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2019-11-20 10:24:00
水曜日・薄曇り・札幌。今朝になったら、また路面、歩道とも、薄く積雪している。こういう雪が根雪になるとは思えないが。★東京のお花見の件。ぼろぼろぼろぼろと詳細が明かになってくると、政権政党のおごりがますますはっきりしてくる。これじゃ自民党の選挙宣伝のなかに行事がすっかり入り込んでいたことになってくるではないか。安部総理の最初の「説明」がいかにもその場しのぎだったのが、すっかり逆目になって、事柄の深刻度は、政府の文書管理政策の「空虚さ」をあぶりだすほどになった。この政党は政権を担う道義的資格があるのか。
2019-11-19 09:23:00
火曜日・薄曇り・札幌。この時期としては申し分のない天候で、路面と歩道の積雪はすっかり消えている。★東に米国大統領のウクライナ疑惑、西に日本首相の花見疑惑、「弾劾・告発」の言葉が重い。どちらも国政の中心話題ではない。指導者個人の指導者としての資質を強く疑問視している。
2019-11-18 19:04:00
英文を読む力を日本人の教養として育てていこうというわたしの心は、こうである。★国語は孤ならず。時には外国語を広い意味で取り入れて、国語の幅を飛躍的に広げてゆくものではなかろうか。★かつてわが日本語は、漢文を取り入れて今日の日本語に成長した。★同文の朝鮮は、「ハングル」という表現形式を発明したことで、日本とは少し違う方角をたどっている。日本の平仮名という工夫はあったが、日本は漢字仮名交じり文という方向をとった。日本の市民は3‐4千字程度の漢字を今日なお常用している。★英語は今では世界語だ。とくにIТの世界ほど、それが際立っている。わが国語は英文という表現形式をうまくとらえていっそう「広い」国語になってゆけないか。★たとえば一例として「パラグラフ」をとろう。文章を論理的に操る際に、日本文にも英文のようなパラグラフの呼吸が必要である。★英語をとりいれるという意味は、英語にひれ伏すというのとは違う。かつてヨーロッパ世界を風靡したのはラテン語であった。ラテン語は今日でも欧米諸国の基本的教養である。しかしヨーロッパの各国語は、ラテン語を学びつつ、固有の自国語を確立していった。今日、本場のイタリアですら、ラテン語はすでに死語である。(現代イタリア人はイタリア語という国民的言語を使用している。)★このようにきわめて「文化的」に言語を捉えるとき、言語の側面のうちで「文章」の比重が決定的に高い。★だからわたしは、英文を読む能力、書く能力を特段に重視する。★みなさんはどう思われるか。★そして英文を読む力、書く力というさい、学習過程で英英辞典を早く取り入れることは、きわめて重要だとおもうが、どう思われるか。この方針なら日本人は意外にすらすらと学習を捗らせそうな気がするのだが。
2019-11-18 11:45:00
月曜日・曇り・札幌。路面も歩道もがちがちに固まって、冬の到来を思わせる。(しかしいずれ溶けると思うので、たいていの家庭は除雪などしない。)それにしても陰鬱な空だな。★東京のお花見のべらぼう。ネットを賑わせている。首相が納得できる説明を行っていればすぐ終わる話だが、その説明がどうやら不可能なようなのだ。「米国でのトランプ大統領弾劾とくらべて、日本のお花見の話の矮小なこと」といっているツイターがいた。トランプ大統領弾劾の話題とは、例のウクライナ疑惑ではないか。トランプ氏が政敵バイデン氏を貶めんがために、バイデン氏の近親者が行ったというウクライナにおける画策を、現在のウクライナ大統領に電話で「この画策を暴露しろ」という趣旨の脅迫をした、とされる件。大統領が国政上の行動を利用して自らの選挙活動を有利にしようとする「私的」な行動をした点を、規律違反と咎めようという話だ。日本の場合、安倍首相の行動が自身の地元後援会850人を「ねぎらう」選挙活動ではないかと疑われているわけで、このツイター氏が「米国と比べて日本が矮小だ」というのは、この「犯罪」の構図・論理は両国似たようなものだが、米国では大統領免職につながる疑惑とさえ扱われているのに、日本では「安倍首相免職」の疑惑とはしていないことを対比しているのかね。それなら安倍首相免職をツイター氏も唱えたらいいだけのことではないか。シエーム。★稲葉ジャパン、昨夜の世界選手権野球決勝戦で、韓国勢を圧倒。さすが我が国えり抜きの代表選手たち、ほれぼれするようなプレーであった。こんな素晴らしい試合、めったに見られない。日本の投手陣、9割がた神のごとき投球。
