インフォメーション
2016-07-05 22:55:00
北海道の花火大会の日程だけ掲示します。北海道の花火大会は北海道新聞が開催するものが主流です。もしこの日程に花火打ち上げ地に行くようなめぐりあわせがあれば、ご覧になってください。北見7月17日、千歳7月23日、札幌7月29日、小樽7月29-31日、函館8月1日、旭川8月4日、苫小牧8月5日、大樹町8月7日。帯広8月27日、釧路9月3日、室蘭9月3日、本別町9月3日、白糠9月17日。時刻はもちろん午後7時過ぎからでしょう。問合せ電話番号が書いてあるが、札幌と千歳の場合の「北海道新聞本社事業センター011-210-5733」だけ書いておきます。
札幌と小樽の場合だけ詳しく書きます。「札幌は、市中心部で開かれる唯一の大会。3部構成で4千発を打ち上げます。大会が2日間開かれる小樽は、おたる潮まつり(7月29-31日)が50回の節目のため、花火を初日と最終日の合計で昨年の3千発から5千発に増やし、例年より大きい7号玉も打ち上げます。」
上記は、『北海道新聞』2016年7月4日号、6ページ、「花火で彩る北国の夏」という記事を参考にして記入しました。札幌の場合、花火打ち上げ会場は豊平川の河川敷で行われます。残念ながら当アイランドコーポからは、直接は花火が見えません(打ち上げ音は聞こえます)。当アイランドコーポのすぐそばに豊平川河川敷への入口がありますので、そこから河川敷に降り、ほんの1ブロックも北へ川に沿って歩いてくだされば、打ち上げ会場の直近へ行きます。ただ、夜間道路を横切るときに車に注意してくださいよ。また当日は河川敷はかなり込み合いますから、事前に河川敷そのものの地理を探検しておいてくださると安心です(この場所は早朝のジョギングに最高です)。
2016-07-05 22:16:00
7月に入り、札幌も夏季シーズンです。「仮に、札幌に夏季旅行で来ている近親者がいたら、教えること」と銘打って、気が付く都度何か書きます。最初の話題は、札幌市の地下鉄沿線と市電沿線は、回りやすい場所ですので、夏季中ぜひ見ていただきたいのです。昨年と違って、今年の場合には市電がループ化しましたので、市電沿線がとても回りやすくなりました。
札幌市交通局が「地下鉄・市電周辺名所巡りマップ」(無料配布中)を作っているので、まずこれをもらってくださいませんか。それをみれば見どころは一目でわかります。今年は「市電編」というのが「人物」「くらし」「建物」「社寺」の4コース作ったそうで、市電車内と市電と地下鉄の乗り継ぎ指定駅*の地下鉄券売機傍においてあるというのです。
*大通駅、西11丁目駅、西18丁目駅、すすきの駅、中島公園駅、幌平橋駅、豊水すすきの駅。
なお本アイランドコーポから市電を見た場合には、うちの建物の西北の方面に中央区に渡る橋(こちら側の付け根がヴィーナスホテル)から中央区に渡ると、すぐの所に市電乗り場があります。この経路で橋を渡ってアイランドコーポに帰ってこれることも知っていると、行動がとても円滑ですよ。10分程度でアイランドから市電乗り場に着くでしょう。
そうそう、この機会に、札幌市コールセンターの電話を教えておきましょう。011-222-4894 もし札幌市内で行動していて、「知りたいことがあるが、教えてくれる適当な人がいない」場合、このコールセンターに電話してごらんなさいな。対処の仕方を教えてくれる場合があると思います。もちろん私に電話してくださってもいいのです。なおこの書き込みは、『北海道新聞』夕刊、2016年7月5日号11ページ「交通局が地図作製・市電周辺の名所も紹介」という記事を参考にして書きました。なお、誰でも『北海道新聞』を無料で自由に読める場所があります。ひとつはもちろん図書館で、市電沿線にある札幌市立中央図書館など好適でしょう。もうひとつは、大通りにある北海道新聞の本社です。その戸外に掲示してあるのです。
2016-07-04 21:24:00
