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2019-01-28 12:54:00
2018年1月28日・月曜日・曇り・札幌。★積雪なし。朝方曇り。気温は暖かく、午後から1度とプラスに。午後から湿った小雪が降り始める。今晩から明日にかけて湿った雪が降り続くだろうというが。
2019-01-27 23:01:00
雪道の登下校サポート(3)。空地さえあれば雪を捨てるのは致し方ない。路端であろうが、道路であろうが、「スペース」には違いない、そこに雪を捨てるのはやむを得ない。そういう習性だと、大がかりな駐車場が必要な世帯は、トラクターのようなもっぱら排雪用の機械を使ってどんどん「スペース」に雪を押し付けてゆくことにしかなりません。(その雪を業者を依頼して運搬する以外はね。あるいは融雪機で溶かすとかしない限りはね。)★なにかいい知恵はないか。★大した知恵はありません。このまったく同じ問題で、道民は長い間苦しんできた。堆積した雪をどこか持って行ってもらわねば、解決しない。★ご参考になるかどうかわからないが、ひとつ私の見聞をお報せする。白石区の北郷13丁通りというJR鉄道のすぐ北側を東西に走る幹線道路がある。その北郷8丁目付近ですが、その「裏通り」(表通りではありませんよ)を観察していると、家の前にきちんとした四角い立方体に雪が積み上げられているところが数か所ある。あれは大量の雪が最低の体積で保存される方式だ。その家の付近の道路(裏通りですが)はきちんとしている。どうやら特別の木の枠を作って箱の枠のようなものを作り、その枠を利用して雪を小さく固める工夫のようだ。こういう「苦肉の工夫」もあるんだ。★さてその表通りのほうは、商店や営業店やがずらっと並んでいます。この辺では、路端に穴が開けてあり(もちろん特別の蓋が付いている)路面に面する各店は、自家の敷地と歩道の雪をその穴へ捨てるのです。地下は地下水で投入した雪を流す仕組みでしょう。(いまここを見ているとまことにうらやましい。各世帯応分の努力で自家の雪と歩道の雪が処理されている。しかしきっとこうなるについては、何十年前にはきっとこの地区も隣近所で「血の雨」が降ったのではなかろうか。)これが模範解答です。札幌市のお偉方も、それはよく知ってござるに相違ない。★そのへんの裏道に残る「四角い見事な雪の立方体」は、想像するにきっと当時の困難の「後遺症」ではなかろうか。脇道は当時そうせざるを得なかったのではないか。(いや、いまもかな、その同じ地区の小学校のある通りなど観察すると、問題はちっとも過去のものにはなっていないのが分かる。ここ、まちがいなく、通学路なのに。)
2019-01-27 22:26:00
雪道の登下校サポート(2)。しかし、(1)でわたしが書いたような「脇道除雪計画」であれば、必ず大きな不満がひとつ出てきましょう。★どうして同じ町内会で「脇道」に面する世帯だけが、「敷地に積んだ雪を業者に持ってゆかせる」とか、「自己の敷地内で、自費で、融雪機で雪を溶かす」とか、特別の努力を強いられるのかという点です。どうして表通りの車道に面している家庭は、同様の義務を課せられることがないのか、と。★ここから、この問題の本当に困難な事情が、表立って現れてきます。★実は車道に面している家庭も、多くの場合、自家の敷地の雪を道路のほうに押し出してきて、路端に積み上げてしまいます・市の除雪車が道路を平らにして掻き出した雪をどさっと路端に積み増すが、多くの家庭も自家の敷地の雪を路端に積み足しています。たんに路端にその程度の収容能力があるがゆえに、「万里の長城」のようになった路端の壁が「許容」されているだけです。そして地区の小さな排雪車が車道の歩道を排雪してこれまた路端に雪を積み足しております。★いったい北海道には、何十年も前から「確固とした雪かきの習性」があります。雪で困っているのだから、空き地に雪を捨てるのは「やむをぬ当然」だという習性です。(それだから、市の公園はいつも雪の捨て場なる。町内会がある程度の妥協策を示しているのがふつうですが。)道路にぼんぼん雪を捨てるのはやむをえぬ習性だと。