インフォメーション

2018-09-13 21:46:00
今日午後、やきにくレストラン・ウエスタンへ行ったら、客はまばらだった。提供される料理のレパトリーは、「一部欠品があるかもしれない」と店頭に張り紙してあったが、私には、支障ないように思えた。昨日午後、古本屋ブックオフへ行ってみたら、正常に開店していた(照明を一部落としていたが)。客はきわめてまばら。今日午後安心屋というスーパーへ行ったら、客足は普段より少ない。食品は、冷凍ものも、野菜も、肉も、パンと牛乳も(さすがにかなり在庫がすくないが、それでも十数人の役には立つだろうというぐらいあった。マーガリンが1個だけあった。バターはかなりある。)★節電が言われている。当アイランドコーポの場合、建物の構造上昼でも廊下の照明は欠かせない。しかし廊下の全照明をLEDにした。これで事実上かなり節電できる。また、建物の3階はいまのところ物置だけなので、3階の廊下の照明を全部外したいが、住民の皆さんはそれで同意してくれるだろうか。皆さんの意見をオーナーに寄せてください(もっとも、階段のある3階の踊り場の照明だけは維持しますよ)。もし近所から「お宅の節電は」と聞かれたら、この記事を見せて、説明してください。これで2割節電になろうと。★9月6日地震で生じた大停電を描く「構造的かつ現実的」記事が今日の道新に載った。こういう現実認識をしっかり押さえておく必要があります。★ところで今日読売新聞は、北海道ブラックアウトに対して泊原発の再稼働を勧める記事を出している。(毎日新聞は原発再稼働論を警戒する記事を出している。)★「アゴラ」というブログは、泊原発再稼働を求める記事を盛んに出すようになったが、ここは日本全体の原発再稼働を求めていて、福島の汚染水もトリリウムを希釈して海洋投棄をすすめろという。安部首相に原発再稼働を強く勧める姿勢のようだが、安部首相は総裁選中は原発問題は外しておこうとしているんじゃないか。こうなると事柄は一北電の手に余るな。道民の手にはどうだろう。道議会は?道知事は?北電は2019年2月までに石狩ガス発電所を稼働させ、本州からの電力援助も仰ぎ、道民に2割の節電を求めて、この冬を乗り切ろうということだろう。★その後の体制は?また大きな地震が起ったらおなじようなことにしかならないのかね。今日の道新の記事は、四国と同じようにしていれば北海道のブラックアウトは免れたろうとしているが、どうだろう北電さん。
2018-09-13 09:48:00
2018年9月13日・木曜日・薄曇り・札幌。★日本ハムの試合、今日までなし。明日から札幌ドームで、対オリックス4連戦との由。★エンジェルス対レンジャーズ。テレビNHKBS1.午前11時。★道新1頁「停電2段階で全道に」および道新3頁「地震直後緊迫18分間」。この二つの記事は今回の9月6日の地震とほぼ同時に起こった全道停電(ブラックアウト)が、どのようにして起こったのかを、構造的かつ具体的に報道している画期的な記事である。こういう現実認識が早く示されていてこそ、日々の節電努力の意義もはっきりする。私が「泊原発が動いていれば停電はなかった」論はなぜ「完全に間違い」なのか(ハーバービジネス)を引き合いに出しながら読者の注意を喚起していたのも、こういう構造的現実認識を明文で記録してあるものをもつていることの貴重さを示唆していたものだ。道新さんよくやってくださった。道新のこの記事は、これに代わるほどの記録が示されるまでの間は、永久保存だ。★北海道電力は昔であれば産業調査協会という自前の調査研究機関を持っていた。整った資料室ももっていた。はるか昔に廃止されたが。私もほんの短い期間ではあつたがこの協会の任務の一端を引き継いでいた。北電が堂々と立ってゆくことになにがしかの責任を感じます。北電のもつ高度の寒冷地送電技術は、日本だけのものではありません。東北アジア全体に役に立つものです。頑張ろう北電。
2018-09-12 16:39:00
2018年9月12日・道新夕刊・9頁に、この題のコラム記事が載った。「北電はライフライン担う自覚を」。書いた人は「フリーライター」としている。文面はこのフリーライター氏(仮にFさんとしておこう)が札幌市内で9月6日の道内地震に実際に遭遇した経験をふまえ、この場合の北電の対応を論評している。★Fさんがまず強調したのは、Fさんが持っている携帯の「もち」である。「固定電話もテレビも使えない以上、スマートフォンが通信と情報入手の命綱だ」。おそらくはFさんの携帯のバッテリーがほどなくきれたのであろうと想像する。そして電源がない限りバッテリーは充電できない。Fさんは通電まで「27時間」待つことになった。★Fさんはこう言う。「(テレビ局はきっとその間も放映していたはずだか)(停電であれば)その時、テレビから流れている情報や呼びかけは、それを一番必要としている停電下の人には届いていない、ということを痛感した。」Fさんは、停電はたんに停電ではなくて、市民に情報を伝達する主要な手段であるテレビを使えなくしてしまった、としているわけである。そして携帯のバッテリー充電を不可能にした点で、ここでもまた市民に情報を伝達する手段を奪ったとしているわけである。★そこでFさんは北電に、携帯でわかる仕方で、停電復旧がどこまで具体的に進んでいるかを「会員制交流サイト」などに発信すべきだったと言う。