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2025-03-11 18:28:00
3/11日付け、朝日新聞7ページに、次のような趣旨の容易ならぬ意見が載っている。機械振興協会研究員の井上弘基という人。「ラビダスに巨費 成算なき危うさ」という記事。記事の内容は徹底した反対意見。「ラビダスは製品の販売を予定する大口顧客を持っていない」ので、ラビダスが大量生産に踏み出すのは非常に危険だ、というのが大意。さらに次のような「難点」を付け加えている。1.微細化の追求という研究路線はこれ以上突っ込んでも「効率」は行き詰まっている。2.ラビダスが「技術提供」を仰いでいるIBMは、製造も販売もしないで、もっぱら研究成果を売る事しかしていない。結論として井上氏は、大量生産のリスクが大きすぎるから、ラビダスは研究開発にとどめるべきだと。もう一回この話題について書く。