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2024-11-21 06:46:00
今朝のNHKニュースで、米国の次期大統領トランプ氏は、日本をはじめとする諸外国に最高20%の関税をかけると言っている。中国には最高60%であると。こんなひどい対外政策はありうるところではない。これで相手国が報復関税を米国にかければ、これぞ1世紀ほど前の1930年代の、世界中の国々が対立して自国の世界市場を囲い込んだ「アウタルキー時代」、軍事的には米英等と日本・イタリア・ドイツ等いわゆる枢軸国が対立した「ファシズム時代」だろう。ついこの前閉幕したG20は、世界の自由貿易体制の継続を政策として宣告した。これが現在の世界の総意だろう。/確かにトランプ氏は国内の中産労働者たちにこういうことを公約して選挙戦に勝った。しかし米国が急に180度自国の国策を転換することに現実になれるものかどうか。米国民よ少しは考えよ。