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2018-07-20 14:34:00
2018年7月20日・金曜日、晴れ・札幌。★日本ハム対ソフトバンク戦。18時。札幌ドーム。テレビBS朝日。ラジオHBC、SТV。★道新30頁。砂川事件最高裁で18日に再審棄却判決があったが、弁護団は、当時田中最高裁長官が米国がわに判決の見通しを伝えるなど、「裁判の公平を欠く」行動があったことを、訴因(公平な裁判ではない)に加える主張をしているという記事。なにしろこの「自衛隊違憲」との下級審判決から起こっている「砂川訴訟」、今となっては皮肉にも、ほとんど唯一の自衛隊合憲判例となっている・政府ですらこの事件を自衛隊合憲判例として真っ先に挙げるという、有様。法治国家の法論理、もっと徹底してスマートに考えられないだろうかね。田中長官うんぬんはその間に起こった一大スキャンダル。元来ありうべきことでない。米国が当時の公文書公開に踏み切っているのは、米国人の文化では、ことは既に歴史の領域に入ったのだ。しかし日本の文化では、歴史に入ることができないのだね。こういうとき英語ではこういう。シェーム。★道新6頁。「世界水準に見劣りする」わが受動喫煙防止法。日本文化らしく、ザル法なのだ。こういうことでは、日本はオリンピックを招致する資格がないと思うが。★道新1頁。「JR北海道に400億円」国が支援するという。ただ現行の法律の下ではこういう財政支援はもう2年しかできないのだという。それならその法律さっさともう10年も延長したらどうだ。現内閣、国民が困る法律は急いでぞろぞろ作るが、国民に必要な法律は作ろうとしない。この対比が、すごいな。
2018-07-19 22:52:00
当方が管理している江別市野幌若葉町のアパートは、考えようでは夢のような学習・練習環境にある。ご披露しよう。★当アパートの場所は、驚くなかれ6つもの図書館がふだん容易に利用できる位置にある。いずれも自転車で15分の所にある。江別市市立図書館、北海道情報大学図書館、北海道酪農学園大学図書館、北海道立図書館、札幌学院大学図書館、北翔大学図書館。しかるべき立場にある人ならこれらの図書館が全部利用できる。学習、研究、調査。市立図書館、道立図書館なら、その図書館を通じて他館の本を取り寄せることもできる。(むろんこれらの施設には食堂を用意しているところもある。)★当アパートから自転車で15分ほどの位置に、江別市運動公園というものがある。この江別市の誇る巨大な野幌原生林に密着して、設けられている広い運動施設であるが、こんな広々とした立派な空間で、わたしはふだんあまり人に出会わない。長期間・長時間、集団の練習の場に使うにはぴったりだと思う。(その横に広いゲートボール場があるが、わたしはふだんあまり人影をみない。元来老人方がゲートボールに興じる場所だが。)★この野幌原生林というのは、広々とした場所で、よく自然が保護されている。この中を逍遥すれば、まる一日滞在していても飽きることがあるまい。当アパートから5分で中に入れる。★当アパートは、酪農学園大学の東側入り口から徒歩3分の所にある。さいきんできた愛隣チャペルキリスト教会という「子供のあそび」を中心とする日曜学校活動を売りにしているところへ徒歩5分。当アパートは木造だが、中の部屋は、6畳と8畳の1LDKという広さ、家族用の立派な風呂、流し、トイレを備えていて、広い駐車空間がある。部屋代2万6000円、共益費、2500円、駐車料10000円、敷金なしで、定期借家権契約。最低3か月で、お受けしよう。むろん3カ月以上滞在なさるのなら、契約を延長する。所定家具8点、最初の3か月入居の際に希望があれば9000円でお貸しする。アイランドコーポの場合のように「お問い合わせ」で問い合わせてください。★江別市野幌若葉町は村上 竜氏『理想の国へのエクソダス』て、本州の中学生が反乱を起こして逃亡してきた「理想の地」に擬されている所です。とんなところか見に来ませんか。★ただ、医療を目的に当地に来ることはお勧めしません。数年前江別市立病院の5人の医者がみないなくなって大変でした。老齢者なら、健康な人に限ります。
2018-07-19 17:55:00
国難発生とは言っても、実際には既に発生していた。今回西日本に何件も現れた集中豪雨によって、それが顕在化したということになる。★通常に起こった河川氾濫ではなくて、河川の上流にダム・貯水池があり、異常に起こった短時間の大雨で「ダムの維持」が難しくなり、緊急手段としてダムから数回放出した、これが通常は予想できない大量の氾濫となって河川の堤防を破り、短時間に広範囲の人家に1階をすつかり埋め尽くすほどの水害を与えた。こういう被害が西日本の数か所で起こった。この「西日本豪雨水害」、回復に今後どれだけかかるのか、誰も明言していない。★それだけではない。ここに明らかになりつつあるのは、「ダムを上流に作ることで、河川護岸の手間を減らしてきた」従来の治水方針が、今、根本的に再検討を迫られていることである。(ダム放水を「的確に報知する」ことにいかに厳密を期しても、「かえりみて他を言う」感がある。「対策」になるか。)★とりあえずは、いままでかなりないがしろにしていた河川護岸の抜本的強化を急ぐことだ。しかしこれでもまだ「かえりみて他を言っている」。見直すべきなのは、この「ダム」-「河川」という治水体系だ。★この問題はたんに西日本だけのことではない。