インフォメーション

2022-06-11 10:02:00

大抵のことが、中途半端に、経過してゆくようだ。/いまのコロナ禍の帰趨の判断は、たいへんに重要ではあるが、それは6月11日道新朝刊29頁「感染減 再拡大前水準に」という道内概況記事にあるところを、「それに代わるもの」としてでも受け取る以外なさそうだ。つまり、感染第6波は今年2月に新規感染者4千人超と最多を記録した、が、3月には千人を切った、その後の再拡大で5月中旬に3千人台を超える日がつづいたが、今月10日は千人を切った云々。つまり今は新規感染者数では「千人を切る」下火になっていると。その10日に北海道知事は、外国人観光客の受け入れを前提に、かれらを対象にした感染防止策の検討が必要と言い、60歳以上を対象とする4回目のワクチン接種の促進と、20-30台の3回目接種の呼びかけを重要視すると。/札幌市が冬季オリンピック受け入れをどう考えるかは、札幌市民にとって大きな関心事だが、なんか、これはもうすっかりやると決まってしまっていて、あとはその意義を市民にどう宣伝するかにかかっているだけという有様。6月11日道新朝刊7頁読者の声の「札幌五輪 賛否を知りたい」(土屋正人氏)の、1.市は市民1万人を対象にした郵送調査だけで、市民が賛成したとしているのか、2.市議会の招致賛成が過半数だというが、52%ではないのか、というご指摘は、もっともだと思うよ。どう見ても生煮えさ。

2022-06-01 21:40:00

こんな面白い試合はそうざらにはなかろう。前半戦は上原投手、広島出身ということで、立派に投げぬき、本人久々の勝利を挙げた。ハムの選手たちは、ほぼ全員、自分のやることに全く迷いなくプレー。広島の選手たちは、変なたとえだが、「はじめ処女の如く、終わり脱兎のごとき」プレー。はじめは何か気迷いでもあったかのようなプレーが、7回あたりから恐ろしく積極的になってきたが、空回りしてしまって点数にならない。日本ハムファンとして、最高に楽しく観戦した。昨日の第1戦は負けたがね。

2022-05-29 17:36:00

札幌ドームでの対巨人第三戦、7対2で見事な勝利。日本ハムはこれで対巨人三連戦を2勝1敗で勝ち越した。日本ハムの各選手、懸命の試合がよく感じられた。みんな実力以上に戦っている。対して巨人側は、私の気のせいか、多くの選手が平常心を失って、「あせっている」ように感じられた。

2022-05-28 16:08:00

昨日5月27日の試合(対巨人戦3対2の勝利)も、一昨日5月26日の試合(対楽天戦9対6の勝利)も、テレビで全部みた。今現在の目の前の試合をしっかり勝つ。野球というゲームは、基本的にこれに尽きるのではないか。その課題をいま現在しっかり果たす。(時には負けるかもしれないが)こういう感触を体感できるときに、野球は見る人に面白い。それにしても5月27日の試合は、チーム全員気合が入っていて、見事であった。*さて、今日の対巨人戦。さあどうなるか。

 

2022-05-26 09:17:00

道新5月26日号朝刊、6頁「医学部不正入試に賠償命令 性差別正当化終えん願う」(山口一男氏の文章)東京地裁が19日、順天堂大学医学部の入試で女性が性別を理由に差別されたとして、同大学に賠償を命じた件への批評である。山口氏は、まずこの賠償金の額が桁違いの少なさだと難じるが、この裁判をとおして順天堂側が行った弁明の中に、「看過できない日本の組織の問題がある」と考えている。要は、日本の社会にこれまで広く行き渡っている「女性が男性に劣る」とする「空気」の存在である。「既存の男女不平等の結果を前提にして女性差別を正当化するさまざまな弁明」がこれまで行われてきた(今回の順天堂の弁明もその一例に過ぎない)が、こういうことにけりをつけてゆかなければなるまいというのである。*せめて司法の場でぐらいは、従来のこの社会の女性差別の「空気」を弁明の背景とするような愚挙はきっぱりなくしたいものだな。どうおもいますか皆さん。