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2016-10-12 21:31:00
パリーグ代表戦 10/12 札幌ドーム 日ハム、ソフトBに 第1戦を勝つ。6対0の圧勝。日ハム投手は大谷。大谷は8番を打ち、7回まで投げた。ヒーローは大谷と西川。日ハムの6点は6回裏に集中的に入ったものだが、その最初の一撃は西川によるもの(2打点ヒット)だった。(今日は中田の2打点ホームランもあらわれた。)代表戦では例年誰が「ラッキーボーイ」になるかとよく言われるが、どうやら今年の「ラッキーボーイ」は西川になるのではなかろうか。今日の試合でも、西川の打順の時にいつも好機が訪れていた。代表戦は第1戦をどちらが取るかが非常に大きい。今年はそれを日ハムが取った。日ハムはこれでアドバンテージ1勝を含む2勝となるわけだ。(先取4勝で決まる。)(セリーグは今日、広島、横浜戦で、広島が5対0で勝ったようだ。)日ハムの躍進で北海道は新しい祭りの機会を得た。いずれにせよパリーグで優勝していることで、日ハムの優勝パレードか11月に札幌で行われる旨、札幌市は発表している。
2016-10-11 14:53:00
日ロ国交回復後の青写真(5)  これは補足です。「江別市」を話題にしたが、本州の人は地名になじみがないでしょう。本州の人は「野幌町」がそこにあるというと、気が付かれるかもしれない。「ひょっとして、あれか」と。ええ、村上 龍『希望の国のエクソダス』文芸春秋、2000年、に出てくる「野幌」です。この小説は、全国の中学生のうち80万人が、現在の中学校のありように不満をもって登校しなくなってしまったという「問題小説的フィクション」です。やがて彼らは「希望の持てる国」を自ら作ろうと大挙北海道に移住を決意し(北海道を選んだ理由が、「湿っぽい梅雨の季節が嫌いだから、北海道には梅雨がないから」だというんですが)彼らが居を決めた場所が「野幌」という架空の場所ですが、そのイメージに取られているのが確かに「野幌町」であり「江別市」です。そしてその付近の町村です。小説の描写にはそのつもりで読むと思い至るところがあります。野幌町の(正確には野幌若葉町の)酪農学園大学のようすなども風景としてうまくもりこまれていますね。★「希望の国」として「野幌」を選んだ中学生たちは、「北海道では下の人が上の人にへつらうことがない」としているくだりがあります。私も確かにそう思いますよ。★現実の江別市は実は惨憺たる面もあります。数年前江別市立病院の医師が全部逃げてしまって、市はその状態を回復するのに大変苦労しました。地価はもっか二束三文ですから、年内に100坪か200坪買っておきたい本州の人はどうぞ。なお私のアイデアは事実無根ではないので、あれは故町村信孝衆議院議員の「石狩港と江別市を循環鉄道で結ぶ」という町村構想でした。(いまじゃ町村氏の後継者ですらすっかり忘れているかもしれませんが)★ なお、この酪農学園大学の東北の角に、理工学院という測量を教える学校があったのですが、経営不振でつい最近生徒募集を停止し、現在「売り物」という看板を出しています。夢のある本州の事業家で、この学校を敷地ぐるみ買い取って来るべき日ロ国交回復の暁にはここに「ロシア語学校」を作ろうという方がいませんかね。いまなら電話一本で商談に入れるでしょう。しかしもう数か月たったら、よほどの馬鹿でない限りここを二束三文では売らないでしょう。★むろん道内の人が買ってもいいわけです。ほんとうは酪農学園が買えばいいのにね。ここを留学生センターに使えばいいのに。ロシア共和国から酪農を学びに来る学生をここに置けばいいのです。(ついでに北大の新渡戸計画みたいに、ここに日本人の学生でロシア語に習熟したい者を入れておけば、いい教育効果があがるでしょうに。)歳月は人を待たず。
2016-10-11 12:52:00
日ロ国交回復後の青写真(4) 北海道のヒト、土地のありよう、見通しが、転換するであろう。★日本全体の人口が減少傾向にあり、北海道も例外ではない。ヒトはだんだん減ってゆくだろう(おまけに高齢化してゆくだろう)、したがってヒトがその上に住む土地もだんだんしょぼくれてゆくだろう。これが従来の見方であり、その傾向自体は嘘ではない。しかしそれは経済活動の上で発展が乏しかった場合、という前提があっての命題だ。★日ロ国交回復とその後にごく順当に予想される日ロ相互交流が北海道になにをもたらすか、「空想」してみた。★いったん国交が結ばれ、日ロ交流が順当に経過すると、ほどなく持ち上がる課題は極東ロシアとシベリアロシアの開発に北海道は寄与するのかというビッグな課題である。シベリア鉄道強化などもそういう話題に属する。千島列島方面をここではほとんど触れなかった。そういう話題を今脇に置いて書いている。