同様の構図は、日本全国に及ぶ。だからあえて「国難」と言った。★ダムはそもそも多目的に作られている。水力発電というのもあったが、農業用水・上水道の水源というのがその強力な目的だった。そして水量調節。最近日本列島をめぐって気候変動の如何が語られている。6月から9月まで毎年台風が日本列島を襲うが、これに随伴する気候が年々「悪質」になってきた。十分「計算」はされなくとも、年々治水が非常に困難になってきたことは言える。(そして困ったことに、これと反対の「渇水」もまた、よく起こりうる事態であることだ。)★テレビやネットでは、わたしがいま述べたことが実際に既に言われている。しかし新聞のようなジャーナリズムは、論議を一歩手控えているように見える。政府と政治家に至っては、誰もまだこれが国難と気が付かないのではないか。(いや、気が付いているがゆえに、ほかのことを言うのかもしれない。)★ことは数日で取り掛かれるものではない。しかし逃げられる課題ではない。もし短い間をおいてまた同様の集中豪雨が西日本を襲ったらどうする。無策の為政者は許されることがなかろう。★北海道新聞7月19日号16頁。「西日本豪雨被災者に市営住宅を無償提供・札幌市が30戸」。予定場所は札幌市厚別区もみじ台団地。2DKと3DKなど。罹災証明を必要とする。家賃や敷金、駐車場使用料は全額免除されるが、光熱費や水道料、共益費は入居者負担で、入居期間は年末まで。★日本全国から同様の非常の提案があるといいな。なかんずく中国地方自体、四国地方自体。この地方を選挙地盤とする政治家はいま人一倍対策を考えていいと思うよ。
2018-07-18 23:55:00
2018年7月18日・道新夕刊11頁。「観光客キヤンセル相次ぐ」「西日本豪雨被災まぬがれたが、道後温泉は(キヤンセル3千人)打撃大きい」。その地域自体に損害がなければ、観光地・宿泊地・温泉地の観光としての運用は可能であるのはわかる。風評によってしばらく国際的・国内的来客が減るのは、やむを得ない面があろう。いずれ時間とともに実情が分かってくれば、客足も回復してくるだろうと思う。★それにしても目下中国地方と四国地方が陥っている豪雨被害回復のありようは、待ったなしで、物理的に利用可能な家屋、宿舎を大量に被害地近辺に求めており、中国地方・四国地方の名だたる宿泊地が一肌脱いだ支援が必要だと思うが、この記事からはそういう息吹は全然聞こえない。こういうのがいまの日本のはやりなのかね。わたしなどには全然理解できない。★住宅をすっかり奪われていた人々に「仮設住宅」とかを与えるといっても、その仮設住宅すらすぐはできない。準備するのに長くかかる。かの東日本大震災の時の「仮設住宅」を「必要な被災者にいつまでに用意する」のかを確約したのが、当時の管内閣のせめてもの「業績」ではなかったか。この「確約」期間約半年だった。この半年の間どういうことになっていたか。道後温泉よ、隣に在る宇和島の被災に一肌脱いでもらえないかね。人が集まったときにそういう議論はしないのかね。★最近1年ほど、四国の「関西建物」と名乗る不動産会社が、頻々と電話をかけてきて、札幌で売る家屋がないか、売る不動産がないかという。会社の案内書も送付してきたが、なかなか組織だった立派な会社のようでもある。問題はこの会社のもつハートだ。この降ってわいたような御地の豪雨被害、御社が不動産業者としてなにがしかの救援活動にはいっている、というようなニュースを聞かせてくれないか。それこそ一日に何度伺っても心温まる素晴らしい福音だ。どうですか、関西建物さん。
2018-07-18 12:38:00
2018年7月18日・水曜日・曇り・札幌。★日本ハム対オリックス戦。18時。京セラ。テレビなし。ラジオHBC、SТV。昨夜の日ハム対オリックス戦。ふがいなくも11対0で敗北。★道新1頁。「日欧首脳EPAに署名」。欧州との貿易関係を協議するのは大事なことだ。他方社説(道新6頁)にあるように、日本の農業と酪農の利益をむげに失うように思えるのは困る。★今朝テレビで(全国ニュース)倉敷市の瀬戸内海に面する立派な某ホテルの客室1000室の3分の1ぐらいしか最近埋まっていないという。わが目を疑う。ほかならぬ岡山県内に未曽有の豪雨被害が出ているときに、700室ほどの立派な設備が県民のためには生かされていなかったということか。★岡山県内の住民のためばかりではない。岡山県は豪雨被害復興のため今後とも非常な人数の「ボランティア」を県外に求めることになろう。「ボランテイア」というものは、「自分の宿泊は自分で工夫する」建前にはなっている。しかしこれは実情まことに苛酷というしかない。せめて数日に一度くらいそこそこの場所で「ボランテイア」にくつろいでいただくぐらいの智恵が現地にはないのか。そういうときに某ホテルよ、一肌脱いだらどうだ。★東日本大震災の時も、宮城県の県外からの「ポランテイア」の緊急時宿泊所や連絡所は仙台市になっていて、仙台市は大混雑。そのご何年もの間、仙台に宿を取ろうとしても宿がさっぱりなく、遠い秋保温泉しか空いてないというような始末。某ホテルさん。いまうしなっても、数年後にはちゃんと取り戻していますよ。少しは今のことを考えなさい。★地方ではホテル・旅館業者の政治力が強力なので、県や市ではらちが明かないかもしれない。そこへゆくと国政レベルでは、ホテル業・旅館業は一流の産業とは言えない。国なら、口が利ける。官邸は、宴会ではなくて、しかるべく岩盤規制突破の工夫をなさったらどうか。まさか強制収用法とは言わないが。