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2018-06-23 12:30:00
2018年6月23日・土曜日・曇り・札幌。★日本ハム対楽天戦。午後2時。宮城球場。テレビHТV。ラジオHBC、SТV。★昨夜の日本ハム対楽天戦。年間に一度か二度というぐらいの激戦になった。梨田監督が20敗した責任を取って辞めた直後である。男の意地で、自分たちが自分でやる戦いは負けるわけにはゆかないということだろう。楽天、鬼神の戦いであった。1回に日本ハム2点取って幸先よし楽勝とおもいきや、1回裏楽天は2ランホームランで2点同点とする。4回と6回にソロホームランで日本ハムが2点。これで押し切るのかと思ったら、6回裏、楽天2点取って同点とする。さらに7回裏、得体のしれないもみ合いで楽天に3点も献上し、これで試合は終わったかの感があった。ところが8回の表、西川の3打点ホームランで日本ハム同点とする。この西川のホームランは、ランナー2塁3塁で打ったものだ。この場合ヒットで2点入るはずではあるが、それでホームランを打ってしまうのがミラクル西川らしいところ。その後6対6のまま延長12回に及んだが、12回表、西川のきれいなヒットによる1点が、決勝打になった。死闘を制したのは日ハム。テレビではみられなくて残念だね。ネット上の動画記録がある。
2018-06-22 11:14:00
2018年6月22日・金曜日・曇り・札幌。★日本ハム対楽天。午後6時。宮城球場。ラジオHBC、SТV。★北海道と本州を結ぶフェリー航路に、今日から新たに仲間入りしたのが、北海道南部の工業都市室蘭市と、岩手県の宮古を結ぶ「室蘭-宮古航路」である。ちなみに、以前からあるフェリーは、小樽と新潟・敦賀・舞鶴を結ぶ航路と、苫小牧と表日本の仙台・大洗・名古屋、裏日本の秋田・新潟・敦賀を結ぶ航路である。ほかに函館と大間を結ぶ航路がある。★この新しい室蘭・宮古航路、宮古発8時・室蘭着20時、室蘭発18時・宮古着翌日6時、と一便しかない。2等6000円、1等1万2000円。川崎近海汽船運航。今日の道新21頁に特集記事が出た。北海道からは、岩手県観光など東北観光に便利であろう。★ちなみに、室蘭は鉄鋼の街。室蘭から温泉地登別と洞爺湖はすぐそば。室蘭から函館方面に戻ると、「噴火湾」というあたかも本州の湘南海岸に似た景勝が見られる。室蘭から札幌方面は高速道路が通っていて車なら意外に早く札幌市に着く。室蘭の東隣が苫小牧市。まー本州からいきなり室蘭に来たという人はいままで少ないので、本州の人は一度このコースで来道してみたらどうか。★最近国際的に有名になってきたニセコスキー場に行くには、この室蘭から登別・洞爺湖経由で車で北上すれば意外に早く着く。ただ、冬は北海道特有の道路環境だから、路端に気をつけてね(虚空をみるとちゃんと冬季路端を示す道しるべが付いている)。それから、冬季なら冬タイヤですよ。ここは東京じゃありませんから。ガソリンの分量を事前にちゃんと確認してね。途中に給油所は乏しいから。(万が一のガス欠の場合、途中大滝村のほうへ曲がると、そこに給油所がある。大滝村には野口観光のホテル群があります。)★ひょつとして途中の道路で、北きつねかなんかに会っても驚かないでね。彼らは昔からその辺の山の中にいたのですから、たまたまその辺にいてもおかしくないのです。ただ、ひどい吹雪のときは、本州の人は洞爺湖以北にいきなり行くのはお勧めしません。そういうときは、現地の人に意見を求めてごらんなさい。
2018-06-21 09:10:00
先にご紹介した岩本 勉『日本一泣けるファイターズの本』の第1章6「ヒルマン監督と選手の心が通じた瞬間」には、ファイターズが久しぶりに全国制覇した2006年当時の、ヒルマン監督の作戦が語られています。★「先発ピッチャーは5回、6回まで全力で行って、セットアッパーでつなぎ、9回はクローザーがぴしゃりとしめる。役割分担がはっきりしたこのヒルマン理論・投手分業制・はすっかり投手陣に浸透しました。」(61頁)この「セットアッパー」とは、「中継ぎ投手」ということですね。当時はセットアッパー武田久投手、クローザー、マイケル中村投手ですね。この2006年日本ハムで成立した投手体制、今の日本ハムは当然のように駆使しているではありませんか。中継ぎに宮西とか、公文とか、数人予定していますね。9回がトンキンですか。ただ、8回が石川ともしているのですが。この投手体制。今ではほかのチームも真似しています。しかし2006年当時だと、日本人選手陣からはこのヒルマンの思想は不評で、「日本的な考え方だと、先発が6回までいいピッチングをしていた場合、なかなか交代させにくい。」(61頁)ということになります。ヒルマン氏は、人間の体力からいって、投手は100球程度が限界だという合理的発想をしていたのです。もっとも今の栗山監督は、あえて6回を超えて投げさせたり、ときには9回まで投げさせていますね。杓子定規ではないのです。★打撃面でもこういうことになる。「1番の森本稀哲選手が出塁して、2番の田中選手が送り、3番の小笠原道大選手が相手ピッチャーにプレッシャーを与えて、悪くても進塁打を打つ。