路端に堆積した雪に自家の雪を積み増すのは、これまたやむをえぬ習性だと。★雪の道具というと排雪用トラクターしか持っていないというお人が珍しくない。この機械は雪を移動させたり、押し付けたりする役に立つだけで、根本的に雪を溶かしてしまう働きはない。車道に面する世帯のなかにはかならず一軒や二軒、このトラクターを持っていて、自家の前の庭をこの機械ですっかり掃き清め(さて、その雪はどこへ持ってゆくのでしょうね)ております。営業用駐車場にしているわけです。融雪機とか、ロードヒーテングだとか、非常に少ないんですね。★この北海道の「確固とした雪かきの習性」に、まず反省の機運がなければ、何事もなりますまい。★「脇道」の件も、従来の地区の発想なら、「なに、排雪車で排雪して路端に積む」でいいではないか、となるだけのこと。脇道に面している家庭がそういう雪を路面に押し戻してくれば、もとの混乱状態。そもそも路端というほどの路端が存在しないのが脇道です。脇道では雪をおく場所がない・雪の逃げ場がない。「確固とした北海道の雪かきの習性」は、車道がわの世帯がその模範を示しており、脇道の住人もまた北海道人なのです。★なにかいい知恵はないのか。
2019-01-27 13:50:00
雪道の登下校サポート(1)★現在札幌市は厳冬期であり、児童の登下校サポートは、できることであれば、すぐ開始してよいはずだ。★この点についての車道側除排雪の問題点は、端的には、四つ角に雪の高い堆積物を作らないという「合意」を地域ですればいいだけだ。市の除雪車は四つ角に生じている堆積物があればそれを除雪のさいに優先的に取り除くことだ。また車道であれどこからであれ、この箇所に雪を寄せないという地域「合意」をしておくことだ。★最大の問題は「脇道」のほうであろう。現在札幌市の除排雪努力は「脇道」に対しては車道の1割にも満たない工夫しかしていない。まず、脇道であっても、そこの雪を運び出すことだ。脇道最大の「雪」問題は、捨て場がない雪が脇道に大量に溜まってしまっていることである。(試みにいま脇道の状態を観察されよ。多くの場合、雪が路面に凸凹に大量におかれていて、ここを通学路とする児童生徒は、まるで、雪中の奥山をふらふら歩く子ウサギのようになってしまう。)★脇道の通路側に所在する各世帯の「除雪態度」が大問題だ。多くの家庭が自家の敷地の雪を大量に道路に押し出している。(各家庭自体の敷地に雪を置く余裕が乏しい。)★「非常にうまいっている場合」はどうなっているかというと、(1)その世帯は敷地の雪を小山にしておいて1週に1回程度、自費で排雪業者にもっていってもらう。その費用は1シーズン10回5万円程度。★(2)灯油で動く自家の融雪機を持っていて、自家の敷地の雪を敷地で溶かして、マンホールに流してしまう。この(1)(2)を併用すれば、自家の敷地の雪(脇道の狭い歩道の雪も含めて)はほとんど解消する。現在でもこのようにしている家庭もいくつかあって、その有様は、第3者が観察すれば一目でわかる。このような場合、その家庭の前面の「脇道」もたいていは平板になっている。★わたしはすぐできそうな「政策」としては、「脇道」に面する家庭に対して、敷地の雪を路面に出さないように要望するとともに、それらの家庭の排雪費を半額、市が負担するか、あるいは市が週1回雪を持ってゆくか、するがよい。また、脇道に面する家庭で融雪機を動かす家庭には、融雪機の半額補助をするがよい。10万円くらいのものか。この(1)(2)の処置を併用する場合、灯油消費量はそれほどにはならぬ。★さらに「通学路」という表示をしかるべく掲示し、とくに四つ角は、ここが通学に使われる頻度が高い場所であることを掲示するがよい。とくに交通信号を工夫するのもよい。★また特に積雪寒冷の時期の登下校は、なるべく集団化し、児童によって「使う経路」を前もって決めておき、通学途中万が一の事態の時には「駆け込む家」を決めておくがよい。(日本ハムフアイターズの応援旗を掲示している家とでもしておくか。むろん緊急事態が起こったときには、その家庭はすかさず救護事情を学校とその子の家庭に電話連絡することだ。)★少し機敏な行政官がいれば、このぐらいの緊急策は短い時間で立つのではないか。頼みますよ。