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月曜日・曇、22-18度、最近になく寒い日・札幌。★四連休も終わり、7月は月末5日間を残すのみ。テレビで今朝、全国各地の感染率をいうのなら、「感染者数÷地域人口」で比べるほうが合理的だろうと言っていた。なんのことはない、この「尺度」にすると大阪府の感染率は東京都とあまり変わらなくなる・そういうことを読み込んだ東京人の策略か。★さてその同じ「新尺度」で北海道を見ると、これがぐんと軽減されるんだなー。それほど、北海道の人口密度は薄いのだ。しかしだね。札幌市(なんなら石狩管内としてもいいが)と「その他北海道」に分けて考えれば、「札幌市」はこう見えても政令指定都市。「新尺度」で見たって感染率は決して低くはない。★数字というものは諸刃の刃で、うかつにそれに振り回されてはならぬ。それにしても、だね。北海道は本州各県の「3倍」程度の地域を意味するのさ。
日曜日・曇、25-18度、今朝は冷気すら感じる・札幌。★ゴーツー四連休4日目となった。道新1頁「感染加速3週間で1万人 国内累計3万人超す」。日本全体では、4月の感染増大を第1波とすれば、いま7月の感染増大は「第2波」と呼んでもおかしくあるまい。4月当時と比べると、判断基準がなにかと甘くなっていることは否めない。経済社会活動解禁の「前のめり」がこれをもたらしていることも否めない。そしてこういうことの背景には、「欧米ではアジアの100倍以上の感染数、致死数があっても、経済社会活動をまえのめりにしているではないか」という「判断」があることも否めない。★こういったことの責任を取る者はどこにもいはしない。国民各自の自己責任が、リスクを背負っているという次第だ。
土曜日・曇・札幌。ゴーツー四連休3日目。テレビを見ていると、名古屋の1日感染者数が突然激増したのが、話題になっている。国民的には、ゴーツーとのかかわりを気にしているわけだ。大阪、広島、福岡も1日感染者数が目立って高くなったことで、「東京都--新幹線・西方向」という連想が成り立たないでもない。(金沢の1日感染率も確かに目立ってきた。)★しかし今の1日感染率は、その2週間前に起こった「人込み」を反映するのだから、それも念頭に置いた方がいい。★ゴーツーは結局日本全国で各地域内の人の移動による観光需要も盛り上げているわけだから、各地域で感染者数が上がるという現象は、地域限定でも起こりうる。★まあ、大いに警戒して、夏季最盛期を迎えようではないか。★道新11頁。「氾濫防ぐ自然の受け皿 千歳川遊水地帯」。千歳方面から北上して、北の方で石狩川に合流する千歳川という川がある。1981年に2度の台風と前線停滞で大洪水が起こった。この対策として、千歳川を洪水時に直接太平洋に流す放水路を作ろうとしたが、1999年にこの案は沙汰止みになり、代わっていま推進されているのは、千歳から江別までの間で6か所のそれぞれ大きな「遊水地」を作り、この遊水地・遊水池でもありうる・に洪水時の大量の水を流そうという企画である。1981年程度の災害に対してなら、現在だいたいできているようなものではないか。この水が石狩川に入れば、石狩川のありうべき氾濫を促進し、道央地区に大被害をもたらすであろう。★普段台風被害が少なく、大雨危険も少ない(本州とくらべれば、だがね)北海道が、この遊水地企画によっていっそう安全となる。たいへん心強い話だ。
ゴーツー4連休を迎えて、この国民的地域移動解除が、懸念ないわけではないことは、テレビなど見ているとはっきりしてきた。「懸念ないわけではない」としても、これだけ大規模な政策は、(微小な手直し程度はあっても)大きな転換はできないということであろう。国民各自が「適当に」判断して、動くしかない。ただ、老齢者と若者は極めて慎重に、生産者人口に当たる世代は闊達に、ということかな。★ソフトバンク対日本ハム、札ド18時。★「懸念ないわけではない」ことの第一は、この政策に関する「コロナ禍との関係明示」という点で誰が責任を持って判断した結果なのかがわからない点、判断して決断したのは政治家なのか、それとも医療関係者なのか、判然としない。そして第二に、決定的発言をしている人間の資格が、医療関係者としての発言か、政治家に寄り添った「医療関係者」の発言かが、判然としない。こういうことが、全体にあいまいな感じを与える大本であろう。困るじゃないか。まあ日本人の全体が、あいまいで、ダブルスタンダードな決定に慣れすぎている「文化」の中にあるということに帰着するのか。★当館としても、はっきり病状のある人、マスク等々社会秩序に従わない人、は拒絶するしかない。普通病院だって、そういう人は初めから受け入れない。そしておのずと生産者人口の年齢の人しか対象には出来ない。
水曜日・曇り。26-19度・札幌。★全国移動の自粛を解き、ゴーツーという政府の観光補助を行うという政策が、発動しようとしている。ただ、東京都民については、ゴーツー補助を認めず、東京都発着旅行についてのゴーツー補助も認めないという。前代未聞の企画なので、どういうことになるのか、細部の現実はわかっているとは言えない。★当館は目先1ケ月について特に「最低1ケ月」という短期的滞在を認める企画をするが、もともと従来毎年行っている「夏季3か月」プランは、現在が7月下旬なので、ほとんど成り立ちにくくなっている。もっとも冬季も含めて年間居住を考える人の札幌への移住がこの時期にあった例は多いので、まるで成り立たないわけではないが。★どうぞ、このホームページ左側の「お問い合わせ」欄を通じて(この方法だけに限定させてください)、お問い合わせください。氏名、年齢、現住所、明記されたし。