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2019-01-27 13:50:00
雪道の登下校サポート(1)★現在札幌市は厳冬期であり、児童の登下校サポートは、できることであれば、すぐ開始してよいはずだ。★この点についての車道側除排雪の問題点は、端的には、四つ角に雪の高い堆積物を作らないという「合意」を地域ですればいいだけだ。市の除雪車は四つ角に生じている堆積物があればそれを除雪のさいに優先的に取り除くことだ。また車道であれどこからであれ、この箇所に雪を寄せないという地域「合意」をしておくことだ。★最大の問題は「脇道」のほうであろう。現在札幌市の除排雪努力は「脇道」に対しては車道の1割にも満たない工夫しかしていない。まず、脇道であっても、そこの雪を運び出すことだ。脇道最大の「雪」問題は、捨て場がない雪が脇道に大量に溜まってしまっていることである。(試みにいま脇道の状態を観察されよ。多くの場合、雪が路面に凸凹に大量におかれていて、ここを通学路とする児童生徒は、まるで、雪中の奥山をふらふら歩く子ウサギのようになってしまう。)★脇道の通路側に所在する各世帯の「除雪態度」が大問題だ。多くの家庭が自家の敷地の雪を大量に道路に押し出している。(各家庭自体の敷地に雪を置く余裕が乏しい。)★「非常にうまいっている場合」はどうなっているかというと、(1)その世帯は敷地の雪を小山にしておいて1週に1回程度、自費で排雪業者にもっていってもらう。その費用は1シーズン10回5万円程度。★(2)灯油で動く自家の融雪機を持っていて、自家の敷地の雪を敷地で溶かして、マンホールに流してしまう。この(1)(2)を併用すれば、自家の敷地の雪(脇道の狭い歩道の雪も含めて)はほとんど解消する。現在でもこのようにしている家庭もいくつかあって、その有様は、第3者が観察すれば一目でわかる。このような場合、その家庭の前面の「脇道」もたいていは平板になっている。★わたしはすぐできそうな「政策」としては、「脇道」に面する家庭に対して、敷地の雪を路面に出さないように要望するとともに、それらの家庭の排雪費を半額、市が負担するか、あるいは市が週1回雪を持ってゆくか、するがよい。また、脇道に面する家庭で融雪機を動かす家庭には、融雪機の半額補助をするがよい。10万円くらいのものか。この(1)(2)の処置を併用する場合、灯油消費量はそれほどにはならぬ。★さらに「通学路」という表示をしかるべく掲示し、とくに四つ角は、ここが通学に使われる頻度が高い場所であることを掲示するがよい。とくに交通信号を工夫するのもよい。★また特に積雪寒冷の時期の登下校は、なるべく集団化し、児童によって「使う経路」を前もって決めておき、通学途中万が一の事態の時には「駆け込む家」を決めておくがよい。(日本ハムフアイターズの応援旗を掲示している家とでもしておくか。むろん緊急事態が起こったときには、その家庭はすかさず救護事情を学校とその子の家庭に電話連絡することだ。)★少し機敏な行政官がいれば、このぐらいの緊急策は短い時間で立つのではないか。頼みますよ。