インフォメーション

2020-06-20 09:05:00

土曜日・札幌。★ウエブ上で今日読んだ記事。★「奴隷解放記念日迎え、全米で人種差別反対のデモ」テレ朝ニュース、6月20日配信。この記事の中にテレ朝の1分間のニュースが動画で掲載されている。そしてニュース通りの文章が掲載されている。☆テレビは私たちが普段頻繁に見る媒体だが、とっさに録音でもしない限り、私たちがニュースの内容を精確に記録する手段がない。それをこのようにネット上に配信してくれれば、あたかも新聞を読み記事をスクラップするのと同じことがテレビでできるわけだ。★「トランプ氏、人種問題の傷は強い経済で癒す」ウオール・ストリート・ジャーナル日本版、6月19日配信。トランプ氏は米国内の人種問題の存在は認め、それを解決するのが自身の唱道する強い経済だとする。その強い経済の中心に座っている政策が、世界各国との貿易協定交渉だというわけだ。☆これはわたしがいま読んでいるジン教授『米国史』に出てくる19世紀末20世紀初頭の国内労働運動の激化にたいして、当時の米国首脳がアジア太平洋に向けて米国の余剰生産物を輸出することで国内の階級対立を解消に導こうとしていたのとほとんど同じ発想の政策だ。☆時期をほんのちょつと遡ると、米国内で階級対立が激化すると、米国のお偉方はその都度海外から大量の移民を米国内に齎し、この大量移民がそのときのスト破りの役割を果たした。この「故知」は、いまのトランプ氏は、移民を嫌っているので、採用できない。