インフォメーション

2020-12-01 21:58:00

火曜日・曇り・札幌。★ジェフリー・ディーヴァー『ロード サイド クロス』文芸春秋、2010年を読んで、衝撃を受けた。この小説は、犯罪のありようが、ブログの立て方や運用と深く結びついて起こったという設定で語られている。モノが推理小説なので、筋書きにふれることは遠慮する。しかし、読みながらいちいち思い当たることが多く、大いに考えさせられた。私たちはネットとともにある種の文化を立ち上げてしまっているが、この文化をどのように育ててゆくかという使命が、ネットに関与する者には課せられるはずだ。そんなことを思っていると、つい、ブログの筆が鈍る。ブログはいま容易に立ち上げられるし、経費もそれほどではないし、工夫次第で誰でも運用できる。その「手がるさ」に、簡単についてゆかないようにしよう。

2020-11-21 18:02:00

道新1頁「政府GOTO見直しへ」。地方自治体の首長たちがGOTO見直しを言い始めたので、ようやく政府の重い腰が「数手遅れ」で上がったというところ。11月21日に始まる3連休の様子が懸念されるところだった。

2020-11-16 18:26:00

道新夕刊1頁「札幌外出自粛要請へ 知事・市長会談で一致」。ステージ4を迎えようとしている札幌市。主に札幌市民に対して、「外出自粛」という「自助努力」を求めることにしたようだ。外食は、行くとしても4人以内、2時間以内にとか。当方はすでに以前から外出自粛の自助努力に入って久しい。テレビを見ていると、あちこちで、なにやら日本国中全体にこういう自助を最高方針として訴えている気味がある。マスクを常にしているようなら、下手なワクチンに匹敵すると説く医者がいたりもする。よかったね、おとなしい国民を抱えて。

2020-11-13 17:00:00

金曜日・曇り・札幌。★道新1頁「地銀再編へ交付金」。12頁「再編補助金 地銀反発も」。☆日本銀行が現在のような国債買取政策と超低金利政策を続ける限り、日本の市中銀行はとうていまともな資金仲介を遂げる可能性に乏しく、「出口」への展望も全然ついていないのでは、順当な経営存続が望みがたい。とりわけ日本の地方銀行の窮状は恐るべきものがある。(今に銀行員を志す青年が日本にはいなくなるぞ) それに対して、経営合併などの体力強化策に政府補助金を出したり、市中銀行の日本銀行当座預金について特にいくらかの金利を積み増したりというのが「策」だというのだか、市中銀行が窮状に追い込まれることはこの日本銀行の超低金利政策を開始したハナから容易に察しられていたはずのことだ。今に至ってもこの程度の「策」しか考えて居ないというのは、ひどすぎるのではないか。政府・日銀は、もっと力を入れて「策」を考慮すべきだ。日本学術会議「改革」とかより、よほど優先的な政策課題ではないか。

2020-11-13 08:20:00

金曜日・曇・札幌。13日金曜日ということもあって、あまり良いことは書けない厄日だ。★道新31頁「医師会『自覚ある行動を』」。北海道と札幌市と、両方の医師会の呼びかけ。これ、昨日テレビにかなりの時間をかけて出ていたので、視聴している。「医療崩壊への危機感を訴え、感染防止に向けた『自覚ある行動』を道民に呼びかけた。」「すすき野の営業時間短縮などの対策が成功しなかった場合、『ロックダウン(都市閉鎖)』しなければならない状況になる可能性もある。」と。そういったことはまだ首長に申し入れたわけではなくて、「申し入れたいと思っている」。今日の道新は新聞紙面全面を使って、いま現在北海道と札幌市が置かれている現況を描いている。医療崩壊の「懸念」どころではない。将棋に例えれば、日本政府と北海道知事、札幌市長の「差し手」は、いま現在、何手も遅れている。将棋でいうと、「転落の一手」は、ゴーツートラベル、ゴーツーイートだな。欧州でパリ市がロックダウンを予告されたころの時点で、「日本政府も北海道知事もあてにならず、国民は自分で自分の身を守るという判断をするしかない」と決めてしまった国民だけが、「自分の責任による自粛」という「いま推薦されている行動」をとるのではないか。さもない場合はかならず「崩れるアリの穴」が社会の数か所に生じよう。☆たしか昨日、識者の声だったかの中で、ゴーツートラベルからいま北海道を除外するのは反対、そうしたらその分のトラベルが沖縄に集中して、沖縄がパンクしてしまうじゃないの。こういう玉突きをしていたら、日本全体に危機が広まってしまうじゃないの、と。なんたる極楽とんぼ。