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2018-12-25 08:53:00
2018年12月25日・火曜日・曇・札幌。★今朝、積雪少量。薄曇り。★日本の株価は、突然2万円台を千円も割ってしまった。いったいどういうことか。そして、どうなるのか。
2018-12-23 15:52:00
2018年12月23日・日曜日・曇(しかし降雪はなかった。概して暖かい日)・札幌。★わたしは、ここ20年程の日本の経済は、基本的には「大不況」であったと思っている。「景気が上向きになった」ようにみえたのは、日本政府の強力な経済介入・押上げ・があったからであろうと。とりわけ最近数年の自民党安部内閣の下では、その「押上げ」がもつとも極端に働いていた、と感じる。一番目立っているのは、国債依存政策である。そしてその裏に現れる「ばらまき」である。★とりわけ最近数年間は、日本銀行が大量の国債を事実上引き受け、大量の通貨を発行し(その通貨は一向に投資には向かわず、その多くが市中銀行の対日銀当座預金として積みあがっている)、他方でゆるい財政規律のもと、「景気振興」につながるようなバラマキを、至る場面で行っている。★本来は日本経済の根本的バロメータになるはずの日本の株式相場は、日本銀行の(国債および)株式の直接買い入れによって、いつもそこそこの株価水準を維持している(あきらかにこの株式相場は、人為的相場だ)。★問題は、こういう「体制」がいつまでも続くものとはとうてい思えない点である。★いろいろうまいことは言っているが、この「景気」は、生産性が伴っての景気ではない・ただの「数値合わせ」の景気だ。景気の力強い盛り上がりは、期待だけはしていても、根本的には表れようがない。★日本経済。複雑なバランスで出来上がっているが、この「水ぶくれ体制」、いったんバランスを崩せば、地獄へ真っ逆さま。安易な冒険や強がりは、徹底して避けることだ。どんな原因から地獄が現れるかわからないが、今の日米関係をとっても、今の日仏関係をとっても、どこがどのように発火点になるか、予断を許さぬ。★ポスト安部内閣という話題が、マスコミをちらほらにぎわしているが、極楽とんぼだろうな。いまの体制が壊れるときには、21世紀の日本の歴史に残るような惨憺たる壊れ方になり、むろん、そのあかつきには自民党政権そのものがかけらも残らなくなっていよう。(わたしは、そういうのは、希望しないよ。どうぞ今考えるべきことをしっかり考えて、自民党のどなたでもいい、見事生き残ってください。まず、おごりの心を、捨てよ。)
2018-12-22 11:02:00
2018年12月22日・土曜日・曇、朝方小雪ちらつく・札幌。★今まではだいたい穏やかな天候だったが、年末にかけてどうなることやら。★日産の元会長ゴーン氏、特別背任罪容疑で再逮捕。★わたしは西欧の伝説。トロイ国における預言者カサンドーラの役回りになるのかも。(大事件が出来し、トロイ国が跡形もとどめず消滅する運命を警告した。)検察のゴーン氏逮捕は、「検察としての正義」に従っての事であり、それが日本の国家社会にとって21世紀最大の歴史的事件の引き金になるなどという可能性は、この正義の前にいささかも揺らぐことはないという話。そういう記事にツイートしている国民的大合唱は、まさに国運をかけてでも、「ガツンとやれ」という声。★ゴーン氏の人となり、そのふるまい、そのやったこと、それは、まさに天人を恐れぬ最高の悪業で、いかなる国の人倫に照らしても最高の極刑に値するものであり、国家的大罪人と考えてよい。その品性劣悪、卑劣、卑しむべき姑息さ、その傲岸さ、その自分勝手な生き方。ツイートの全体が指し示しているのは、ゴーン氏の、日本の国家社会から見ての、このような極悪ぶりである。数千億円の罰金を科し、同時にギロチンによる死刑という刑罰を特に新設してあてはめてもよいくらいだろうと。★最近の前例は500日の拘留(佐藤優氏の場合)だったから、ゴーン氏の「極悪」ぶりからして、これから自白を得るには700日も、900日もかかるかもしれない。
2018-12-20 19:42:00
