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2025-03-15 07:00:00
北海道新聞・デジタル版 3/14発信記事 「ビジネス・トレンド・北海道」で、道新経済部長、宇野一征氏が、ラビダスに対して、次のような「注文」を付けた。先日の朝日新聞の井上氏の記事(ラビダスに販路があるのか)を念頭に置いてのことと思う。宇野氏の指摘では、ラビダスは2030年度に1兆円の販売を予定しているというが、現在のところ「ラビダスの販路」が具体的にはどこにどのようにあるのかが、確かに曖昧にしか思えない。ラビダスは無競争ではなく、台湾のTSMC、韓国のサムソン電子が競争者になりそうだ。ラビダスのこれまでの「説明」であると、北米に販売先が2社できそうだとは聞いているが、それ以上の具体的なものではない。このさいラビダス自体が、2030年度に予想される「販路」について、道民を安心させるような説明が欲しい、と宇野氏は注文している。こういう「説明」は「たいへん難しい」のは承知の上でそう注文している。どうせ先の記事を載せた朝日新聞はじめ、各新聞が遠慮なく責めてこよう。地元のことでもあり、道新も単純には客観的になりえないところだろうが、報道機関としては、正しく処理して道民を安心させたい。
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