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2021年11月14日・北海道新聞朝刊 1頁より。【グラスゴー共同】英国で開催中の国連気候変動枠組み条約第26回締結国会議(CОP26)は13日、成果文書の同日中の採択を目指し、会期を1日延長して最終調整を続けた。文書案は13日朝更新され、前回案に引き続き、世界の気温上昇について「1.5度に抑えるための努力を追求すると決議する」と記載。「この重要な10年間」に行動する必要性を強調した。
焦点の石炭火発と化石燃料への補助金については、温室効果ガス排出削減対策が講じられていない石炭火力の「段階的廃止に向けた努力を加速させる」とし、前回の案と比べて表現を弱めた。日本など石炭火力を使う国の理解を得たい考え。前回案は「段階的廃止を加速」としており、新たな案は「努力」を追加した。
豪雨や猛暑など、気候変動が関与する異常気象が世界各地で頻発する中、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の努力目標だった「1.5度」を目指す姿勢を鮮明にした。
1.5度目標の実現には2030年に二酸化炭素(CО2)の排出を10年比で45%削減する必要があると指摘される。たが同条約事務局の最新分析では、各国が提出した温室効果ガス排出削減目標全てが実行されても30年の排出量は10年比で13.7%増える。
草案は「パリ協定の目標に合致するように、必要に応じて、22年末までに30年の削減目標を再検討し、強化することを要請する」とした。また先進国から発展途上国への資金支援について、20年までに年間1千億ドル(約11兆4千億円)にする目標が達成できなかったことを「深く反省する」と明記。先進国に1千億ドルの約束を果たすよう求めた。
さらに途上国が温暖化の悪影響に対応するための財源の支給について、「25年までに19年の水準の2倍にする」よう先進国に要請した。
CОP26議長国の英国が12日に示した前回案を巡っては、化石燃料の補助金廃止や、先進国から途上国への資金援助の記載を巡り各国の意見が紛糾した。以上。
日曜日・朝方曇り・札幌。☆道新天気予報では「日中、午前雨、午後曇り」「気温13-5度」と読める。★道新1頁ほか、将棋の藤井氏、四冠に。☆全八冠のうち、半分の四冠を取った。ネット上、藤井氏の棋譜が出ているし、批評(解説)も出ている。ご丁寧に、ある将棋ソフトがその場面で出した「推奨」の手も出ている。これをみながら一人でゆっくり検討もできる。
土曜日・朝方曇り・札幌。☆道新天気予報では「9-21時晴れ、その他曇り」「気温12-5度」。この通りなら悪い天気とは思えないが、ただ、不規則な雲量の天気ではあるまいか。☆新聞、テレビをみ、入ってくる広告を見ていると、来年の2月を期とみて、それまで2-3ケ月を凌ごうという気かと思う。ただ、もしも今後順調に運ぶと、2月にゴーツーを出す必要もないほど、回復しそうな気もする。
水曜日・朝方雨・札幌。☆道新天気予報では「9時から21時まで曇り、その後雨」「気温14-10度」。★道新11月9日夕刊、7頁、「地球『二つの危機』直面 気候変動と生物多様性喪失 CОP26『同時対策が重要』」生物多様性とは、「地球上の多様な生き物や、それらが互いにつながった豊かな生態系があるという考え方」と説明している。生物学でバイオが発展したことを念頭に置けば、「生物の豊かな多様性」は人類の重要な知的遺産にもつながる。その保護は「気候変動」と共に1992年ブラジルのリオで開かれた国連環境開発会議(いわゆる地球サミット)で保護条約の署名が始まり、「双子の条約」と言われていた。いま改めて、地球の気候変動と並んでここに話題になっている。