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マイケル・クライトン、英文、『ジュラシック・パーク』に、162ページと164ページに、この「恐竜動物園」に飼われている15種類の恐竜の一覧表がのっています。この恐竜名・英文に、ウイキペディア「恐竜の一覧」から得た日本語表記恐竜名を記しておきます。
私がもっている『恐竜大事典』には、残念ながらクライトンさんが示した恐竜名の半分しかのっていないのです。私の記事を読んで早くも学習に入っている人がいたら、仮にこの表を参考にしてください。
Tyrannosaurs ティラノサウルス 、白亜紀、アメリカ、獣脚類
Maissaurs マイアサウラ、白亜紀、アメリカ、鳥脚類
Stegosaurs ステゴサウルス、ジュラ紀、アメリカ、剣竜類
Triceratops トリケラトプス、白亜紀、アメリカ、角竜類
Procompsognathids 表にみあたらなかった
Othnielia オスニエリア、ジュラ紀、アメリカ、鳥盤類
Velociraptors ヴェロキラプトル、白亜紀、モンゴル、獣脚類
Apatosaurs アパトサウルス、ジュラ紀、アメリカ、竜脚類
Hadrosaurs 表に見当たらなかった
Diplophosaurs ディプロフオサウルス、ジュラ紀、アメリカ・中国、獣脚類
Pterosaurs テルノサウルスと読み、鳥類だと思いますが、表には見当たらなかった
Hypsilophodontids ヒプシロフォドン、白亜紀、イギリスほか、鳥脚類
Euplocepphalids エウオプロケファルス、白亜紀、アメリカ、曲竜類
Styracosaurs スティラコサウルス、白亜紀、アメリカ、角竜類
Microceratops ミクロラプトル、白亜紀、中国、獣足類
残念ながら表に見当たらないのもありました。仮にこれを座右において『英文ジュラシックパーク』を読んでください。
英語の学習をする年齢にはなってはいないが、恐竜の話なら名前と働きを教えてくれる若い人がいませんか。
恐竜の勉強がこのように役にたつ場合もあるのです。大きくなったら、北大医学部を受験しなさい。札医大でもいい。
さっき Michael Crichton, Jurassic Park を使って、英文速読と、5字以内の綴りの英単語を優先的にみにつけるという学習方法を書いた。
ところで、ジュラシック・パーク全編の音声があるということと、英文速読と、いったいどういう関係になるのかって?
知れたこと。音声を聞きながら、音声の速さと同じ速さで、本に目を通し、まったく同時に意味をとるのです。
いわば音声を、読むペースメーカーとして使うのです。
この音声は全編で30数時間あります。だからもし聞きっぱなしなら30数時間で本を読み終わることになります。
しかしそれでは疲れるし面白くない。1時間とか、2時間とか、一回は適当な分量でやめればいいのです。
再開したときに、前のところから聞けばいいわけです。
それともあなたはペースメーカーなんかいらないか。それも結構ですね。
しかし単純に1日4ページなんてやっていたら、この本を読み終わるのに100日もかかることになる。
いったい日本の英語教育は、ペースが遅すぎるんですよ。もっと早くていいのではないか。
「1ヶ月でできることは1ヶ月で終わらせなさいよ」というのが、英米流です。1ヶ月で出来ることに1年も2年もかけていてどうなるものか。
英文ペーパーバッグを速読しながら、たくさんの「サクソン語」に習熟する、実際的で、楽しい方法。
こんなやり方は、いかがですか。
1. 読む本 マイケル・クライトン『ジュラシック・パーク』、英書ペーパーバッグ、1990年、アマゾンで買える。約400ページ
2. 使う辞書、『ロングマン現代米語辞典』だが、私は電子辞書として使う。私はカシオ、エックスワード2000という形式で使っている。
3. 音声、ウインドウ10の(または8の)マイクロソフト・アプリに、「ブック バザー リーダー」というのがある。ここに米国のパブリックドメインから『ジュラシック・パーク』の音声全編を呼び出して使える。これを使う。
4. ビデオ、これは「ジュラシックパーク1」として発売されている。テレビから収録できるときもある。これを使う。
