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2018-11-01 10:14:00
2018年11月1日・木曜日・晴れ・札幌。★道新1頁ほか。「日ハム新球場23年(北)広島」。極東から大洋州、米州にまで観客を予想する国際的大球場。かならずや正夢になりますように。★道新11頁。「道内のコメ作柄不況」。覚悟していたところではあったが。★道新34頁。「医学部地域枠未充足なら削減」。北海道に生きる青少年よ。もし近親の健康などを動機に、身辺の人々を救うために地域の医者になって生きたいという心が芽生えたら、ぜひ北海道内の医学部の「地域枠」という特別枠を将来志願していただきたい。札医と旭医の地域枠がここに示してある。北医などはどうだろうかね、私は知らない。★道新6頁。社説「首相の憲法発言前のめりで自制足りぬ」。同感。そもそも憲法改正の緊急の必要がいまどこにあるというのか。首相は憲法擁護の義務を負って任に着いたのだと思うが。★只今、ソフトバンクが5対4で広島を下して3勝した。延長11回の裏、柳田のサヨナラホームラン。★わたしの知っているのはパリーグで日本ハムとよく対戦していたソフトバンクの陣容のほうで、広島にはなじみがない。8回の表、ソフトバンクはクローザーの森を出し、9回には加治屋をマウンドに送った。10回も加治屋。この起用が良かったのかな。
2018-10-31 22:30:00
2018年10月31日・水曜日・雨・札幌。今日は小寒かった。★ソフトバンク対広島。今日はゆとりをもってソフトバンクの勝。昨日は大変な激戦の結果ソフトパンクが勝ったな。★道新20頁。「地域拠点6か所周辺 土地の用途制限緩和」。近年少なかった札幌市の土地用途制限緩和。このような挙により、主要交通機関に近い箇所の建築制限が緩和される・俗に、建物の高層化が可能になる。新幹線札幌まで延伸に伴う札幌市の建物高層化の歩みか。同時に札幌市の固定資産税収もおのずと高くなろう。★道新34頁。「国の直接支出1725億円 東京五輪経費 関連線引き不透明」。わたしはもともと、旧国立競技場をリフオーム再使用する吟味をもっとすべきだったと思っている。そうすれば東京五輪経費はずっとすくなくてよかったはずだ。昔誰かさんがベルリンオリンピックで獅子吼したように、日本の誰かさんを来るべき東京オリンピックで獅子吼させようと「よいしょ」する「おみこし」が、国立競技場新設整備というカネのかかる企画をしたのではなかろうか。「下種の勘繰り」ですかね。
2018-10-28 09:14:00
2018年10月28日・日曜日・晴れ・札幌。★道新28頁。「地震時のもてなし 韓国から感謝状」。緊急時は個々に判断がゆだねられる。ふだんも個々の責任ある認識を養おう。★道新1頁。「非正規公務員道内6.3万人」。官製プアーをなくすべく努力しようではないか。★道新3頁。「五輪おことわりの論理」。オリンピック誘致のマイナス面にも考慮を怠るべきではない。以前の札幌オリンピック。時に札幌市は板垣市政。当時の財政赤字が札幌市ではいつまでも尾を引いたという苦い思い出は忘れられない。★当時、真駒内団地と大麻団地が造成され、この両団地、当時としては輝くばかりのハイカラさだった。札幌地下鉄南北線もできたな。★いま真駒内は閑散。大麻も閑散。住民が老齢化。一つの時代が終わったが、次の時代は始まるべくして始まっていない。★日本シリーズ第2戦。ソフトバンク対広島は、いま5対1で広島の勝。第1戦が緊張した戦いで引き分けに終わったから、第2戦はどうなることやらと思っていた。ソフトバンクは総体として無気力、広島は平常。なぜソフトパンクがこんなに無気力なのか、わからない。
2018-10-27 09:00:00
