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2016-01-04 14:28:00
正月4日目になったが、札幌の穏やかな天候はまだ続いている。奇跡的に。
当家の本州の客はもう帰った。かれらがいちばん戸惑ったことは、札幌の寒さではない。
かれらが履いている靴だ。
今の札幌は穏やかな天候が続き、風もなく、目だった積雪もない。
しかしじつは毎日24時間を通してみれば雪は少しずつ降ったり止んだりしていた。
最初すっかり除雪しておかないと、道路に積もった雪はその後歩行者に踏み固められてしまって、たいへん滑りやすくなっている。
歩道の90パーセントはこのように滑りやすい道路で、商店もないようなところではとても歩けたものではない。
ところどころ地面が頭を覗かせてはいる。しかし本州の人が履いているような靴では、一歩歩くのさえ難しい道路が多い。
いっそ長靴で歩くんだね。
年末にパウダースノウが降って、これで道内のスキー場は一息ついた。
うちの本州の人たちも、一日、スキーの教習が受けられてよかったといっている。一人の生徒にほとんど先生一人がつくというありさまで、(つまり意外とこの正月前後のスキー客が少なくてトクをした)いい思い出を持って本州へ帰った。
また今度の冬にいらっしゃい。