても、そういう人がこの社会にたとえ何百万人いても、ひとりが独立に書く、だけでは、ネットの中では微塵の中のぱらぱらの集合で、人々がこれをよむことにはつながらない。ネットというものの弱点である。「ネット上労働組合」というホームページを立ち上げて、働く人のネット上組合員を募り、ありのままの声を一つに集めたらどうか。