その三塁ランナーを4番、5番が返して得点するというスタイルは、ファイターズの攻撃面での最大の武器です。」(62頁)おや、これは今の日本ハムが当然のようにやっていることではないか。ただ、ちょつと違うのは2番に大田という馬力の強い選手を配していることだ。1番西川、2番大田、3番近藤で、ワンアウト3塁となっているのを4番中田が外野へ犠牲フライを打ち上げて返して1点の先取、という具合に。岩本さんがここで書いているところでは、2番がバントして、ランナーを進めるという発想は実はもともと日本的なものだったと、ヒルマン氏自身は最初、2番がヒットエンドランをかけると好んで考えていた。それを日本選手の好みを取り入れたと。私は思い出すが、もっともそうな正論を当時盛んに述べていましたな。「ヒットヒットと続けることは期待できない。そこをどうつなぐか」とね。たしかにこの打撃の「原型」は今も残ってます。もっとも、今の2番大田の起用は、バラエティを加えたわけですね。いや、アメリカ流ヒットエンドラン作戦に近いんですね。そして1番西川は塁に出ると盛んに盗塁したがるので、日本ハムの相手チームに加える破壊力は、ヒルマン時代よりもすさまじいわけです。(こうして温故知新していますよ。)
2018-06-20 08:33:00
ちょうどセパ交流戦が終わって、普段のリーグ戦に戻ろうとしている。選手たちも休養。観客も休養。★昨日、岩本 勉『日本一泣けるファイターズの本』青春出版社、2007年、を手に入れた。著者の岩本さんは、「ガンちゃん」の愛称で知られる野球解説者で、日本ハムの試合の時にテレビ、ラジオで活躍中の名物解説者だ。★この本は日本ハムが、ヒルマン監督のもと、2006年に久しぶりに全国優勝した記念すべき年を主な話題にしている。今また日本ハムが、リーグ優勝・シリーズ優勝、可能性に賭けようとするタイミング、今年2018年を10数年前に比較する好機でもある。「あの年に、ファイターズは、なぜ勝てたのか」。★ファイターズのチームカラーは、2006年当時の姿を数多く今に維持している。「どういうチームカラーが作られ、それがどのように維持されてきたか」。★栗山監督という人は、前任者、梨田監督、ヒルマン監督、を批評することは絶えてない。しかしもし批評したとすると、どういう意見になるのだろう。これを「忖度」してみるのも面白いではないか。★さて、肝心のガンちゃん。これはどういう人か。この本でいかんなく語られている。ガンちゃんは、普段、意外にも自分のことはあまり語っていなかったと、この本を読んで気が付いた。★実に面白そうな本ではないか。
2018-06-19 20:42:00
うどんと、そばの、こと(3)★私は既述麵通団『恐るべきさぬきうどん』ОH文庫、の321頁の解説図をみて、びっくり仰天した。私はこういう目でうどんをかんがえたことが一度もなかったからである。その図というのは、こういう図だ(文で説明するしかない)。まず、うどんをゆでると「釜あげ」になる、と。その「釜あげ」を、水で締めて、1. そのまま出すと「ざる」になる。2. 熱い湯に入れて出すと「湯だめ」になる。3. 冷たい水に入れて出すと「冷やしうどん」になる。★要するに、「釜あげ」が、うどんの、原点なんだ。それを水で締めて、食べるのだが、その食べ方が3種類あるのだ。1.「ざる」 2.「湯だめ」 3.「冷やしうどん」。★私は、「釜あげ」のまま食べる仕方もあるだろうと思う。そうすると、4種類の食べ方になる。そばの場合に、そばの上げ汁を、別にもらって茶を飲むように味わうというのがあるだろう。この本によると、わざわざうどんの上げ汁だけ飲むという作法はないそうで、これは「釜あげ」をそのまま食べればいいだけのことだからではないか。この場合うどんの上げ汁なるものも当然に一緒に飲むことになる。★つまり、私がびっくりしたのは、私が(というより四国以外の土地の人間が)普段当然の外食と心得て食べているうどんは、もっばらここでいう「湯だめ」という形式であって、私はほかの形式のうどんの食い方があろうとは、これまで夢にも思わなかったのだ。★うどんを「ざる」という形式で食うことは、自宅ではよくやるが、外食ではあまりやらない。この場合外食で「ざる」そばを食うのである。★そして、「釜あげ」はおろか、「冷やしうどん」を外食で食べることもまーないな。「冷やし」ラーメンならよく食うけどね。★私にとっての外食のうどんは、いきなり「湯だめ」形式で与えられるものだけだ。その「湯だめ」うどん(掛けうどんというけどね)を出す店の多くは、初めから、水で締めた麵を仕入れて用意しているのであろう。「ほんとうのうどんや」というのがあれば、きっと麵地を切って釜あげにし、それを水で締めてから、「湯だめ」を作るのであろう。しかし、そんなうどんや、私の近辺にあるだろうか。「そばや」と名乗っているところなら、(そばやは多い。うどんやというのはあまり聞かない。)麵を釜あげしているのだろうか?(また時間があったら書きます)
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