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2016-10-30 01:32:00
2016年10月30日・日曜日 昨日の日ハム・広島の最終戦を回顧したい。この広島での最後の2戦に、両チームの監督も選手も、異常な熱意を燃やしたに相違ない。戦いに先立ってはっきりしていたことは、広島が第6戦に野村投手を送り、第7戦を黒田投手で結ぶらしいということであった。それに対して日ハムは、大谷投手がどのような使われ方をするのかが、はっきりしていなかった。★第6戦の日ハムは増井先発と告げられ、大谷はベンチ入りであった。大谷を立てずに予備としたことは、結果的には成功だったのではないか。大谷の使い方は日ハムにとって「良き余裕」となった。その上実際には全く使わないで済んだのである。増井-鍵谷-石井-バース-谷元という継投で日ハムは乗り切った。(バースはヒットすら打った)★大谷先発を予想してバッテング練習していた広島の選手たちは、結果的にはすっかり裏をかかれた。また日ハムは選手たちに1日休養させたが、この休養はよい余裕を生み出した。★大谷抜きに日ハムの打線がつながるものかどうか大いに懸念されるところだが、第6線はとてもうまくいった。西川が第5戦の余韻を引いて長打を2本放ち、中島は毎回塁に出、田中選手も非常に活躍した。これによって試合前半の4点がもたらされていた(これは隠れた勝因だと思う)。そして8回の6点の得点という爆発につないだのである。結果論から言ってこれだけ見事に打線が機能したことはかってなかった。しかも大谷抜きでそれが可能だったというところが、収穫であろう。★素晴らしい試合だったね。