2018年12月20日・木曜日・晴れ・札幌。★申し分のない天候だった。★札幌市平岸のガス爆発。火元になったアパマン平岸駅前店での除菌消臭スプレー缶の、アパマン店内の取り扱いについて、問題がいつそう深まるだろう。★このスプレー缶は「1本1000円原価」として本部から各支店に大量供給されているものらしい。各支店は、賃貸マンションの新入居者を入居させるのに際して、「これから入る部屋を入居に際して除菌消臭する」ことを有料で希望する新入居者から、「1件1万円」という料金で「除菌消臭」を請け負う。「除菌消臭」を担当したアパマンの職員は、新入居者が入居するのに先立って、その部屋で件の除菌消臭スプレーのボタンを押して4分もそのままにしておけば、スプレーガスが部屋に充満する。これがそうたいした難しい作業のようには思えない。そして1件あたりアパマンは9000円の利益になるのだから、かなりぼろい儲けというべきだろう。★料金をもらっておきながら、この簡単な作業すら職員がし忘れた分の缶が平岸駅前店に120本溜まってしまった。おそらく本部からは平岸駅前店分として60缶が到着することになっている。支店長には溜まってしまった120本を急速に「ないものとする」処置が必要だったのではないかと思われる。★このスプレー缶はアパマンにとっては一種のドル箱で、「除菌消臭」を客に希望させることが、各職員の「熱心さ」のバロメーターのようにされていたようにみえる。このスプレー缶はもっぱら本部が各支店に供給していたようで、各支店が直接に外部から購入するようにはなつていないようだ。★なお、アパマンショップと一口で言うが、その名を名乗っている店舗の「歴史」は様々で、名前はアパマンショップでも、独立性のある店舗やグループ店舗やがたくさんある。実情は、一種の連合体だ。★多くの賃貸マンションは、アパマンショップが管理契約を結んで管理している。元来のオーナーに対してアパマンショップは入居者の「賃貸契約書」を渡すが、入居者が実際に結んだ契約書はアパマンの手中に保留し、アパマンは部屋の元来のオーナーには原契約書から何項目かの記載を「除外した」コピー契約書を渡す。★この除菌消臭スプレー缶の記載は、原契約書のほうにしかない。(ほかにも、いくつかの項目の記載が、保留されている。例えば、火災保険付保。)
2018-12-19 09:18:00
2018年12月19日・水曜日・薄曇り・札幌。★今朝までの降雪なく、日中もうまく行けば降雪がないだろう。気温は穏やか。★「未使用スプレー120本噴射、札幌・平岸爆発、密閉店内、一斉に。消臭業務せず廃棄か」道新1頁。驚くべき事件、発生。★12月16日夜、札幌市内の不動産仲介会社大手の一支店「アパマンショップ平岸駅前店」が、除菌消臭用スプレー100本余から噴射した大量のガスに誤って引火させたために、店舗は吹っ飛び、隣接する居酒屋も吹っ飛んだので、居酒屋にいた数十人の顧客が一斉に軽傷にあうという、意外な大事故が起こったばかりである。★しかし、事件の原因調査の過程で、別の意外な大事件が現れてきた。いまテレビなどで、「アパマンショップリーシング北海道」の社長が、この大量の除菌消臭用スプレーの「店としてのありよう、扱い」について説明している。この店の店長は重傷で、出てこない。(ちなみにこの大事故で起きた一人の重傷者とは、この店長のようだ。あと50人ほどの被害者はは、全て軽傷と伝えられている。)★「おどろくべき話」第一。アパマンショップ平岸駅前店は、除菌消臭スプレー缶120本を店内で一斉に全量噴射させて(各缶を噴射させて空にする措置は1本あたり4分間程度で簡単にできるものらしい)、結果的には店内を消臭ガスで充満させ、「作業終了」と店長が店内の湯沸かし器に点火したところで、引火大爆発となったと。(この件では、普通は疑われるプロパンガスの漏れとか爆発とかは起こっていなかった模様である。)店舗が吹っ飛ぶほどの大量消臭スプレー缶ガスの引火爆発というのが、この件の異常の第一。★「驚くべき話」第二。アパマンショップリーシング北海道の支店がなぜに平岸店で100本余ものスプレー缶の単純な一斉処理に及ぶことになったのか、そもそも社内でのスプレー缶がどのような業務上の意味を持っていたのかが、みかたによっては爆発事故とは次元を異にするが、本件爆発事故をはるかに上回る社会的大問題である。これで爆発して吹っ飛ぶものは、たんに一平岸駅前支店ではあるまい。★ことはあらゆる不動産仲介会社に及ぶ。アパマンと同じこのような一種の詐欺行為を、全店あげて、長らく行っていたのではないか、という疑惑である。そこだけとれば、一件当たりの金額は小さい。1本せいぜい1000円の除菌消臭スプレー缶を、1本1万円で、(アパマンの場合は)入居してくる顧客の依頼を得て、これから入居するアパートの1室の、除菌消臭スプレーに用いた(なに、缶のプッシュを押しておけば、自動的に4分で全量噴射する、という程度のいとも手軽な仕事だ)というのだが、この簡単な仕事すらさぼったスプレー缶が100本余も平岸駅前店に溜まってしまって、この会社で1店舗適正在庫量とした60本を超えていたというのだ。まずは過去3年ぐらいにさかのぼって、「代金1万円」を取り立てていた顧客に、各自1万円ないしは9000円、返せ。