インフォメーション

2018-05-14 08:49:00
2018年5月14日・月曜日・曇り・札幌。★エンジェルス対ツインズ。午前5時。大谷登板。テレビ、NHK、BS1。私が起床してテレビをつけてみたのが7時半。7回表、大谷がすでに6回投げて1対0の状態。7回表第1打者に四球をだして次の投手に変わったところであった。7回表に1点取られてタイとなり、大谷の勝星は消えた。試合は2対1のサヨナラでエンジェルスの勝。★昨日「言葉とカルチャ」という題で、道新5月13日の書評欄を紹介した。なにしろ今の日本、大政治家と大企業が麗麗とうそを重ねる様子で「政治・経済というメインカルチャ」が信頼を失っている。大政治家の「言葉」がことごとに言っているのとは反対の意味に聞こえるとは、ひどい話だ。「丁寧に」が「ぞんざいに」と聞こえ、「全く無関係」が「関係べったり」と聞こえ、「女性活躍社会」が「女性の貶められる社会」と聞こえ、という有様。「裸の王様」を地でゆくものだ。★栗山英樹『覚悟』KKベストセラーズ、2012年という本を入手した(108円)。日本ハムを応援して毎日素晴らしい試合を楽しませてもらっているが、栗山英樹監督その人の人物と考え方についてもっと知っていたいと思うのが自然の情である。この本は監督就任第1年の間に書かれて公刊されたので、内容がみずみずしい。当時の選手たちの思い出も読む当方の記憶に鮮やかに残っている。たとえば今私が次のような疑問を持ったとしたら、それを栗山さん自身に聞いてみたとしたら、ここに鮮やかな答弁が記されている。1.栗山さんはどのようにして北海道日本ハムファイターズという球団に採用されたのですか。2.まるで素人のように思われていたあなたが、どうやってチームを率いてこれたのですか。3.なぜ、どのように、北海道に来られたのですか(栗山町に根拠を構えた)。4.あなたに特別の野球理論があるのですか。それはどういうものなのでしょうか。5.あなたはベンチにいるときにあまり感情を表に出さない人のように見えますが、真実のところはいかがですか。★後日この本についてもう少し書く。これは書評を書くという種類の本ではない。栗山監督が自らを語った本として貴重である。
2018-05-13 15:56:00
2018年5月13日号『北海道新聞』10‐11ぺージ書評欄「本の森」をみて、驚いた。これらの本の提示は、別々のものとは思えない。一貫して「言葉とカルチャ 」のかかわりを問題にし、重大な問題提起を行っている。私はこれらの本をアマゾンにでも注文して、時間をかけて読んでみたいと思う。貧乏人もときには金を使わなきゃね。(書名と、紙面に書かれている小見出し・括弧にくくる・と、私のほんの一言の追加と、だけを示す)詳しくは道新紙面をお読みなさい。 1.多和田葉子『地球にちりばめられて』講談社。「国、言語超え相互理解埋める旅」という小見出しがついている。上田貴子記者が本人に取材した記事が載っている。2.ジョン・ウイリアムズ『ブッチャーズ・クロッシング』作品社。「苛烈な自然そのまま描く」。ここで自然という言葉が括弧でくくられている。作者は当初エマーソンが描くような西部の自然に出会うものとおもっていたが、実際に出会ったのは想像を絶するリアルな自然だったという。3.青木理『情報隠蔽国家』河出書房新社。「日米同盟の闇の深さを照らす」。日本の公文書のありようが、いまのままでいいのかという問題提起にもなっている。4.大澤真幸『サブカルの想像力は資本主義を超えるか』KADOKAWA。「ヒット作を通して現代を批判」。政治・経済・社会を主カルチャとすると、そこから外れた事件・現象はサブカルチャである。大澤が取り上げたヒット作とは、近年の日本のサブカルにかかわって評判になった作品である。5.真保裕一『オリンピックへ行こう!』講談社。「スポーツが磨く言葉の力」。言葉が磨くスポーツの力もあるという。(ここで想定されているスポーツはたいてい個人戦だろう。集団戦・チーム戦の場合はどうか。私は栗山監督の本はそういうチーム力を扱っているように思った。後日紹介する。)6.伊藤氏喜『美の日本』明治大学出版会。「あいまいな精神性の本質を問う」。日本らしさとはなにかという難しい問題に答えていることになりはしないか。★一流の新聞記者はやがて文化記者から現れるのではないか。
