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月曜日・朝方雨・札幌。☆道新今日の札幌の天気予報は、「9時まで雨、3時まで曇り、その後晴れ」、「気温5度から13度」と読める。★道新1頁「ワクチン全員分9月調達 ファイザー追加供給」。9月末までに、16歳以上の対象者1億1千万人に注射できるだけの分量のワクチンをファイザー社から調達する、ということのようだ。すでにファイザー社からは、7200万人分のワクチンの供給を受ける契約になっていたので、今回さらに約4千万人分の追加供給を約束させた、ということか。☆こういわれただけでは、アーそうですか、では済まないいろいろの問題があるが、ともかく今までのところでは、将来の国民的ワクチン接種について、実は何の希望も期待も持てなかったところなので、それが「年内ぐらいには、何とか先の解決の見通しがたつのではないか」という程度の安心感が持てただけでも、前進だ。☆政治的には、首相がいったん確約した「2021年上半期に」が、「2021年6月」に言い直され、今回「2021年9月」(接種の具体的手順では何月までということになるかは不明だろう、仮に1‐2ケ月かかるとしようか、結局年内ということになる)に言い直されたわけだ。中国も、地球温暖化阻止も、別に一日を争うことではなかろう。接種がうまくゆかなければ、国民が直接に海外に出かけて予防注射を受けてくるというのが、現実的プランになってしまう。なんでもそういう観光を提案している国があるそうだ。
土曜日・朝方曇り・札幌。☆今日の道新の天気予報は、「終日雨」「気温8度から12度まで」と読める。昨日の現実は終日曇りだった。★道新30頁「医療従事者に定期PCRを 道医労連 看護師ら札幌で街頭宣伝」。「医療従事者の定期PCR」は当然の配慮として国も、道も、市も、心がけているものとばかり思っていた。行政の目配りは麻痺しているのか。
金曜日・朝方晴れ・札幌。☆今日の道新の天気予報は、「日中晴れ」、「気温は4度から15度」と読める。なお「朝方の天気」は、9時頃の実感だが、従来なら「曇り」と表現していた場合でも、明るさがあって、薄曇りとでも言っていた場合を「晴れ」と言うことにした。経験でこういう曇りなら実際その後すぐすっかり晴れる場合が多いからだ。★道新1頁「まん延防止 4県追加」。16日にそう決まるらしい。従来の「東京、大阪、京都、兵庫、宮城、沖縄」に「愛知、神奈川、埼玉、千葉」が加わって「10都道府県」と全国化するわけだ。「北海道」はまだ入れていないようだが。時期は連休後の5月14日まで。☆それにしても道民が昨春体験していた「締まり」に比べて、今春は「大変甘い」ようだな。☆ネット上、共同4月16日配信、「高齢者向け接種1瓶6回に 河野氏、5月10日の週から」。従来米ファイザー社のワクチン接種は、「一瓶5回」と聞いていた。政府はこの状態を改善する何の努力もしていないのかと思っていた。それがこの河野氏の話では、「一瓶6回」にできる器具を手当てすることができたという。「米ファイザー社と契約した7200万回分の92%は6回接種できる予定」という。よくやったな。薬の供給が従来見通しより大幅に減っていて大変な時だ。いい仕事をしてくれた。今後とも、頼むよ。
今日、「和食」がユネスコ文化遺産に登録されているという話題で、私がふだん食べている食事の中に「豆腐」を挙げた。ところがこの「豆腐」では、私に甘酸っぱい思い出がある。以前米国に居住したときのこと、食事の材料を買いにまちの食品店にゆく。豆腐は米国でも非常に多くの食品店で売っている。豆腐を買っていたら、白人に声を掛けられた。お前はどのようにしてこの豆腐を食べるのかと。それで私は、「まずよく冷やす」、「次にこれを包丁で大きな塊の賽の目状に切る」、「平たい皿に盛って、生姜を一つまみのせ、さっと醤油を掛けて食べる」。私一人で簡単に作れて、私も好んでいる「冷ややっこ」だ。それに、およそこれほどわかりやすい調理法はない。☆ところが、だ。私がたどたどしい英語で説明していると、何人かの人間がまわりに立ち止まって、口々に自分の調理法を話し始めた。当然に私の調理法とは全然違う。いわば正反対の調理法。たいていがぎたぎたと油でいためることになる調理。私に最初声をかけた白人も、これらの人々の調理のほうに親近感があるらしく、いつのまにか私は話題の外に出てしまった。思えば中国料理も当然に豆腐を使う。豆腐はいまや間違いなく国際的食材だ。だからこそ米国のスーパーでも売っているわけだ。「和食」は、時には外国人は絶対にそう言う具合には調理しない代表例ともなりうる。食事は国際的共通話題でも、食事の方法や内容は、国際的に多様。まー、文化というものが、そういうものだが。
木曜日・朝方曇り・札幌。☆今日の道新天気予報では、「日中晴れ」、「気温2度から12度」、と読める。☆今朝テレビを見ていたら、日本食「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことをきっかけに、海外からも日本の「和食」への注目度が高まった、と報じている。私は(ほんとに情報に疎い人だったな)初めてそのようなことを知ってびっくり。そこであわててネツトで検索したら、農林水産省ホームページに、「『和食』がユネスコ無形文化遺産に登録されました!」という見出しでその知らせは公表されていた。平成25年1月に登録された、と。「和食;日本人の伝統的な食文化」を説明するこの記事には、「和食」の4つの特徴、として、1. 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重、2. 健康的な食生活を支える栄養のバランス、3. 自然の美しさや季節の移ろいの表現、4. 正月などの年中行事との密接なかかわり、が挙げられている。私が今朝見た放送はどこの局か思い出せない。しかしその放送では、日本では最初「懐石料理」を示そうかという案も出たが、国民のだれもが普段経験するものを示すのが本来だろうということで、「和食WASHOKU」で行こうと。ユネスコへの提案時に既に、「1月1日に日本国民がみな食べる雑煮」のような正月料理を事例として付けていたという。さきに書いた4つの特徴の第4である。ははあ、こういう具合なら、私が普段食べているうどんや、そば、納豆、豆腐、あぶらげ、味噌汁、ご飯、焼いたサンマやイワシ、海苔、刺身、茄子やカボチャの天ぷら、焼き芋、とろろ芋、食後に飲むお茶、みんな堂々たる「和食」だね。海外の人々に「日本の生活」を経験していただく際にも、かならずしも*万円の日本食でなくとももいいわけだ。農林水産省さん、もっと宣伝していいね。