★北海道の人口は増えてゆくだろう。この活気によって本州からも、外国からも、人が北海道に参画することを考えるのである。★北海道の土地について一言。いままでのところ、日本全体でおよそ北海道ほど土地の安いところはない。最低の場所では1坪10万円を割る土地がごろごろしている。こんな非常識なありようは、いずれ一変するでしょうよ。北海道の土地は、軽くて2倍、あるいは4倍、場所によっては8倍、というように暴謄するでしょう。それをいうためにこの記事を書いているようなものです。せめて2017年の1-3月まで待ちなさいよ。そのころ(あるいは)政府が「重大発表」をするかもしれません。日ロ国交回復迫るという。(本州の不動産業者は既にある種の計算をしていま北海道の土地を二束三文で買いあさっているのではないでしょうか。)
2016-10-11 12:24:00
日ロ国交回復後の青写真(3) 北海道の場合。日本海側の石狩港から太平洋側の苫小牧港に至る縦の線が、北海道発展の中心となるだろう。現在すでに南北に貫くガスパイプが存在しているが、これにサハリンからガスパイプを引いてきて石狩の地点でつなげば、このサハリンガス資源をもとに北海道のエネルギー供給はゆるぎない。このガスを石狩あるいは苫小牧から移輸出できる。(本州向け、およびアジア各地向け)国際収支的には、日本からロシアに輸出した商品の代金はロシアの資源の購入でバランスすることになるが、当面このガス代金は重要であろう。これに応じて石狩地区と札幌地区を結ぶ臨海鉄道が敷設されるだろうし、(これは札幌市ではなくて江別市の方で結ことになろう)石狩港から苫小牧港に至る広い産業道路が建設されることになるだろうが、それもまた石狩・江別・苫小牧という線になるだろう。(ただ、札幌市自体が広域化してグレーター札幌となり、江別を吸収しているかもしれないが)★北海道に従来にない可能性が開ける。1つ、寒冷地向け生活商品の製造工業が芽生えるだろう。旭川市はそれにもっとも向いている。2つ、きたるべき極東・シベリア開発のための近代的工業博物館・訓練場所となる。石炭の、漁労および水産加工の、林産および住宅・家具加工の、農業及び農産物加工の、そして酪農の。そこへ開発要員を招いて訓練すればよい。(世界の各地から)3つ、道内各地の大学は日ロ文化交流の拠点となる。現在で言うと北海道大学と札幌大学が目立っているが、北海道の立ち位置から言ってそれ以外の大学も拠点足りうる。ロシア語を教えるも習うのも日本ではこの場所がいいだろう。しかもロシア側大学が、大学そのものがハイテクの研究拠点となっている場合が多いことを考えると、北海道の諸大学もそのように転身したらよろしい。日本のハイテク研究拠点となるのは夢ではない。(ずいぶん昔サッポロがソフト開発拠点だったことがあった。いままた地の利を得て、ロシアの大学との交流によって、にわかに日本のシリコンバレーになるという野心を持ってどこが悪いか。)
2016-10-11 11:55:00
日ロ国交回復後の青写真(2) 日ロ国交が回復した場合、モノとヒトの出入りが始まる。国交がない状態でも、もちろんそれなりのモノとヒトの出入りはあった。しかし国交がなければ、モノとヒトの移動は大変な面倒を伴う。とくにロシア共和国は、中国ほどではなくとも、官僚主義の強いところで、やれ書類、やれ取り締まりと、大変な隔壁が築かれている。もちろん国交が回復しても官僚主義の煩瑣が消えるわけではないが、国交のない場合に比べればやはりその自由度は雲泥の差であろう。★モノの移動。日本からロシアー向けて大量の製品が日常不断に輸出されることになるだろうが、圧倒的に多くの商品がロシアの中心地向けに、そしてある部分が極東ロシア向けに、ということになろう。日本海側の新潟港(新潟東港の意)、博多、北海道の石狩・小樽。ロシア中心部向けの貨物はコンテナ化されて、ウラジオストークに運ばれ、シベリア鉄道に乗る。ロシア極東部向けの荷物はもっと小型が多く、日本側発送港は北海道の日本海側の諸港、稚内、留萌、石狩・小樽、岩内などにも集まるだろう。この物流によって東アジア従来の港勢に明瞭に変化が生じる。従来釜山など韓国の港が日本の港より勝っていた状況が修正される。★ヒトの移動。観光、ビジネスなど、ヒトの出入りが盛んになり、多くは空路をとる。北海道の場合、新しい空港を日本海側に設ける機運が高まるであろう。石狩に設けるのが適当と思われる。(札幌市に丘珠空港というのが北区にあるが、大規模な使用には堪えない。)ロシアと日本の大学提携がすすみ、相互に大量の学生、研究者の交流を行うようになるだろうし、日ロ都市間交流(友好都市協定がある場合は特に)も盛んになるだろう。
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