「簡単な英語」学習という話題を続けよう。めっぽう効き目があるのに、費用はタダかあるいは極めて安く、その気がある人ならだれでも容易に手掛けられるものばかり紹介している。このVOAは、Voice of Americaの略で、米国政府が運営して世界中に流している放送で、今日ではインターネット上でも受信できるし、視覚的には写真や動画もたくさんついている。米国政府の運営だから、「米国の政治、社会、文化、歴史など」を知らせようという内容だが、特に非常に宣伝臭があるとも思わない。(むろん米国に不為なことは報道しない)
とくにお勧めするのは、Special English という報道である。使用語彙が1500語程度と限定されていて、難しい単語や言い回しは使用していない。なによりもありがたいのは、英語がゆっくり発音されていることだ。高校1年生程度の学力があれば、インターネット上で落とせるテクストを目の前において(ほとんど単語を辞書で引くこともなく)流れてくる音声をたどると、内容のあらましがすぐに理解できるだろう。2-3回繰り返して学習すれば、内容はほとんどわかると思う。テクストの長さは、短いタイプのものがA4版で2-3枚、長いタイプのものがA4番で5枚だろう。「一日分」といってもかなりの数の報道記事だが、自分の学力に応じて1日1編としたり、1日3編としたりすればよい。この学習に親しんでいると、ヒヤリングの力が上がるだけではない、おのずと長い英文を読むのに慣れる。この程度の学習を毎日やっている高校生は、やがて大変な英語学力になることうけおいである。(やがておりをみて、普通の速さで報道されているVOAに挑戦するがよい。これに成功すれば、インターネット上に流れてくる米国英国の普通の速さの報道に親しみ、さらにいま一歩を進めて、インターネット上に流れてくる英字新聞、英字雑誌に挑戦するがよい。こんにち、これらはたいてい動画を伴っているよ。)ただ、口で言うほど早くは進歩しない。Special English学習の時代は非常に長く続くであろう。
極端に言うと、英和辞典も英英辞典もめったにひかなくていいよ。またむりに丁寧に暗記しようなどとおもわないほうがいいよ。Easy Goingで行くがよい。しかし継続は力なり、だ。
なお私は、中学生、高校生相手の指導は、なるべく遠慮させてもらっている。とくに試験のための学習とか、受験目当ての準備とかはね。(かといって迷い込んできた者はしかたがない。ただ、本来は不本意ということだ。)巷にはほとんどブロックおきぐらいに、中学生、高校生に、「英語も教える」塾があり、その塾の先生がいる。その方々の稼ぎを妨害する気はない、という趣旨である。
私に他意はないので、学習塾をやっている人が交流を求めてきたら、喜んでその方々のお役に立つような協力を、惜しまない。
2016-07-02 22:48:00
「簡単な英語」という話題を続けよう。
牧野由紀夫『NHK100語でスタート英会話 コーパス練習帳』NHK出版、2004年。950円。240ページ。
これは2003年にNHKでテレビ放送された番組を学ぶための参考書だが、このときの放送動画がインターネット上に100回分存在していて、収録することができた。その動画を呼び出して聞き、そのときにこの本を座右に置けばよいのだ。動画はケンとナツキ、コーパス君という人形、が出てくる。毎回「ミカの東海岸取材記」という短いビデオが入っていて、ミカさんがアメリカ人と会話している様子が出ている。この本は100語の動詞の使い方を中心に英会話に親しもうという企画である。独習によし。グルーブ学習によし。1回の動画視聴は15分なので、これを時々パソコン画面に呼び出してきくと、英会話のためのよいウオーミングアップになる。実は同じ企画がすこしずつ体裁を変えて何種類も売られている(しかし上記の本が一番よく出ているのではないか。)なおDVD付きの版も出ているので、こっちのほうは直接DVDから動画を見ればよいので、こちらの本もお勧めする。値段は3000円。2004年。「アメリカ編」「オーストラリア編」「イギリス編」の3冊が出ていた。旅行した気分になれていいではないか。私は「アメリカ編」を購入した。
