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2017-06-27 21:03:00
14歳の藤井4段が、昨日増井4段を破り、29連勝という新記録を樹立した。新しいヒーローの誕生である。将棋は竜王戦の最中で、この藤井-増井戦も竜王戦の一端、その第1戦である。藤井4段がこのまま勝ち進めば、最後は竜王となることになる。もっともこれから出会うはずの相手は、だんだん強い相手になってゆくので、連勝が続くことはたいへんに奇跡的ではあるが。藤井4段の出身地である愛知県瀬戸市では、市民が万歳をしていた。★さてこの藤井4段の強さの秘密は?外見的にいえることは、彼の将棋が、「詰将棋研究に支えられて終盤に強いこと」、「定跡にこだわらないこと(桂馬が早々と飛び出す)」、「王将をあまり囲わないこと」、「AI研究に支えられて、『良い手』を相手より余計に差し、『悪い手』を相手より少なく指すこと」だ等々、テレビで解説者が話していた。★この「良い手」「悪い手」というのはコンピューター・ソフトが判断する「良い手」「悪い手」なのだそうで、つまりコンピュータ・ソフト的評価を加えないと藤井4段の評価ができないということらしい。いずれにせよ21世紀的な将棋ヒーローの誕生だ。(たしかかって羽生名人が「コンピュータ」とあだ名を奉られたことがあった。)総じてたいへんに粘り強い棋士で、古い有名棋士中では大山名人に似ているのではないか。
2017-06-24 23:24:00
最近数日間、加計学園問題に関する総理官邸の対応をめぐる話題が、ウエブに満ち溢れて、いろいろの切り口を示し、それらのウエブ記事を読むだけでも忙しかった。近年およそこれほど政治と行政の裏表の情報と意見交換が遺憾なく行われたことは珍しいのではなかろうか。★ところが今夕、わが目を疑うニュースがウエブに流れ、正直のところ唖然とした。いったいこれを口にした総理は、自分が何を言っているのか、わかっているのだろうか。★記事というのは、6月24日14時11分に配信された「時事通信」の「獣医学部、今治以外にも=日欧EPAの来月合意を-安倍首相」(この記事には膨大な数のコメントが既についていて、たいへん批判的である)。なお、同20時12分「読売新聞」のウエブ記事「首相、獣医学部新設『今治市だけに限定しない』」が配信。同21時18分「毎日新聞」のウエブ記事「獣医学部『今治だけに限定せず』新設に意欲」が配信された。★なにしろ最近の加計学園問題をめぐるメディアの大紛糾では、「大新聞」とされているところでも「ぴったりと政府側に着く」という「定評」のあるところが出てきているから油断ならない。私は上記3つの記事では毎日新聞配信のものがもっとも「客観的」に見えた。「今治市だけに限定する必要は全くない。地域に関係なく、2校でも3校でも、意欲ある所にはどんどん新設を認めていく」、「獣医師会の強い要望でまず1校に限って特区を認めたが、中途半端な妥協が疑念を招く一因になった」、「さらに首相は、規制緩和が特区から全国へ拡大した過去の例を挙げ、獣医学部新設も『速やかに全国展開したい』とした」(私は毎日新聞ウエブから拾った。しかしこういう拾い方は内容をあいまいにしやすい。諸兄姉自ら上記のウエブやコメントを読まれるがよい。)
2017-06-24 03:11:00
2017年6月23日。日ハム対楽天の三連戦。札幌ドーム。その第1戦。大谷選手がベンチに入っただけで、チームがこれほど活気ずくとは、スゴイ。結果的にこんな楽勝は、最近に珍しい。中田が2本もホームランを打つとはね。
2017-06-20 15:00:00
セパ交流戦が済んだ。北海道日本ハムファイターズ、大体が五分の星で交流戦を切り上げた。しかし日ハムは、この間「大少牌」だったわけだろう。★大谷選手が戻ってくると報じられた。近藤選手もそう遠いことではあるまい。この2枚の切り札が戻ってくれば、表題に書いた通りに、日ハムの上位進出は確実となろう。★とはいえ、いろいろややこしい事情もある。ここに私の「迷案」を進言する。1. 四割打者の近藤は、1塁を守らせ、3番を打たせたらどうか。四割打者だから、常時出場させたい。しかし、体の上の不安がある。だからあえて1塁手にしたらどうかというのだ。2. 大谷と中田は、交代で出場することにし、出る時には4番、DH。出ないときにはピンチヒッターとしてベンチに待機する。大谷が出ていない場合は、リリーフピッチャーとして出ることも考えられる。3. 1-2番は、大田-松本、西川-田中など、いろいろの組み合わせがありうる。4. 5番か6番にレアードを置く。5. もと巨人の面々、このところ大いに打力を上げてきた。大田しかり、市川しかり。★このような次第で、守備攻撃共に恐るべきチームが出来上がる。楽しみですね、栗山監督。
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2017-06-16 16:30:00
2017年6月16日 セパ交流戦も、日ハムは、昨日で中日との三連戦を終え(2勝1敗)、今日からヤクルトとの三連戦を残すのみとなった。★交流戦成績は今日までのところ「中くらい」だが、毎回見ごたえのある試合を見せてくれた。★昨日の対中日戦。巨人からきた選手たちの活躍が非常に目立った試合だった。矢野のヒットに大田のヒットと繋げたり、中日のランナー1-3塁を、捕手市川が、ライトからの返球を受けて3塁からのランナーを刺し、すぐ2塁に投げて1塁からのランナーを刺して、あっというまに危機が解消したり、3塁ランナー大筋の好判断で1塁ファウルが補球されると同時にスタートして1点を奪ったり(この好判断で、お立ち台に立つ)、まさに「巨人デー」となった。みなさんいまや立派に日本ハムを支える選手になりきっている。こういうありさまはみていてほのぼのとしていて、楽しい。★栗山監督の「ゲーム造り」を、おおいに楽しませてもらっている。(あまり内訳を言うのも、余計のことかもしれない)