インフォメーション
ロシアのウクライナ侵入は、おそるべき「戦争」様相を呈していたが、このほど、北欧のフィンランドに続いて、同じく北欧のスウェーデンがNATO加盟申請をしたことで、欧州の政治地図に重要な変化が生じることになった。道新5月17日朝刊、1頁「スウェーデンもNATOに」。従来政治的に中立の立場であった北欧圏が今後NATOの一部としてロシアに対峙することになるからである。ロシアのウクライナ侵入以来、ロシアに国境を接する東欧諸国に「NATO依存」の勢いが急速に進んでいたので、その趨勢に北欧も加わったわけだ。陸上だけでなく、海上のことも考えると、ロシアが北海に出る上で北欧諸国との関連は極めて重要で、ロシアがそれだけ死命を制されることになろう。
コロナ禍は、この令和4年の春が、「感染第6波が終息しつつある」のか、それとも「感染第7波が始まろうとしている」のか、判然としません。/ただわかることは、このゴールデンウイーク中、外出禁止、地域間異動禁止の措置は取られなかったこと。都会や観光地の人出は当然に激増したこと。ゴールデンウイーク後は、札幌市でも北海道でも、「新規感染者数」は「高原状態」のようだったこと。感染は、若年層で高率になっていること。/それで、社会的にどうなるかというと、外気の下では、「2メートル以上の距離がとれる場合」はマスクなしでいいんじゃないかという「有識者」があらわれていること。新聞では、政府はコロナ接種の薬は確保しているらしいこと。3回接種歴のある人々に対して、4回目の接種を具体的に促進する手段を現実にとっていること。/さあ、こういうことの全体を、どう評価するのだろうか。「各自の自己責任で評価し、行動しなさい」というにとどまるのではないでしょうか。
今年(2022年)の1月を最後として、長い間、この「お知らせ」の書き込みを中止していました。札幌の(北海道の)近年稀な豪雪に打ちひしがれ、コロナ禍による逼塞のもと、毎日なにも発信する気力のないままに過ごしていました。/さて、うちの遅咲きのツツジすら今咲こうとしています。アイランドコーポの庭の桜はいま全開で、例年通り7月にはサクランボの収穫があるでしょう。夏大根も少し植えました。例年5月中旬から10月中旬までが、札幌の「夏季節」です・つまり暖房不要の時期です。今年の夏季の日本の気温はどうなるのか、まだわかりませんが、「冬の酷い年は、その埋め合わせに夏は酷暑となる」傾きがありましょうから、酷暑の御地から、空気が乾燥していて過ごしやすい札幌に夏季滞在する希望の人々も少なくあるまいと思われます。「5月中旬から10月中旬」という期間を中心に、札幌滞在者を募集する企画を再開したいと存じます。/ただ、まだまだコロナ禍は油断できませんから、滞在者は「コロナ予防注射」を「少なくとも2回以上」接種したことを証明できる人、に限定させていただきたいと思います。/ひとつ、当アイランドコーポにとっていいお知らせがあります。当館徒歩2分ぐらいという至近距離に、中の島生協の大きな建物が新築されました。この中の島生協の機能がたいへん便利なのですよ。/今日はこのくらいで。
日曜日・朝方曇り、無風・札幌。☆道新天気予報では「12-21時雪、その他は曇り」「気温0度からマイナス3度」という常温の範囲で、過ごしやすそう。
☆コロナ禍の新変種「オミクロン」が広がりつつあるようで、沖縄・山口・広島に「まんぼう」を期間1月内で発令する由、岸田首相はゴーツーを延期する考えのようだ。北海道・札幌もやはり目先の第6波が懸念される。★道新6頁「カッコウ鳴く街で IOCとの協議内容を公表せよ」(編集委員 土江富雄)は、これから30年冬季オリンピックを「考えよう」という態度を明瞭にとっている札幌市に関わって、恐るべき情報を市民にたいして明らかにしている。いわく、東京オリンピックの場合に都がIOCに提出した東京都立候補フアイルに当たるものを、「今回IOCが選考方法を変えたため、立候補フアイルは必要なくなった」のだそうだ。選考過程はIOCと開催候補都市が個別に協議するのだそうだ。そうすると、IOCが総会に(個別折衝で絞り込んだ候補都市を)直接に推薦し、承認を受けるのだそうだ。これでは肝心の札幌市とIOCの交渉過程が、市民にはまったく知らされない札幌市の「秘密外交」になってしまうのではないかと、恐れている。