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2025-03-15 07:00:00
北海道新聞・デジタル版 3/14発信記事 「ビジネス・トレンド・北海道」で、道新経済部長、宇野一征氏が、ラビダスに対して、次のような「注文」を付けた。先日の朝日新聞の井上氏の記事(ラビダスに販路があるのか)を念頭に置いてのことと思う。宇野氏の指摘では、ラビダスは2030年度に1兆円の販売を予定しているというが、現在のところ「ラビダスの販路」が具体的にはどこにどのようにあるのかが、確かに曖昧にしか思えない。ラビダスは無競争ではなく、台湾のTSMC、韓国のサムソン電子が競争者になりそうだ。ラビダスのこれまでの「説明」であると、北米に販売先が2社できそうだとは聞いているが、それ以上の具体的なものではない。このさいラビダス自体が、2030年度に予想される「販路」について、道民を安心させるような説明が欲しい、と宇野氏は注文している。こういう「説明」は「たいへん難しい」のは承知の上でそう注文している。どうせ先の記事を載せた朝日新聞はじめ、各新聞が遠慮なく責めてこよう。地元のことでもあり、道新も単純には客観的になりえないところだろうが、報道機関としては、正しく処理して道民を安心させたい。 む
2025-03-13 19:34:00
締め切り日が3/17日と近接したこともあるが、今日確定申告したら署内が恐ろしい混みようだった。/できあがっている申告書を提出するだけなら、別にそれほど混んでいるわけではない。/「何十人もの人間が椅子に座って待機している」という混みようは、税務署にゆけば税務署が用意している機械に入力するだけで申告書類ができる・はずの人々である。機械の順番を待つ人間が多い、というわけだ。例年かなり込みっていたことは覚えていたが、その用意された部屋にはとても入りきれずに別の個所に貯まって待っているわけだ。(どのみちそうなれば駐車場も混むことになる。)/納税者が前もって自分で作成した書類を持参するのなら、まずこういう混み方は起こるまい。/それにしても「所定の機械を借りて入力する手軽さ」という「作業のレベル」で処理したいと思う人が非常に多い、というわけだなあ。(税務署も近辺の道路に多くの係員を動員して混雑を整理しようとしている。)こうは書いたものの、どう考えたらいいのか、私にはわからない。ただ個人としては混雑を避けたい一心。だからがんばって前もって書いてゆく。
2025-03-11 18:46:00
井上氏の「異見」については、実際に朝日新聞の記事をよく読まれて、お考えいただきたいとだけ言っておく。今まで北海道での言論は賛成一本やりで、危惧する意見は聞いたことがなかった。/さて時代を1960年代の北海道に戻そう。当時苫小牧東部地区開発計画というものが大きな話題になっていて、小生などもその計画の調査に現地に出かけたものだ。当時は田中角栄氏の列島大改造案が話題になっていた。工業はこれから大発展する・しかし工業開発を支える土地空間は全国的にあまりにも狭小だ・ここに「苫東開発」のような大プランが、当たり前のように提案されるのである。(当時青森県なども盛んに「こういう計画を打ち上げていた。)/さて時代は急に一転して、ご存じ「資源難時代」、「公害抑制時代」という1970年代が到来する。誰もこういう時代の急転を予想しなかった。/今や苫東どころか、沿線鉄道の廃線が「現実の課題」となるありさま。/まー急変する時代をお互いよく生きてきたものだな。/奇しくも1960年代の当時であれば半導体の開発などは金の卵みたいな感があった。
2025-03-11 18:28:00
3/11日付け、朝日新聞7ページに、次のような趣旨の容易ならぬ意見が載っている。機械振興協会研究員の井上弘基という人。「ラビダスに巨費 成算なき危うさ」という記事。記事の内容は徹底した反対意見。「ラビダスは製品の販売を予定する大口顧客を持っていない」ので、ラビダスが大量生産に踏み出すのは非常に危険だ、というのが大意。さらに次のような「難点」を付け加えている。1.微細化の追求という研究路線はこれ以上突っ込んでも「効率」は行き詰まっている。2.ラビダスが「技術提供」を仰いでいるIBMは、製造も販売もしないで、もっぱら研究成果を売る事しかしていない。結論として井上氏は、大量生産のリスクが大きすぎるから、ラビダスは研究開発にとどめるべきだと。もう一回この話題について書く。
2025-03-03 18:16:00
今回ゼレンスキー氏が米国でトランプ氏と会談するも、意を得ず、英国首相と急遽会談して、英仏ウクライナの三者共同提案となるウクライナ和平案を協議したありようは、トランプ氏の「取引」に同意せず、欧州に外交を求めたことになった。さてこのことについての見解だが、北海道新聞は3/2の社説「首脳会談決裂、ロシア利する米の身勝手」で、現在の国際関係についてのあるべき原則を、堂々と述べた。根本は「武力侵攻した国を利する形で被害国に和平を強要するのは不公正だ。法の支配に基づく国際秩序を損なう事にもなる」という論点に集約されよう。おっしゃる通りだ。
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