インフォメーション

2021-02-18 08:32:00

木曜日・雪・札幌。☆朝食頃30分ほど吹雪いた。雪は少量だが間断なく降っている。☆天気予報は、道新が午前9時前は雪と、ヤフーは午前中曇り時々雪と、テレビは午後雪と。みんな同じような、違うような。いずれにせよ今日一日は大変不安定な天候だろう。雪の分量自体はたいしたことがなさそうなので、風さえ止めば普段通りであろう。ただ、こういう天候の時には、公共の排雪車はほとんど出動しないから、遠距離の道路交通には大いに懸念があろう。☆うちの南面のベランダの雪は、昨日ほとんどなくなりかけていた。今朝の降雪で数センチ積もったが、これがなくなる日は時間の問題。☆うちの南側側道は町内会がいま道路整地中。道路ががたがたに緩んでいたので、平に敷いてるのだ。町内ほかの側道も、日を変えて、同様の作業をしている。春を待つ気分だ。

2021-02-17 16:49:00

道新6頁に当面の「小樽運河問題」が特集され、読みでのある記事になっている。いまの小樽運河問題は、第3号埠頭の斜め向かいにある「北海製缶小樽工場第3倉庫」を解体させてしまうのかどうかという問題に集約されているようだ。この存在感のある歴史的建造物を会社が維持しがたいので2020年中に解体しようというのを、どう保存してゆくかというのが「今の問題」。むろんそれ以外に、小樽市の街並みをどう残すかという問題もあつて、商工会議所はすくなくとも「境町通り商店街から北運河のエリア」の「建物の色や高さ、形などの外観」を保存する条例を期待している。☆記事の真ん中に年表があって、小樽運河問題を考えるのに便利だ。おもうに「小樽運河問題」は、1960年代に小樽市の産業振興・産業開発に資すべく、道道小樽港線(臨港線)を建設するために「レトロ」な小樽運河を全面的に埋め立てようという開発計画に端を発する。当時は開発ブーム。石炭業もまだ存在感があった。苫東開発が当時北海道挙げての開発焦点だったころ。1980年代に横道知事の裁定で、運河の南側半分を埋めることになり、この方針で工事が完了した。☆さてさて、たいへん皮肉なことに、過去半世紀の間に天下の形勢が一変した。小樽市の生きる道は観光小樽であることが明瞭になった。(この劇的な形勢一変は、北海道しかりだろ、日本然りだろ。小樽問題は、北海道と日本の縮図であろう。そして小樽市を観光都市として盛り立てる政策は、非常に説得力があるが、ことが北海道となると、いま目の前で、平気で貴重な観光資源を次々に切り落としているんじゃないか。)☆観光でうまくいったら万歳だけで、問題は済まないと、この記事で堀川三郎氏は言っている。「観光でうまくゆくと駐車場が必要になる。そこで、歴史的な建物でも中途半端なものは壊して駐車場にする。あるいは、観光地となり地価が上がって固定資産税も上がると維持出来ないから、壊して新しいものを建てて人に貸す。こんな悪循環が起きているのです。」これじゃ困るじゃないかというのだ。観光政策は賢く精密で総合性のあるものでなければなるまい。☆しかし、まずその前に、観光でゆこうという確固たる気構えが必要だろう。

2021-02-17 09:24:00

水曜日・曇り・札幌。☆天気予報で言われた爆弾低気圧とかが、今日明日の札幌の天候にどう表れるのかが、関心事だ。今朝は降雪はほんの数センチ。寒いが、穏やかな朝。明日もこういう具合だといいが。そもそも北海道は本州の一県の三倍はあろうという広さ。そのなかである特定の狭い地域の「本当の天候」を「天気予報」から見分けるのは至難の業。札幌市自体でも200万人近い人口が住むのだから、かなりの広さがあり、多くの場合「一括」では語りにくい。☆うちの南面のベランダの雪は、すっかり解けて、いま消えかけている。北面の屋根の雪は、これまたかなり急速に溶けてきた。昨日と一昨日の雨が、非常に利いたようだ。人為的に積み上げた雪でさえなければ、例えば畑の上に積もった雪など、溶けるのが早そうだ。

2021-02-16 13:57:00

火曜日・雨・札幌。☆朝から雨、気温は穏やかで、風はない。天気予報で爆弾低気圧襲来と脅かされている。17日、18日は、それぞれ50センチの積雪だろうと脅かされている。戦々恐々と、待っているところ。☆側道は気温が高いのと、雨とで、もっかぐじゃぐじゃ。今の町内会の話では、「3月3日に排雪予定?とか」、もう半月もこのままにしておくというのか。ひどい見落としだよ。★道新1頁「ワクチン摂接種あす開始」医療関係者について2月17日から開始するという。ワクチン接種はこれから半年間も予定される国民的行事となるわけだが、無事に運べはよいが。

 

2021-02-15 09:26:00

月曜日・雨・札幌。☆暖かいが、朝から雨が降っている。今週はなにやら、たいへん剣呑な天候らしい。ウエブ上2月14日夕方発信の「ウエザーニュース」が示す次の見出しが、状況の全体をよく表しているように感じる。「週明けは爆弾低気圧てせ大荒れ 低気圧通過後は猛吹雪のおそれ」。なんでも、めったにない凶暴な低気圧が15日から16日にかけて日本列島の背骨を西から東に動いてオホーック海方面に急速に去る、というのが、今目の前に見ている雨天だ。15日夕方、札幌の雨はいっそう激しくなり、16日の天候が予想よりひどくなりそうな気がする。その直後2‐3日が、要注意の天候らしい。どうぞお手柔らかに。☆「黒い画集」『松本清張全集4』所収、に入った。この「黒い画集」というのは、昭和33年9月から1年9か月に亘って『週刊朝日』に連載された数編の「中編」の集まり。当時の編集長であった扇谷正造氏が、当時話題になっていた英国のサマセット・モームの「コスモポリタン」という短編集に倣って、一篇が400字詰め原稿用紙で15枚から45枚までという程度の長さの短編を松本清張氏に連作を依頼し、『週刊朝日』に各編1‐3回の連載にしたいとしたものらしい。実際は1篇が80枚-150枚となり、「中編」になってしまった。「遭難」「坂道の家」「紐」「天城越え」「証言」「寒流」「凶器」「濁った陽」「草」が収められている。事件の発生と謎の解明はさしみのつまのように各編にあるが、文章の大部分は当時1960年前後の世相の描写であって、この「当時の世相」というのがいま読むととても面白い。私としては、「天城越え」が印象深かった。扇谷正造氏は私の卒業高校の出身者で、一度氏の講演を聞いている。