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2019-01-27 23:01:00
雪道の登下校サポート(3)。空地さえあれば雪を捨てるのは致し方ない。路端であろうが、道路であろうが、「スペース」には違いない、そこに雪を捨てるのはやむを得ない。そういう習性だと、大がかりな駐車場が必要な世帯は、トラクターのようなもっぱら排雪用の機械を使ってどんどん「スペース」に雪を押し付けてゆくことにしかなりません。(その雪を業者を依頼して運搬する以外はね。あるいは融雪機で溶かすとかしない限りはね。)★なにかいい知恵はないか。★大した知恵はありません。このまったく同じ問題で、道民は長い間苦しんできた。堆積した雪をどこか持って行ってもらわねば、解決しない。★ご参考になるかどうかわからないが、ひとつ私の見聞をお報せする。白石区の北郷13丁通りというJR鉄道のすぐ北側を東西に走る幹線道路がある。その北郷8丁目付近ですが、その「裏通り」(表通りではありませんよ)を観察していると、家の前にきちんとした四角い立方体に雪が積み上げられているところが数か所ある。あれは大量の雪が最低の体積で保存される方式だ。その家の付近の道路(裏通りですが)はきちんとしている。どうやら特別の木の枠を作って箱の枠のようなものを作り、その枠を利用して雪を小さく固める工夫のようだ。こういう「苦肉の工夫」もあるんだ。★さてその表通りのほうは、商店や営業店やがずらっと並んでいます。この辺では、路端に穴が開けてあり(もちろん特別の蓋が付いている)路面に面する各店は、自家の敷地と歩道の雪をその穴へ捨てるのです。地下は地下水で投入した雪を流す仕組みでしょう。(いまここを見ているとまことにうらやましい。各世帯応分の努力で自家の雪と歩道の雪が処理されている。しかしきっとこうなるについては、何十年前にはきっとこの地区も隣近所で「血の雨」が降ったのではなかろうか。)これが模範解答です。札幌市のお偉方も、それはよく知ってござるに相違ない。★そのへんの裏道に残る「四角い見事な雪の立方体」は、想像するにきっと当時の困難の「後遺症」ではなかろうか。脇道は当時そうせざるを得なかったのではないか。(いや、いまもかな、その同じ地区の小学校のある通りなど観察すると、問題はちっとも過去のものにはなっていないのが分かる。ここ、まちがいなく、通学路なのに。)