2018年10月27日・土曜日・雨・札幌。★昨日、栗山英樹氏著書『未徹在』を、日本ハムというチームを応援する参考として読む、と書いたが、書中一点だけ、宜えないことがある。201‐204頁で吉田松陰を称揚しその遺書「留魂録」に思いを致している所である。★いま明治維新という歴史をあたかも政治的イデオロギー化して、「明治維新で成った日本」が未来永劫変わらず日本という国の根幹として正しいという思想としてある方面から強力に主張されている。明治維新史観とでもいうのか。「靖国神社」をめぐる論争としてよく知られている。★わたしなどは北海道に生きているので、時代を幕末・明治に遡ると、「北海道・東北は賊軍」であった思いが去らない。歴史上戊辰戦争という。靖国神社をめぐって一時戊辰戦争で戦死した賊軍の将兵も靖国神社に招魂するかという議論があった。北海道は函館五稜郭での戦闘があったが、あれは見方を変えれば北海道独立戦争である。孤立無援で本州軍と戦い、敗れた。★榎本武揚と土方歳三。前者は生きながらえて明治政府高官となり、後者は勇ましく戦死した。幕末の志士「土佐の以蔵」は(目つきが鋭い白村選手に149‐150頁で栗山さんは以蔵のイメージを重ねている)幕臣を切って切って切りまくったが、明治維新の功労者として明治招魂社には祭られたのかもしれない。勤王の志士を切って切って切りまくった土方は、未来永劫招魂されぬ。ただ、司馬遼太郎氏は名作『燃えよ剣』で、筋を通していさぎよく死んでいった土方に「公平な目」を宛てている。吉田松陰氏に至っては、山口県で「神」になってしまっている。(吉田松陰神社)★北海道日本ハムフアイターズは、北海道のチームである。おもうに北海道・東北が生む政治的名士というのは、明治もはるかにへだたって岩手県の生んだ原 敬だろう。どうだろう、「西国」と比べてのこの政治的落差は。函館以北一山十文と言われた。★これもまた人の世であるぞよ。
2018-10-26 22:56:00
北海道日本ハムフアイターズ。2018年のペナントレースは終わった。昨日のドラフト会議で秋田の吉田投手はじめ、有望な選手数人を獲得したらしい。こういう新戦力も加えて、来年2019年の試合を展望する時期に入った。★最近、栗山英樹『未徹在』KKベストセラーズ、2015年、を購入した。栗山さんが日本ハム監督になってからの三冊目の著書である。御自分の場合に即して「監督論」をしている本と、了解する。「未徹在」とは、ご自分がまだ不完全だと、自戒する言葉と了解する。まえがき、1章「負けは99を教えてくれる」、2章「監督の役割とは何か」、3章「監督はプレーヤーとどう距離を取るのか」、4章「監督に答えは存在するのか」、5章「栗山英樹の使命とは何か」、6章「プロとして、人として大事なこととは」、あとがき、という構成。★わたしはこの本を、自分が日本ハムの試合を面白く観戦させていただく参考、という見地からのみコメントする。どうぞわたしの観戦を手伝ってください。★こういう限定をわざわざつけて読む本というのは珍しい。この本はいわば栗山さんの日誌だ(それなりの体系化はしているが)。客観性というものは、もてない。そもそも公刊する性質の本とは思えない。日本ハムの勝利を希う人々の間でだけ理解され、役に立つ本だ。そういう本があってもよかろう。★高校野球は、日本ハムの選手たちの原点であり、栗山さんにとっても原点だ。本書164‐168頁に高校野球を原点として顧みる思いがまとめられている。「野球の原点は、1塁まで全力で突進すること」。試合するチームとしては、「勝ちに徹すること」。今シーズン、大田選手がよく一塁にスライデイングしていたね。★今後折に触れ本書の話題を示す。今回日本ハムに入る高校球児たちよ。さあともに2019年ペナントレースを戦おう。その前にこの本を読んだら?監督のこと、チームのこと、広くは北海道のことを、知ろう。