インフォメーション

2022-05-17 08:51:00

ロシアのウクライナ侵入は、おそるべき「戦争」様相を呈していたが、このほど、北欧のフィンランドに続いて、同じく北欧のスウェーデンがNATO加盟申請をしたことで、欧州の政治地図に重要な変化が生じることになった。道新5月17日朝刊、1頁「スウェーデンもNATOに」。従来政治的に中立の立場であった北欧圏が今後NATOの一部としてロシアに対峙することになるからである。ロシアのウクライナ侵入以来、ロシアに国境を接する東欧諸国に「NATO依存」の勢いが急速に進んでいたので、その趨勢に北欧も加わったわけだ。陸上だけでなく、海上のことも考えると、ロシアが北海に出る上で北欧諸国との関連は極めて重要で、ロシアがそれだけ死命を制されることになろう。