100語の動詞というが、同じ動詞が2-3回に分けて扱われたりするし、動詞以外の品詞もいくらかある。よくこのような英語学習法の中に「基本動詞50語でたいていのことを表現する」というのがあるが、この企画もそれに近い。英国で作られたコーパスを背景にしており、基本動詞とよく結びつく名詞5語を示している。この教材は実際、とても楽しく視聴できるシステムである。なお『コーパス練習帳プラス』NHK出版、2006年。950円を買えば、この本の場合には動詞以外の品詞100語でまとめているので、別の意味でよい参考書になる。この程度の学習をするのなら、大いに楽しみながら、気楽にやらなくっちゃ。どうです、このように、かんたんにてがけられることなのです。
この本もアマゾンで買ったほうがいいでしょう。あるいは札幌市内のブックオフを丁寧に探すと、どこかに全部あったりしますよ。たった108円でね。今日の札幌は18-24度。雨。寒い一日でした。明日も同じぐらい。
2016-07-01 22:31:00
「簡単な英語」学習という話題を出したので、気が付いた話題を今後数回書いてみる。
今日ご紹介するのは、「Basic2400」という案。実は私、最近これを試しに実行しているのです。
最も基礎的な英語というのは、中学生程度の英語ではないか、とよく言われますね。
それでいいと思います。「中学生程度」と。
問題は、どういう材料を使って、どのようにその「中学生程度」の英語に親しむのかというところです。
そのやりかたの候補は、きっとごまんとあるだろう。
早い話、実際に中学1、2,3年で使っていた英語の教科書を復習すればいいではないか。
この「Basic2400」というのは、松本茂監修『速読速聴・英単語Basic2400』Z会、2010年、1900円プラス税というCD付きの、430ページほどの参考書です。これはもともと中学から高校初年程度で習う英単語をマスターするように編集されている本です。全編簡単な英会話や英語の読み物で出来上がっていて、そのような読み物に親しみながら必要な英単語の使い方を身に着けようというのです。CDには読み上げの英語音声が入っています。
私が勧める学習方法は、なに単純なものです。毎日気が向いたときに数回、この本を開いて「慣れ親しんだらよい」のです。無理に覚えようとしなくてもいいのですよ。ただ「慣れ親しんだらよい」。もしグループ学習でやっているんだったら、一度に2ページ分ぐらいでいいのですが、そこに書いてあるようなことを自分たちで英会話のまねごとのようにしてまねたらいいのです。
この本の英語例文は、とても面白く作られています。「本書は初級レベルということで、英字新聞や雑誌に素材を求めるのは無理があると判断し、本文はすべてアメリカ人によるオリジナルな英文となっています。全英文の中に、中学生から高校1年生程度の教科書に出てくる重要単語・熟語・表現がほぼ漏れなく盛り込まれています。と同時に、Core, Advancedが時事英語主体であったため漏れてしまっていた生活基本語彙(ネイテイブなら子供でも知っているような日常語彙)も多数加えました。これにより学校英語のやり直しを兼ねながら、日常会話の基本となる生活語彙も自然に身に付けることができるような内容になりました。」(本書のはしがきより)実際にそのとおりだと思いますよ。この「生活基本語彙」が盛り込まれている点は、本書の隠れた美点です。
本を入手したい人は、アマゾンというインターネット上の書店に注文したらいいのです。巷の書店は本を探して注文するのにはとても不便に出来上がっていますので。この本はゆうに独習できる本ですが、数人の気の合ったご友人と私がここにおすすめしたように、集まって「英会話のまねごと」をなさったらいいのです。これをうまずたゆまず長期間やっていれば、自然にその人々の英語の素養が磨かれてゆくでしょう。なにもあせらなくていいのです。
私自身、最近はこの本を「愛読」しています。目的は「たんに英語に慣れておくため」です。なにしろ毎日英語を使っているわけではありませんので、突然英語を話す機会が訪れたりすると(ほんとに突然に、ね)、立ち上がりにどぎまぎしてしまうのです。いくらかでも「突然のまごつき」を減らそうという心が、こういう本を「愛読」するということになるのです。なに実際の英会話というのは99パーセントこの本の想定するレベルの範囲でしょう(それどころか、もしここに書いてあるような英会話がふだんできたら、達意の会話ですよ)。
どうです、このように、かんたんなことなのです。