5. これは「恐竜動物園」を作る話なので、めったやたら白亜紀の恐竜達とその動作が書かれている。目の前に恐竜を出しておこうと思って、私は『すべてわかる恐竜大事典』2008年という本を買った。
さて道具立ては揃った。これでしゃにむに英文『ジュラシック・パーク』を、恐竜の絵を眺めながらよむのだが、英語学習上のねらいは次の点にある。大いに英文の読みと音声を楽しみながら、同時に大量の「アングロ・サクソン語」を身につけようというのだ。
周知のとおり、保有語彙数5‐6千語以上から1万‐1万2千語に向う学習者は、普通には英英辞典の力を借りながら英文を多読するだろうが、「情念のこもった語」、「ニュアンスの細かい語」であるところの「アングロサクソン語彙」を身につけることによって英文読解力と会話の理解力が飛躍的に向上する。
日本の英語教育ではふつうはこういう教育はしない。英米では行なう。インストラクターは1日にこのような「アングロサクソン語」に「何語」出会うように「本を読め」と命じれば、この「何語」のところを操作することで学生にどの程度の英文を一日に読むのかという目標をおのずと示せる。
さっき紹介したカシオの電子辞書を使えば(ほかの電子辞書でもできるが)、「ヒストリーという電子辞書の機能」を使うことで、出会ったアングロサクソン語を全部機械に記録できる(当然再生できる)。この機能を自分の学習計画に使えばよい。仮に「5字以内の長さの単語」とでもしておけば分かりやすい。
この本の著者は医者の資格のある人物で、この本の細かい描写は生物学者か医者になる人間向きだ。このような描写が手に入るのも思わぬ副産物だ。
どうですか。アイランドコーポを住居として生活して、こういう勉強をしませんか。
なお、「ルームト゜クターズ札幌 移住」というブログで、「英語」というタブのところを拾って読むと、すでに有益な情報が記入してある。
今日ネットで、沖縄の人口の実に3分の1が貧困層で、貧困率日本一であるという記事をみた。
私は当アイランドコーポを沖縄から北海道大学に新たに入学する1年生に、「部屋代無料で4年間」提供するという通知を書いている。
ところが今日に至るまで1件の問い合わせもない。沖縄が裕福なせいかとおもっていたが、逆に貧困率日本一だという。
国立大学の場合、授業料免除措置というものがある。概して年収400万円以下の貧困な家庭の子女に提供される制度である。
この国立大学授業料免除制度はわりとよく知られているはず。しかし授業料がよしんばタダでも、部屋代はタダではないでしょうよ。
とくに東京のような本州の大都会では、目の玉が抜けるような住居費になる。
当アイランドコーポに部屋代ダダで住み、北海道大学の授業料をタダにする方針はたたないものかどうか、大学へ進学する年齢のお子さんのいる沖縄の方々にご一考願いたい。むろん事がなった暁にはバイトなどしないで必死に学習なさることだ。
昔の国立大学には貧乏人ばかりいたが、今日の北大は全国から裕福な家庭の子供達が来ているらしい。国立大イコール金持ちの子弟という相場が北海道では出来上がっているようだ。貧乏人は私大に行っている傾きがある。情けない話。
正月4日目になったが、札幌の穏やかな天候はまだ続いている。奇跡的に。
当家の本州の客はもう帰った。かれらがいちばん戸惑ったことは、札幌の寒さではない。
かれらが履いている靴だ。
今の札幌は穏やかな天候が続き、風もなく、目だった積雪もない。
しかしじつは毎日24時間を通してみれば雪は少しずつ降ったり止んだりしていた。
最初すっかり除雪しておかないと、道路に積もった雪はその後歩行者に踏み固められてしまって、たいへん滑りやすくなっている。
歩道の90パーセントはこのように滑りやすい道路で、商店もないようなところではとても歩けたものではない。
ところどころ地面が頭を覗かせてはいる。しかし本州の人が履いているような靴では、一歩歩くのさえ難しい道路が多い。
いっそ長靴で歩くんだね。
年末にパウダースノウが降って、これで道内のスキー場は一息ついた。
うちの本州の人たちも、一日、スキーの教習が受けられてよかったといっている。一人の生徒にほとんど先生一人がつくというありさまで、(つまり意外とこの正月前後のスキー客が少なくてトクをした)いい思い出を持って本州へ帰った。
また今度の冬にいらっしゃい。