2018-05-13 13:02:00
2018年5月13日・日曜日・曇り・札幌。★日本ハム対ソフトバンク戦。福岡ヤオフクドーム。午後1時。テレビ、UHB。ラジオ、HBCとSТV。対ソフトバンク3連戦を2連勝で今日の試合。ソフトバンクはもう一回勝たせてくれるだろうか。★昨日の対ソフトバンク戦。2回の表に入れた5点で、5対3になっていたが、この点差を9回まで守り抜いた。2回中島選手の満塁ホームランはすごかった。「みんなびっくりした。僕もびっくりした。」(中島選手談)。じつはソフトバンクもびっくりしたそうだ。ミラクル・ナインの面目躍如。なにを隠そう福岡工業高校の出身だそうだ。ヤオフクドームは中島選手にとってはホームカミングデー。
2018-05-12 10:15:00
2018年5月11日号北海道新聞紙面から。私の注目した記事。1.‐17ページ。東札幌の銭湯・共栄湯の記事。銭湯が地域の人々の生活と安らぎの場となっていることを痛感する内容。当アイランドコーポは夏季、なるべくプロパンを使わないシンプル・ライフを勧めているが、それが可能になる条件は近所(3分のところ)にある銭湯花の湯の存在などである。所得の低い私ども共同住宅住民の生存条件が銭湯の存在であることも、忘れないでいただきたい。2.-23ページ。作家子母沢寛(道内厚田村出身の人)の特別展が中央区中島公園の道立文学館で6月24日まで開かれているという記事。子母沢作品の背骨に「負け犬」視点があったという指摘は興味深い。裏日本・日本海視点といってもよい。全日本の中で、北海道はまさに「負け犬」の最たるものではないか。私も自分のブログの視点を「シンプル・ライフ」なぞと言ってきたが、何を隠そうやはり「負け犬」なのであろう。ただね。哲人ベンジャミンのセリフではないが、かつての負け犬の視点の中に、現代の行き詰まりを切り開く重大なカギが潜められていることを忘れないでほしい。3.-8ページ。JR上場4社、東日本、東海、西日本、九州が、揃って増益という記事。JR北海道のいまの悲運と比べてみるがよい。この悲運は本当に北海道の責任かね。北海道地元の自助努力だけで解決しようというのは、どこかおかしくないかね。★ブログ(ウエブ)が発達してきて、新聞の比重が問われているが、私は新聞の重要性はいまのブログ(ウエブ)ではとても変わり得ないと思う。その理由の一つは、いまの社会のありようを構造的に示すためには、この北海道新聞の5月11日号にあらわれているように、新聞というありようが見事な役割を果たしていると思う。ブログ(ウエブ)のほうは構造性を示すのに弱い。★とりわけ「地方性」という点で、北海道新聞は道民にとって の不可欠の視点を提供しているのではないか。他方で、ブログ(ウエブ)には、抜きがたい「中央至上主義」が付きまとう。★むろん朝鮮半島核全廃なり、加計問題なり、国際的、国内的な大問題にも立派に報道の姿勢を堅持している。そのことと「地方性」は、なんら矛盾しない。
2018-05-12 10:04:00
2018年5月12日・土曜日・快晴・札幌。★エンゼルス対ツインズ戦。午前11時。テレビ、NHK、BS1. ★日本ハム対ソフトバンク戦。福岡ヤオフクドーム。午後2時。テレビ、BSフジとUHB。ラジオ、HBCとSТV。★昨夜の日本ハム対ソフトバンク戦。延長11回の裏にまで続く。5対4で日本ハムが辛勝したが、7回以降の日本ハムの辛抱は相当のものであった。クローザーの日ハム投手たち、それぞれに格別の天分があるとは見えないが、それが懸命にソフトバンク打線を抑え切った。あっぱれ。
1 2 3 4 5 6 7 8