2019-11-17 18:01:00
「読む」と「聞く」を、英語力を計る主要な秤にして、大学入試を捉えようということらしい。★英語力を日本人の教養ととらえ、多くの英文を日々楽しみながら読む術を具体的に提案したい。★対象を現在の日本の大学1年生程度と仮定しよう。英語の単語の意味を認識している度合いは、5千語ぐらいか。(文部科学省が高校在学中にマスターできる英単語・意味が分かるとした単語数・は5千語程度であろう。だからして東京大学の英語入試は5000語を土台と考えるのであろう。)★この程度の単語力があれば、英英辞典はゆうに使用できると思う。例えばロングマン英英辞典は、単語を説明するために使う語彙を2千語としている・他の学習英英辞典もこのレベルからそう遠いものとは思えない。★わたし今、英英辞典として3-4冊を推薦する。1.Longman Advanced American Dictionary, 2. Longman Dictionary of Contemporary English, 3. Longman Dictionary of American English, 4. Berlitz Dictionary of American English である。1は、桐原書店発売、2は丸善発売、3は旺文社発売、4はベルリッツ発売。1は「見出し語84000語」、2は「8万語句」、3は「38000語」、4は「40000語」だという。★わたし以前は英文を流し読んでいて、辞典を引こうとはあまり思わなかった。このほどどういうわけか、「わからない語はみんな引いてしまおう」と思った。もちろん英英辞典で。「みんな引く」となると、4万語収録程度の英英辞典では引けない単語がたくさん出てくる。そこで8万語級の、1と2を使う。米国の本なら1が引きやすい(むろん2でだめというのではない。)★まあずいぶん読みやすい本を読んでいるということもあるが、1を主力にしてどんどん捗った。ニュアンスも細かくわかるようになった。むろん引いたって控えなど取らない。引いた単語に下線をひいたという程度である。同じ語を何度も引くというケースは案外に少ない。★1の場合、引いた単語の意味は、「こういう場合、こういう風に使われれば、その意味は...というのと同じだが、こういう要素が加われば、特にこういう意味だ」、という具合に、もってまわったような説明になるのだが、落ち着いて言わんとするところをすっかり追ってゆくと、大雑把な意味から細かい意味まで、よく分かる説明になっている。ただ、この説明をそっくりノートに書きとってもずばり語釈にはならない。(2の場合は、そのまま語釈になる)どんどん面白く読んでいるうちに短期間にその本を読み切った。1冊で少なくとも数百語、新しい単語に接していると思う。だからこういう具合の読書を数十冊も行えば、いつの間にか1万語の保持者になっているだろう。(タイムを読むには1万2千語ぐらい要るというから、1万語ではタイムにはちょっと足りないな。)★実は1冊を読み進むうちに、まだるっこくなってきて、辞典をあまり引かなくなってきたが、そのさい3で引くと、3での語釈の簡潔さがありがたく感じられるようになってきた。3であると、すぱっとノートに語釈を書きとっていい説明になっている。ところで4はなんなのかというと、この英英辞典でたいへん注目されるのは、この英英辞典に例文として使われている英文は、会話的な比較的に短い例文が多用されていて、これなら例文がわからないということはまず起こらないし、なにがしか会話表現の助けになるのではないかと思ったからである。だいたいが英英辞典というものは親しみにくいものが多いが、この4は親しみを感じる。★ちなみに、最近まで読んでいた本は、シドニーシェルダンの「ゲームの達人」(英文)。今は「パールハーバー」(英文)。