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2018-05-17 09:28:00
2018年5月17日・木曜日・曇り・札幌。★午前10時35分、エンジェルス対アストロズ戦。テレビ、NHK、BS1。今日日ハムの試合はない。昨日の対西武戦、日ハム上沢完投の思い出に浸っている。「これで日ハムは、強力な先発投手陣を充実しつつある」という喜びだ。日ハムの試合のない日には、アメリカ・ロスアンジェルスの大リーグ球団、エンジェルスの試合を「初見」する。初見としたわけは、この試合に投手大谷または打者大谷(なんと恐怖の2番打者になるというではないか)が出場し、精神的に日本の日ハムの試合とコラボレーションするが(とくに日ハムの新人、打者清谷の存在とね)、ナニ端的に日ハムの試合のないときに、「代替手段」になる、日本のテレビで「大谷の話題と映像」を各局が一日中放映するので、「二度楽しめる」からである。誰でもできることだから、あなたもおやりになったら?★朝鮮半島核全廃と南北朝鮮の融和が突然遠のいたように見えるのは、「キーパーソン、トランプ氏」のガバナンスというか、政治的安定に、北朝鮮が危惧心を抱いたのではないか、という「誰一人観測もしない」理由である。政治的安定が疑わしい人物の約束が、将来果たされる保証が乏しいという読みではないかと考える。敵は本能寺ならぬ中近東にあり、という次第だ。★札幌は、ライラックのシーズンに入った。ライラックは本州でいえば藤の花と似た感じの花だ。札幌大通り公園で5月16日開幕。大通り公園に400本。しかし白石区川下公園(かわしもこうえん)のライラックのほうが大規模で、1700本、6月初めが最盛期。どうぞ時間をみて鑑賞されたし(川下公園には市営の浴場と温水プールがある。)ライラックの記事は今日の道新の17ページに。
2018-05-16 10:03:00
2018年5月16日・水曜日・曇り・札幌。★日本ハム対西武ライオンズ戦。東京ドーム。午後6時。テレビはHТV。ラジオはHBCとSТV。★立った今、たった1点を守り抜いて、日本ハム、小笠原投手、完投試合。おめでとう。そして日本ハムは首位西武と2.5ゲーム差となったね。★北海道新聞2018年5月16日夕刊1面で、「北朝鮮が、米韓訓練を理由に、南北閣僚級会談を延期」したと報じている。こうなると予定されていた米朝首脳会談も、どうなるかわからなくなった。中東ガザで起っている騒乱について、米国の外交的態度が、中東諸国はもとより、欧州諸国の支持を急速に失っていることをみてとったからに違いない。★トランプ大統領がキリスト教福音派とかの判断に従って、米国大使館をイエルサレムに移動したことが、中東和平の数少ないきっかけを失わせてしまったことへの「トランプ不支持」である。思うに、アジア和平の機会は当面これで永遠に去ったのかもしれない。トランプ氏はまず中東で、落とした糸をもう一度拾い直す勇気を持つべきだろう。
2018-05-15 11:50:00
2018年5月15日。火曜日、薄曇り、札幌。★日本ハム対西武ライオンズ戦。午後6時。東京ドーム。テレビ、UHB。ラジオ、HBCとSТV。★16日に追加。7回裏にレアードのホームランで1点。清宮の2塁打を鶴岡の2塁打で返してさらに1点。計2点。この2点で日本ハムは見事西武に勝った。16日午後6時に東京ドームで再度西武ライオンズと対戦する。★北海道新聞5月16日号、20ページに、日本のプロ野球12球団の選手の年俸が報じられている。パリーグ・日本ハムは最下位。平均年俸3955万円。人数64人。年俸総額、15億2388万円。1軍平均4335万円となっている。ちなみに1位のソフトバンクでは、7826万円、61人、47億7392万円、1億2201万円だ。現在対戦中の西武は、地味な方のチームで、比較的に日ハムに近い。3402万円、61人、20億7536万円、7040万円だ。もっと丁寧に、かつ詳しく知りたければ、道新をどうぞ。★こういう相対的に低い年俸で選手を採用し、チームを運用して、勝ち抜くとなると、よほど工夫した球団運営とチーム運営・試合運びが必要だということになる。選手の採用・育成・試合での動き方など、日本ハムがこれだけ活躍しているとなれば、独特の「運び」が必要だ。球団運営も独特足らざるを得ない。★せっかく育って*億円選手になった者を容易に手放したり、昨日まで海とも山ともつかなかった者を突然起用したり、1軍の試合運び自体が「オン・ジョブ・トレーニング」よろしく鍛錬の場だったり、する理由がわかる気がする。こういうチームをけん引する監督の工夫も、一通りのものではあるまい。球団広島を広島全市が支えたように、札幌市の大衆的支えがあってよいと思うが、札幌市と札幌市民は、札幌市と市民にとって「利用しやすい球団であれ」という具合にしかかんがえないのだろうか。
