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2020-05-02 09:29:00
土曜日・曇・札幌。今日本州方面では夏日になる地域がいくつか出るらしい。一説では暑くなるとコロナが消えるそうだが、それが正夢ならいいけど。★昨日本欄で、「コロナ菌抑え込み」と「経済再開」と、二つの相反する政策目標に対面して、「経済段階再開」ということをいうのは、いわば苦肉の策、「それがいいものかどうか」にわかには言えない。内容の合理性による。★「経済再開」ではなくて、「社会再開」と言うことになると、つまり「社会段階再開」だが、このありようについての国民的合意を得るのはずっと容易だろう。道新1頁「小1、小6、中3優先」「文科省 分散登校で指針」。休校時でも分散登校の可能性を都道府県教育委員会に検討するよう求めたもの。そのさい「小1、小6、中3優先」したらいいというのだ。人の人生に「社会的通過機会」とでもいうものがあり、その機会を子供たちから奪うのは酷いというわけだ。地方自治は、この課題を正面から受けて立つがよい。★あえて集団感染を起こして、集団免疫を得ようじゃないかという乱暴な解決策もある。欧州のいくつかの国がいままで口にしていた。スウェーデンは、実際にこの策を国策として取っていたのではないだろうか。「集団免疫作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍強に」ニューズウイーク誌5月1日配信。スウェーデンのコロナ禍による死亡率が他国と比べて恐るべき高率に上っている。死亡者の半分が高齢者だというのだ。この国が高齢者の死亡に際して延命措置を取っていないことを念頭に置くと、ここに「集団免疫作戦」の恐るべき正体がはっきりしてくる。高齢者の死亡を促進し、他方青壮年はあえて感染させてから回復させ、社会全体の免疫化に導こうというのだ。(回復率が異常に高いと誇っているが、内容的には青壮年の回復率と言うことだろう。)★経済回復を異常に急ぐ発想は、その後ろに「社会的集団免疫作戦」を秘めていると考えていいようだ。