★どうしてこのような非常事態になってしまったのか。この非常事態は本当に想定外なのか。非常の際の電力のバックアップ体制は整っていなかったのか。★この最後の部分こそが、問題である。9月6日の北電の電力発電および送配電システムは、現実にはどのようなものと描けるか。このシステムにあって9月6日の地震によって厚真火力発電所が壊れ、同時に道内全発電と送電が緊急停止したこと自体が、たぶん「予期しない不測の事態」ではなかったろうか。そこでだ。「こういうことにならない全道的システム」はどういうものでなければならないと、描けますか。Fさん。ここに逃げられない問題が存在している。そしてこのシステムを構想し実行する中での北電の役割は、どのようなものであろう。これはぜひ北電に問題提起いただきたいな。多少考える時間はかかるでしょうよ。それはお待ちしよう。もし「ライフラインを担う自覚」を持っておられたら、どうぞ余人に先んじて早めにこの問題を明らかにしていただきたいものです。★ウエブに「泊原発が動いていれば停電はなかった」論はなぜ「完全に間違いなのか」(ハーバービジネス)という書き込みが載っている。ところがもしこのタイトルでウエブを引いてみると、この記事に賛成・反対、かずおおくの長文記事がずらっと載っている。これらはまさに全道的電力システム「再構築」を考える際の参考になる議論です。
2018-09-12 14:49:00
9月9日に降ってわいた震度7の地震。それに直結して起こった全道停電。地震はいずれ気にならないレベルになろう。しかし全道停電(ブラックアウト)の恐怖は、今後とも長らく、北海道の政治・行政・経済の根本的問題であり続けるだろう。現在の政治・経済の構えでは、今後5年かかるか、10年かかるか、ブラックアウト解消の到底見通しすら立つまい。★さて、いま現にあるこのような地震の疲れ。私たち道民は、近所の温泉へ行って、一時の憂さを忘れようではありませんか。★いま北海道へ来る外国の客も、本州の客も、ありません。(数日前にあたふたと引き上げたばかりです。)いま私たち道民がゆかないと、温泉が無駄になります。★私、昨日、札幌市内のスーパー「トライアルズ」で、「温泉宿・ホテル2018年秋・道民感謝企画」というチラシを見た。いま客足が少ないので、思い切った値引きで出そうとしているようです。いわく「大満足1万円」。これはウエブでみたほうが早いのです。「ぐうたび北海道」011-211-0892番。https://www.gutabi.jp ウエブで丁寧に見、電話でも問い合わせるがよい。★北海道の温泉とか旅館とかは、安いか、高いか、だけではないんです。そこへゆく「足」がどう確保されているのかをよく見なければならない。私のように、札幌市民は、たとえ無料の宿でも、「札幌駅付近、あるいは、分かりやすい札幌市内の拠点」からどのように「無料のバスが出ているか」を確認しない限り、その企画を買うことはできません。その点このぐぅだびのウエブ情報は、そういう「足」も明瞭にしている。★根本的問題は消えないが、まず気晴らしをし、目下供給電力が激減して弱っている道内温泉に「予備電力を注入して」臨時に経営バランスを取っていただこう。
2018-09-12 13:59:00
2018年9月12日・水曜日・曇・札幌。★エンジェルス対レンジャーズ。午前11時。テレビNHKBS1.★野村克也氏の本『弱者の兵法』アスペクト文庫、2011年、購入。本来の野球とはどのようなものなのかを説く素晴らしい本。日本ハムと栗山監督の現在の戦い方を理解するためにもよい手引きだと思う。野村氏、栗山氏、お二人の野球についての考え方は、基本的には同じではないかと思われる。栗山監督『伝える』、『覚悟』という本にそれが表れている。であれば、年長者の野村氏の見識を立てることだろう。しかし「同工異曲」という面があって、それはそれで興味深い。★野村さんの本『弱者の兵法』は、序「日本の野球はベースボールを超えた」、第1章「プロフェッショナルとは何か」、第2章「全知全能をかけてこそ弱者は強者になる」、第3章「指導者の役割とは何か」、第4章「無形の力が弱者を勝利に導く」、第5章「人間教育が真に強い組織の礎を成す」からなる。序に提示されている「弱者の兵法」とは何か。 日本のチームと米国のチームを比較した場合、日本のチームの選手たちひとりひとりは、「身体のサイズや体力、パワー、そしてそれらが生み出す打つ、投げる、守る技術力などでは、米国やキューバなどの外国選手には概して太刀打ちできない」(同書26頁の要旨)から、その点を取って比較すれば日本のチームは「弱者」ということになる。では単純に米国のチームが「強者」かと言えば、「強者」の力には限界がある。しかしもし「弱者」の側が、野村氏の言う「無形の力」を駆使して試合すれば、弱者が弱いとは限らなくなるというのだ。★その「無形の力」とは、「事前に可能な限り情報を集め、正確に分析し、それを最大限に活用して周到な戦略・戦術を練る。そして、豊富な練習量で培った組織力やインサイドワークや緻密さを駆使することで、個人の力ひいては体力やパワーの不足を補うという戦い方である。」(同書26頁)この本はその具体的ありようを説いている本である。(機会があれば後を続けよう。しかし読者諸賢が本書を入手されるほうが早いとは思うが。)
1 2 3 4 5 6 7 8 9