2018-05-14 08:49:00
2018年5月14日・月曜日・曇り・札幌。★エンジェルス対ツインズ。午前5時。大谷登板。テレビ、NHK、BS1。私が起床してテレビをつけてみたのが7時半。7回表、大谷がすでに6回投げて1対0の状態。7回表第1打者に四球をだして次の投手に変わったところであった。7回表に1点取られてタイとなり、大谷の勝星は消えた。試合は2対1のサヨナラでエンジェルスの勝。★昨日「言葉とカルチャ」という題で、道新5月13日の書評欄を紹介した。なにしろ今の日本、大政治家と大企業が麗麗とうそを重ねる様子で「政治・経済というメインカルチャ」が信頼を失っている。大政治家の「言葉」がことごとに言っているのとは反対の意味に聞こえるとは、ひどい話だ。「丁寧に」が「ぞんざいに」と聞こえ、「全く無関係」が「関係べったり」と聞こえ、「女性活躍社会」が「女性の貶められる社会」と聞こえ、という有様。「裸の王様」を地でゆくものだ。★栗山英樹『覚悟』KKベストセラーズ、2012年という本を入手した(108円)。日本ハムを応援して毎日素晴らしい試合を楽しませてもらっているが、栗山英樹監督その人の人物と考え方についてもっと知っていたいと思うのが自然の情である。この本は監督就任第1年の間に書かれて公刊されたので、内容がみずみずしい。当時の選手たちの思い出も読む当方の記憶に鮮やかに残っている。たとえば今私が次のような疑問を持ったとしたら、それを栗山さん自身に聞いてみたとしたら、ここに鮮やかな答弁が記されている。1.栗山さんはどのようにして北海道日本ハムファイターズという球団に採用されたのですか。2.まるで素人のように思われていたあなたが、どうやってチームを率いてこれたのですか。3.なぜ、どのように、北海道に来られたのですか(栗山町に根拠を構えた)。4.あなたに特別の野球理論があるのですか。それはどういうものなのでしょうか。5.あなたはベンチにいるときにあまり感情を表に出さない人のように見えますが、真実のところはいかがですか。★後日この本についてもう少し書く。これは書評を書くという種類の本ではない。栗山監督が自らを語った本として貴重である。
2018-05-13 15:56:00
2018年5月13日号『北海道新聞』10‐11ぺージ書評欄「本の森」をみて、驚いた。これらの本の提示は、別々のものとは思えない。一貫して「言葉とカルチャ
」のかかわりを問題にし、重大な問題提起を行っている。私はこれらの本をアマゾンにでも注文して、時間をかけて読んでみたいと思う。貧乏人もときには金を使わなきゃね。(書名と、紙面に書かれている小見出し・括弧にくくる・と、私のほんの一言の追加と、だけを示す)詳しくは道新紙面をお読みなさい。
1.多和田葉子『地球にちりばめられて』講談社。「国、言語超え相互理解埋める旅」という小見出しがついている。上田貴子記者が本人に取材した記事が載っている。2.ジョン・ウイリアムズ『ブッチャーズ・クロッシング』作品社。「苛烈な自然そのまま描く」。ここで自然という言葉が括弧でくくられている。作者は当初エマーソンが描くような西部の自然に出会うものとおもっていたが、実際に出会ったのは想像を絶するリアルな自然だったという。3.青木理『情報隠蔽国家』河出書房新社。「日米同盟の闇の深さを照らす」。日本の公文書のありようが、いまのままでいいのかという問題提起にもなっている。4.大澤真幸『サブカルの想像力は資本主義を超えるか』KADOKAWA。「ヒット作を通して現代を批判」。政治・経済・社会を主カルチャとすると、そこから外れた事件・現象はサブカルチャである。大澤が取り上げたヒット作とは、近年の日本のサブカルにかかわって評判になった作品である。5.真保裕一『オリンピックへ行こう!』講談社。「スポーツが磨く言葉の力」。言葉が磨くスポーツの力もあるという。(ここで想定されているスポーツはたいてい個人戦だろう。集団戦・チーム戦の場合はどうか。私は栗山監督の本はそういうチーム力を扱っているように思った。後日紹介する。)6.伊藤氏喜『美の日本』明治大学出版会。「あいまいな精神性の本質を問う」。日本らしさとはなにかという難しい問題に答えていることになりはしないか。★一流の新聞記者はやがて文化記者から現れるのではないか。